外国人から好かれている日本食といえば、寿司・天ぷら・焼肉といったイメージ。でもそれだけではありません!むしろ、B級グルメ的な食べ物が人気だったりするという事実をご存知でしょうか?
今やSUSHIだけじゃなく、TAKOYAKIやAGEDASHIなどの英語も誕生しつつあるんです。実際に私が海外の飲食店で働いていた生の情報を、ランキング形式にしてお伝えしたいと思います!
(この統計はオーストラリアのある都市で行ったため、他の国や都市では違うかもしれませんのでご了承下さい。)
第1位 なにわのB級グルメ!たこ焼き!
栄えある第1位は、大阪のB級グルメとして有名なたこ焼き!外はカリッ中はふんわりとした食感と、コリコリとしたタコが中から出てくるのが面白い発想だそう。甘辛いソースも日本独特の味で美味しいと言っていました。
お酒のおつまみとして好まれているようで、約8割のオーストラリア人が注文していました!もちろん家族連れにも大人気。
たこ焼きはみんなでワイワイ楽しみながら簡単に作れる食べ物なので、外国のお友達に振る舞ってあげると喜ばれること間違いなしです!
第2位 おつまみの定番、枝豆!
日本では”とりあえず最初のおつまみ”として必ずと言ってもいいほど注文される枝豆は、外国人からも絶大なる人気の一品。日本人と同じ感覚で最初にスピードメニューとして注文する人が多いです。
ただし外国人は醤油やラー油、ガーリックなどを枝豆にディップして食べたりします。塩味だけでは物足りないとは…やはり濃い味好きな人が多いんですね!
第3位 カリッふわっの揚げ出し豆腐!
豆腐はヘルシーな食べ物だという考えが広まっているようで、主に女性から人気があります。外国には「出汁」の概念がないため出汁って何?と聞かれることもありましたが食べてみると気に入ってくれる方が多かったです。
外側はカリッとしているのに、中はふんわりとした豆腐が出てくるのがたまらなく美味しいと絶賛していました。
第4位 たたき系!(ツナたたき、サーモンたたき、ビーフたたき)
意外と人気だったのが「たたき系」の食べ物。ツナ、サーモン、ビーフどの食材であっても好まれていました。
軽く炙ってほぼ生の状態で食べるという習慣はあまりないようですが、それが逆にウケていたようです。
サラダと一緒に食べるのが外国人流!
第5位 味噌汁はまるでスタバのコーヒー感覚
日本ではご飯のサイドに置かれ食事と一緒にとる汁物という存在の味噌汁ですが、オーストラリア人はMiso soupをコーヒーのようにテイクアウトして飲む傾向があります。
初めは味噌汁のみのオーダーに戸惑っていましたが、まるでスタバのコーヒーを飲むかのように歩いている姿を見てからは、味噌汁をとてもカッコいい飲み物と思うようになりました。
味噌は日本独特の味ですが外国人からも好まれているので、スーパーなどで簡単に手に入る調味料の1つです。
逆に人気がない日本食
日本人からは人気がある食べ物なのに何故か外国人にはウケない…。ズバリその食べ物とは「焼きおにぎり」「卵焼き」「鯛の刺身」です!
日本のソールフードとも言えるおにぎりですが、表面の焦げ目を見て、焦げているけど食べられるの?と聞かれたことも。焦げ=廃棄物と考えられているようですね。
卵焼きを「Japanese omeletteだよ」と説明すると、ほぼ確実に「フーン」という顔をされます。焼いた卵は朝食に軽く食べる物で、わざわざ外食してまで食べることないという感じなのでしょう。
日本人は居酒屋に行くと、高確率で出し巻きを注文しますが!