バックパッカーに大人気の国、インド。「インドに行くと人生観が変わる」と言われているくらい、日本人の常識を覆す経験を沢山出来る国です。一度は行ってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
今回は、インドを訪れたらぜひ訪れて欲しいスポットや、体験してほしいこと、祭り、食事などをすべて紹介します!
インドのお祭りに参加する
インドは「宗教の国」と言われるほど、生活と宗教が密接に関わっており、お祭りも盛大に行われています。他民族国家でもあるインドでは、ヒンドゥー教だけでなく、各宗教のお祭り、地域ごとの祭りなど、年中お祭りが開かれています。
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特に、日本でも大人気の「color run」や「COLOR ME RAD」の元祖でもある「ホーリー(Holi)」は、インドやネパールで開催されるヒンドゥー教最大のお祭りです。インド三大祭りの一つで、元々は豊作祈願のために行われていましたが、悪魔祓いの伝説などが混ざり、現在の形になりました。
毎年3月に開催されており、祭りが始まると観光客にも容赦なく色粉や色水を掛け合い、あっという間に全身がカラフルに染まります。
ホーリーの他にも10月に10日間にわたって夜遅くまで花火や音で盛り上がる「ダシャラー(Dassera)」や、10月末から11月初めにインド歴の新年を祝して、新月の夜に一斉に人々が光を灯す「ディーワーリー(Diwali)」が開催されるなど、沢山のお祭りがインド国内各地で開催されています。1度は参加してみたいですね。
タージマハルを見に行く
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インドと言えば、世界遺産にも登録されているタージマハル。せっかくインドに来たのなら、ぜひ一回は足を運んで実際に見たいですよね。
「世界でもっとも美しい霊廟」と呼ばれるタージマハルは、ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若くして亡くなった最愛の王妃のために22年かけて建てた白大理石造りのお墓です。
左右対称の姿や眩しいほどの白さが印象的ですが、建物内部に入ると象嵌細工と呼ばれる繊細な彫刻が施され、見ごたえがありますよ!
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タージマハルを見学したら、周辺を散歩してみるのも良いですね。
列車で移動する
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インド国内を移動するなら飛行機か列車を使う人が多いですが、ぜひ列車に乗ることをお勧めします。
インドの列車といえば、「時間通りに来ない」、「発車ホームがいつも違う」、「明らかに定員超えの満員列車」など、とにかく日本では考えられないことが日常茶飯事に起こります。
インドの列車は8つもの等級があり、中でも予約不要のセカンドクラスは現地のインド人たちが座席を取り合い、もみくちゃにされることを覚悟しておきましょう。「インドのぎゅうぎゅうの車内を体験したい!」という方はせっかくの機会なので挑戦してみましょう。想像以上なので、長距離移動には向いていないです。
一方、エアコン付きの列車(ACクラス)は外国人観光客やインドのビジネスマン、中級以上の家族連れなど客層は悪くありませんが、予約が必要です。
ガンジス川で沐浴をする
ヒンドゥー教徒の聖地であるガンジス川には、毎朝インド全土から巡礼に訪れた人が沐浴をする風景が見られます。
彼らは母なるガンガーで沐浴をすることで現世の罪を洗い流し、来世の幸福を祈っています。バラナシを訪れた際には、現地の人々に混ざり沐浴体験に挑戦するのも良いでしょう。
しかし、バラナシを流れるガンジス川は大変汚染されています。「ガンジス川で沐浴をした日本人の8割は病気にかかる」と言われるくらい、免疫のない日本人には覚悟が必要な体験でもあります。