社殿から社殿は廻廊で結ばれています
本殿や能舞台などの社殿は廻廊で結ばれています。幅4mの廻廊の床板には、やはり目透かしと呼ばれる隙間が作られています。現在、廻廊の床板は本来のものの上に参拝者が土足で歩けるように覆い板が敷かれた二重構造になっています。
勅使橋とも呼ばれます
美しい反橋ですが、かつては重要な祭事の折などに天皇の使いである勅使がここを渡って本社に入ったので勅使橋とも呼ばれました。擬宝珠の刻銘を見ると毛利元就・隆元父子が再建した事がわかります。
和風、唐様とりまぜた五重塔
1407年に建立されたと伝えられる五重塔は檜皮葺の屋根は和風ですが、屋根の反りが大きいのは唐様を取り入れています。内部は唐様の造りになっています。
弥山に登ってみましょう
厳島神社の背後には原始林が広がっています。古くから神域として神職でも祭事以外は上陸できなかった宮島ならではです。健脚なら歩いても、簡単に登るならロープウェーもあります。
山麓の紅葉谷公園はその名のとおり紅葉の名所ですし、神仏習合の時代を経たたくさんの寺院も点在しています。頂上からは美しい瀬戸内の海や四国まで見ることができます。
まとめ
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平家にあらずんば人にあらずと言われた平清盛の栄華の跡がしのばれます。
潮が満ちている時と引いている時では景色が全く違って見えますので時間に余裕を持って訪れましょう。
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