東シナ海の尖閣諸島を護る「尖閣神社」
Photo by Mayumi
かの国との領土問題で、なにかと話題の尖閣諸島。その尖閣諸島が、じつは石垣市に所属する島々だって知っていましたか?
尖閣諸島の最西端に位置する魚釣島(うおつりじま)にもともと鎮座された尖閣神社は、2000年に不法上陸した中国人によって破壊され、2008年に石垣島のこの地に再建されました。
ひっそりとたたずむ小さな神社ですが、尖閣諸島を守護する御祭神は伊勢神宮から勧請した天照大御神(アマテラスオオミカミ)。国土安泰や開運隆盛、勝負運などをつかさどる神様ですから、ぜひ今後の尖閣諸島の明るい未来を祈りたいですね。
・名称:尖閣神社
・住所:沖縄県石垣市桴海 字桴海大田273-88
・地図:
・アクセス:新石垣空港から車で約20分、石垣港離島ターミナルから車で約30分
石垣島のB級スポット!?「龍神鍾乳洞(八重山鍾乳洞)」
Photo by Mayumi
太古の昔、琉球石灰岩が海底隆起・浸食して生まれた琉球の島々。そのため、各島には大なり小なり鍾乳洞が存在します。
石垣島でもっとも知られているのは「石垣島鍾乳洞」ですが、実はそのすぐそばに、石垣島鍾乳洞とよく間違えられる「八重山鍾乳洞」があります。こちらはほぼ無人営業で、入場料がそこそこ高い割に施設の一部が荒廃し、その見た目のシュールさから「石垣島唯一のB級スポット」「珍スポット」などと揶揄されています。
とはいえ、駐車場前にそびえる巨大なガジュマルの樹や「日本一大理石シーサー 200年前に作られた(原文ママ)」と書かれた特大シーサー像などはなかなか迫力があります。
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いくつか見学できる鍾乳洞の中でも、少し離れたところにある「龍神鍾乳洞」は比較的規模が大きく、途中天井穴から光が降り注ぐスポットはなかなかフォトジェニック。
ただし、洞内は照明が切れていたり薄暗かったりで、ライトなどの持参は必携。若干、肝試し的な要素も漂っているので、マニアにおすすめです。
・名称:龍神鍾乳洞(八重山鍾乳洞 敷地内)
・住所:沖縄県石垣市石垣2006
・地図:
・アクセス:新石垣空港から車で約20分、石垣港離島ターミナルから車で約10分
名もなき1本のマングローブとサンセット
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こちらは、石垣島西部、名蔵地区の海岸に1本だけポツンと海中にたたずむ名もなきマングローブの木。
サンセットに照らされた姿がノスタルジックで印象的で、最近フォトスポットとして注目されています。
ガイドブックではあまり紹介されないローカルスポットです。ぜひ“映え”の一枚をねらってみてくださいね。
・名称:一本マングローブ
・住所:沖縄県石垣市名蔵1028−1
・地図:
・アクセス:新石垣空港から車で約20分、石垣港離島ターミナルから車で約15分
王道から外れるのも旅の醍醐味!
「この島に来たらこれを楽しむべき」「この旅はこうあるべき」、そうして立てた王道プランは、限られた時間内で楽で効率的に楽しめるひとつの旅のスタイル。とはいえ、それもやり過ぎると、ちょっとマンネリ気味になったりなったりしませんか?
そんなときには、思い切って王道や定番の殻を破り、気の向くままにふらりと外へ繰り出せば、思いがけない出会いや発見、新たな世界が広がるのも旅の醍醐味!
ぜひ、自分だけの石垣島の楽しみ方を見つけ出してみてくださいね。