ライター

2000年生まれ、長崎県出身。生涯旅人を目指す24歳。旅が好きで、現在はパートナーとド派手シエンタで日本一周中。「その人らしさ」を引き出すインタビューと、「臨場感と地域の魅力」を伝える執筆を得意とする。旅と人と世界遺産が好き。「正しい道ではなく、楽しい道を選ぶ」ことをモットーにしている。

日本一周をはじめて、7ヶ月。

これまで東日本を中心に、50ヶ所以上のさまざまなご当地グルメ店を巡ってきました。

今回は、日本一周をしていて、個人的においしいと思ったご当地グルメを関東・中部・近畿・東北・北海道地方からそれぞれ厳選して、5つ紹介していきます!

どの都道府県もグルメの宝庫だったので、今後西日本を巡るときも、どんななおいしいものに出会えるのか楽しみです。

【群馬】めん処 酒処 ふる川 暮六つ|日本一すするのが難しいうどん

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群馬三大うどんの一つ、幅広い麺が特徴の「ひもかわうどん」。幅が10〜20cmにもなる麺は、うどんとは思えない、まるで1枚のシルクのような美しいフォルムをしています。

私の顔と比べてみても、サイズ感はご覧の通り。顔とほどんど変わらない麺の大きさに驚きました。


試しに、その形のまますすってみました!食べてみて実感する面の太さと滑らかさに脱帽。食べるときは、口に入る大きさに折りたたむことをおすすめします。

もちもちとコシが強い食感の麺に、濃いめの醤油ベースの温かいつけ汁が絡んでしっかりとした味わい。食べ応えはバツグンで、私は普通サイズで満腹になりました。

開店前から長蛇の列ができるほどの人気店なので、早めの時間に行って名前を書いておくといいでしょう。

■詳細情報
・名称:めん処 酒処 ふる川 暮六つ
・住所:群馬県桐生市相生町2丁目735-15
・地図:
・アクセス:相老駅から徒歩約6分
・営業時間:11:00〜14:00、17:30〜21:15
・定休日:毎週月曜日、火曜日
・電話番号:0277-47-8190
・料金:1,000円前後
・公式サイトURL:めん処 酒処 ふる川 暮六つ

【長野】ころぼっくるひゅって|霧ヶ峰の絶景とともに味わうコーヒー


標高1820mの霧ヶ峰にぼつんとたたずむ小さな山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」。カフェのテラス席からは、高原湿原を一望することができます。

店名は、アイヌの説話に登場する小人「ころぼっくる」が由来だそう。可愛らしい名前に思わずほっこりしてしまいますね。

私は、お店の名物サイフォンコーヒーとキャラメルミルクコーヒーを注文しました。ころんとした可愛らしい見た目とは裏腹に、強い苦味と少しの酸味が特徴の本格的な味わい。

雄大な景色を眺めながら、開放的な空間でティータイムを楽しむ時間は、まさに至福のひとときでした。

なにも遮るものがないこちらの特等席は、1席のみ。ぜひ、訪れた際にはコーヒー片手に霧ヶ峰の大自然を味わってみてください。

■詳細情報
・名称:ころぼっくるひゅって
・住所:長野県諏訪市 霧ヶ峰車山肩
・地図:
・アクセス:茅野駅より強清水経由上諏訪駅行「車山肩」バス停より徒歩1分
・営業時間:9:00〜16:00
・定休日:毎週木曜日
・電話番号:0266-58-0573
・料金:1,000円前後
・公式Instagram:ころぼっくるひゅって

【滋賀】つるやパン木之本本店|意外な組み合わせでできた名物パン


地元で絶大な人気を誇る、創業1951年の老舗パン屋「つるやパン」。パンをモチーフにした可愛らしい看板が目印です。

お店の名物は、細かく刻んだたくあんとマヨネーズをはさんだ「サラダパン」。黄色と緑の色鮮やかなパッケージにも目を惹かれます。

味の想像がつかない異色の組み合わせですが、たくあんの塩辛さとマヨネーズの酸味がマッチしていて、クセになるおいしさです。噛むたびに聞こえてくる、たくあんのシャキシャキとした食感もサラダパンならでは。

最近では、サラダパンのイメージカラーを使用したレトロポップなグッズも販売しており、その人気に拍車をかけています。

ビワイチや街歩きの途中に、ひと休みして足を運んでみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
・名称:つるやパン木之本本店
・住所:滋賀県長浜市木之本町木之本1105
・地図:
・アクセス:JR木ノ本駅から徒歩約7分
・営業時間:月〜土 8:00〜18:00、日・祝 9:00〜17:00
・定休日:無休(臨時休業あり)
・電話番号:0749-82-3162
・料金:180円
・公式サイトURL:つるやパン木之本本店

【青森】札幌館|味の想像ができない魅惑のラーメン


青森駅から車で10分ほどの場所にある「札幌館」。青森ソウルフードの「味噌カレー牛乳ラーメン」が看板メニューであり、常に人気の一品です。

カウンターの席からはつくっている様子を見ることができました。スープはなかなかの量の味噌、カレー粉、牛乳を入れてつくられていました。

口に入れた瞬間、カレー、味噌、牛乳の順に口の中に味が広がり、それぞれが絶妙にバランスをとっていて、まろやかでコクがある一杯。スープまできれいに飲み干してしまいました。

少しB級グルメを感じる見た目とネーミングの「味噌カレー牛乳ラーメン」青森にきた際はぜひ、食べてみてください。

■詳細情報
・名称:札幌館
・住所:青森県青森市石江岡部56-3
・地図:
・アクセス:青森駅から車で10分
・営業時間:11:00~15:00、17:30~19:45
・定休日:毎週月曜日、火曜日
・電話番号:017-782-1765
・料金:1,000円前後
・公式サイトURL:-

【北海道】なごやか亭白石本通り店|パフォーマンス力随一のお寿司屋さん


北海道で回転寿司といえば、「トリトン」が有名ですが、圧倒的演出でその場の空間までも楽しめる「なごやか亭」も人気です。

目玉商品は、軍艦からあふれるこぼれいくら。太鼓の音が響き渡り、かけ声に合わせていくらを盛っていくパフォーマンスが魅力です。

私のおすすめメニューは、こぼれ甘エビです。通常2匹のところ、10匹以上のせてあり、その姿はまるでお城のよう。プリプリの甘エビを心ゆくまで堪能できます。

さらに、テーブル席には扉がついていて、半個室状態でゆっくりと食事時間を楽しむことができます。

確かな味のおいしいお寿司を求めるならぜひ、「なごやか亭」へ!

■詳細情報
・名称:なごやか亭白石本通り店
・住所:北海道札幌市白石区本通6丁目南3-11
・地図:
・アクセス:札幌駅から車で約15分
・営業時間:11:00〜22:00
・定休日:1月1日・2日(12月31日は営業内容が異なります)
・電話番号:011-861-7575
・料金:3,000円〜4,000円程度
・公式サイトURL:なごやか亭

ご当地グルメを巡る旅に出よう!

盛岡でわんこそばを100杯食べたとき
近年、グルメスポットに行かなくても、お取り寄せやアンテナショップで気軽に購入することができるようになりました。

しかし、名物発祥の歴史的背景や、その地の空気感、地元の人の想いなど、その地に行かないと知り得ないこと、出会えないものも多くあります。ぜひ、気になるご当地グルメがあったらその地へ足を運んでみてください。

あなたの旅は、さらに面白いものになることでしょう。

ご当地グルメを巡る旅へ、あなたも出かけてみませんか?

All photos by Haruka Nakamura

ライター

2000年生まれ、長崎県出身。生涯旅人を目指す24歳。旅が好きで、現在はパートナーとド派手シエンタで日本一周中。「その人らしさ」を引き出すインタビューと、「臨場感と地域の魅力」を伝える執筆を得意とする。旅と人と世界遺産が好き。「正しい道ではなく、楽しい道を選ぶ」ことをモットーにしている。

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