ジョグジャの食事は、日本人の胃と舌にやさしい
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平均的に辛い味付けが多いインドネシア料理の中で、ジョグジャの料理は甘い味付けが多いため、日本人の舌に合います。インドネシア国内でも、美食の街として知られているジョグジャで食べたい料理をご紹介します。
ジョグジャ名物・映えない料理「グデッ」
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ジャックフルーツを甘く煮込んだ佃煮、牛皮の油部分、ゆで卵を混ぜて食べるのがこのグデッという料理。全ての具が茶色いため面白いくらい映えないのですが、味は絶品。ジョグジャ以外では中々食べられない料理ですので、ぜひ挑戦することをおすすめします!
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ちなみに、ジャックフルーツはこのようなど大きい果物です。
日本人が大好き、優しい味のソトアヤム(チキンスープ)
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ジョグジャに訪れた日本人がかなりの確率で気にいるのがソトアヤム(チキンスープ)。ソトはマレーシアやジャカルタでも食べられますが、各地で微妙にスープが違います。ジョグジャのソトは鶏がらスープのあっさり、ほっとする味です。
小さいオレンジを絞って食べるのですがこれが最高に美味しい!最初にオレンジつけた人、天才です。
バッピア
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ジョグジャのおみやげといったらこれ、バッピア!インドネシア人はダンボールで買って村に配るほど大好きです。
3cmくらいの小麦の薄皮で緑豆の餡を包んだおまんじゅうで、ほろっと崩れるやさしい甘さがおやつにぴったり。お土産に最適な個包装タイプもありますよ。
ここにしかない絶景、ジョンブラン洞窟
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インドネシアの大自然が作り出した絶景を見るなら、ジョグジャ近郊にあるジョンブラン洞窟。ここは写真のように、洞窟の天井から降り注ぐ光のシャワーを見ることができるスポットです。
満足度が非常に高いので、ジョグジャで2日間の自由時間がある人には必ずおすすめしています。6〜8年前に開発されたばかりの観光地で、1日80人しか入れない、まさに秘境。その景色は息を飲む美しさ。
写真も十分美しいのですが、実際に目で見る美しさにかなうものはありません。
・名称:ジョンブラン洞窟
・住所:Jetis Wetan, Pacarejo, Semanu, Gunung Kidul Regency, Special Region of Yogyakarta 55893
・地図:
・アクセス:市内から車90分(公共交通機関はないのでツアー参加が一般的)
・営業時間:10:00〜14:00(入場は10時締め切り,繁忙期は7時に定員に達して締め切ることも)
・料金:Rp500,000(約4,000円)
・所要時間:3〜4時間
・オススメの時期:5月〜11月
ジョグジャでは美しい小道散策を楽しめる
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車では入れないような小さい住宅街が、とても素敵なのがジョグジャ。住民は自分で壁を塗ったり、ガーデニングしたり、日々自分を取り囲むものの美しさに気を配っています。
また、インドネシア人は鳥が大好き!軒先にも色々な鳥かごが吊るされていて、眺めるのが楽しいです。
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おすすめの散策スポットは、市内中心部のマリオボロ通り。マリオボロ通りはジョグジャ最大の繁華街ですが、大通りから少し外れた小道に入ると、このようなのどかな生活風景を覗くことができます。
・名称:マリオボロ通り
・住所:Jl. Malioboro Sosromenduran Gedong Tengen Kota Yogyakarta Daerah Istimewa Yogyakarta
・地図:
・アクセス:公共バス有
物価が国内で一番安く、高級ホテルに安く泊まれてしまう
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ジョグジャはインドネシアで1番物価が安く、高級ホテルにも格安で宿泊できます。
参考に5つ星ホテルの価格を提示すると、シェラトン1泊約8,000円(1部屋)ほど、ハイアットでも10,000円(1部屋)ほどで泊まれてしまいます。
ちなみに、上の写真の朝食をプールに浮かせながら頂く「フローティングブレックファースト」ですが、2人で約2,700円とかなりリーズナブルな設定です。
4〜5日の連休をとって、ジョグジャを旅行してみませんか?
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ジョグジャ旅行の所要日数は、移動時間含めて3〜4日が平均的。5日間あれば、かなりの観光地を訪れることができます。
私は観光局員としてすでに半年この都市にいますが、いまだに毎日新しい発見があり、どんどんこの街が好きになって行く日々です。多くの日本人に知られていないのが、本当にもったいないほど素敵な場所だと感じます。
みなさんもぜひジョグジャに訪れ、バリとはまた違った、本来のインドネシアを体験してみませんか?