当時30歳、出版社を独立して4年。プレッシャーで潰れそうになった私は、スリランカを訪れた

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(ボーッとしていいんだから)
(何も考えないでおこう)。

そう念じながらも、気づくと日本でやり残した仕事や、何気なく発した些細な失言、過去に失恋した時のショックな気持ち、未来への漠然とした不安、もう、雑念のオンパレード!

いかに普段の自分が頭をフル稼働させながら、些末なことを何万回もリフレインさせているのかを痛感させられました。

最後の最後はようやく深いリラックス状態に入ることができたのですが、シロダーラはこれだけでは終わらなかったのです。

 

スタッフや医師のみなさんのおかげで、2日後にはすっかり回復。むしろ、憑き物がとれたようにすっきり爽快! 頭を支配している雑念や心のモヤモヤが吹き飛んでしまって、世界がよりまぶしくクリアに見えるし(本当です!)、心も身体も軽い。

(こんなに絶好調なのは、いったい何年ぶりだろう…)。

アーユルヴェーダ、すごすぎます。

 

知らず知らず、ためこんでいた毒

きっと、日本の忙しい日常の中で、知らず知らずためこんでいたストレスや毒が一気に吹き出したのだと思います。

私は 4年前までは出版社に勤務する会社員でした。いつもどこか自分で自分の内側にある膨大なエネルギーをもてあましていたように思います。

旅をするだけでは飽き足らず、会社員時代に匿名で OL ブログを書いてみたり、「1日1冊本を読む!」とビジネス書から小説まで本を読みあさったり、100万円近いお金を使ってセミナーを受講したり、いろんなことに挑戦する 20代を過ごしてきました。

 

未熟で未完成な自分だったけれど

世間的にはいい大学を卒業して、有名な会社に入って、順調そのものだったかもしれないけれども、20代半ばには「抑うつ状態」と診断されて休職を余儀なくされたこともありましたし、いつも心のどこかで「自分の人生は、こんなものじゃない」と、くすぶっていました。周囲から見たら、とても一生懸命だけれど、ちょっぴり「痛い人」だったと思います。

いろいろな心境・環境の変化とご縁があって、4年前に独立。輝かしい実績はなく、ビジョンも肩書きも定まっていないまま、30歳という年齢で会社を飛び出しました。

未熟で未完成な自分だったけれど、20代にもがいてもがいてもがき続けた自分が、30代で何か自分にしかできないことをつかみたくて、がむしゃらに走り出しました。

 

以来、少しずつ人の目にとまるようになり、憧れだった本を書いたり、テレビ番組のコメンテーターを務めたり、大学講師をするなど、現在に至る多様な仕事につながっていったのです。

将来は見えていなかったですし、成功する保証もなかったけれど、「おもしろい!」と思ったことを体当たりで挑戦してきて本当によかったと、今は心から思います。

 

息切れした自分へのプレゼント

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photo by shutterstock

でも、その一方で、何年も全速力で走ってきて、そろそろ「息切れ」をしている自分にも気づいていました。どんなに寝ても疲れがとれない。プレッシャーで胃が痛い。時々人に会うのが億劫に感じるし、たびたびなぜか涙が出る……。

 

(ああ、ちょっと休息するタイミングかもしれない)。

そうした時にやってきたのが、スリランカへの招待旅行だったのです。「Love & Travel」をコンセプトに大人の旅をプロデュースする旅行代理店 PINK さんとのタイアップ。

「スリランカに行きませんか?」。そう声をかけてもらった時、すごくすごく嬉しかった。どこかで誰かがこの状況を見守ってくれていて、10日間の旅をプレゼントしてくれたのだと思いました。

 

「シロダーラ」から回復した後は、世界遺産を観光したり、紅茶の産地として知られるキャンディにて、ジャカルタから遊びにきた日本人の友達と合流して食事をしたり、コロンボで雑貨の買い物をしたりと、思い切りスリランカを堪能。

「スリランカはリピーターが多い」とは聞いていましたが、旅の終わりに「また来よう」と思わずにはいられない、優しくて穏やかな魅力にあふれていました。

 

「これまでの私」から「なりたい私」になる時間

帰国後の私は、明らかに変わったと思います。仕事も、恋愛も、人間関係も、ついつい頑張りすぎてしまう女性にとっては、母国を遠く離れて世界を旅するという行為は、「すっぴん」になれる貴重な時間。

情報もつながりも思考もパンパンで、走りすぎて息切れしてしまっていた「これまでの私」から「なりたい私」へ。旅は、身も心も余計なモノを削ぎ落とし、本当にやりたいこと、願っていること、合っているものに集中できる、シンプルな自分へ生まれ変わるチャンスをもたらしてくれるのかもしれません。

 

実際に私も、焦らず、気張らず、自然体に、「ちゃんと答えは出るのだから、焦らずそのタイミングを待ってみよう」と思えるようになりました。今までのせっかちな自分からしてみれば、これはちょっとした革命です。

私には 18歳の頃からの夢があります。それは、世界中を旅しながら、大好きな本を書いて、あちこちで講演してまわることです。言葉の力でこの世界をよりよいものにしたい、そんなふうに夢みてきました。

まっすぐにその方向に進むことを困難に感じられてしまう場面がたびたびありました。夢を忘れることはなかったけれども、その夢をつかむことに躊躇してしまっていました。

 

旅は、リセットボタンのようなもの

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photo by Jessica Polar

でも、限りある時間、一度きりの人生だからこそ、もっと自分の心の声に耳を澄まし、まっすぐに夢に向かって進んでいこう。そんなふうにすっと思えたのです。

きっと、多くの女性にとってそうであるように、私にとっての旅とは「リセットボタン」のようなもの。独立して、走り続けて4年。そろそろ次のステージに進もうと考えていた時、スリランカへ旅に出て、そのボタンを押せたことは本当に大きかったです。

 

心と身体に深く働きかけてくれたこのスリランカ渡航を皮切りに、海外のあちこちを巡って取材をしたり、本を執筆することを仕事にしていくために、今できることを一つひとつやっていこうと思います。

 

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女子旅_07

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TABIPPO.NET編集部
若者が旅する文化を創る!
全員が世界一周を経験したメンバーが学⽣時代に作った組織がTABIPPOです。設立して5年半、2014年4⽉に株式会社になりました。とにかく旅が好きで、たくさんの人に旅を広めたいと思っ…

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