ライター

東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

江戸時代の城下町として栄えた埼玉県の小江戸「川越」は、蔵町の街並みや縁結び神社があることで有名な人気のエリア。なかでも熊野神社は開運・縁結びの神様が祀られており、ほかには財運にもご利益がある神社です。

今回は、そんな「おくまんさま」の愛称で親しまれる川越にある熊野神社の魅力をご紹介します。


 

熊野神社へのアクセス

photo by Tomomi Kita

熊野神社へ向かうには、川越駅より西武新宿線の本川越駅から歩くのがおすすめ。7分ほどで到着します。東京から本川越駅までは約1時間ほどです。

または、本川越駅から東武バス(神明町車庫行き or 蔵のまち経由)に乗って「連雀町」(れんじゃくちょう)で下車すると、1分ほど歩いたところに神社の入口が見えます。
 

熊野神社の歴史・概要

photo by pixta

熊野神社の歴史は、天正18年(1590年)まで遡ります。熊野神社の向かいにある蓮馨寺(れんけいじ)の二世然誉文応僧正(ねんよぶんおうそうじょう)が紀州熊野より勧請したことに始まったそうです。

御祭神は熊野大神で、御三神に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、事解之男尊(ことさかのおのみこと)、速玉之男尊(はやたまのおのみこと)が祀られています。

伊弉諾尊と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、古事記で一番最初に出てくる夫婦の神様です。多くの国や森羅万象の神様を産んだとされており、また夫婦としてあるべき姿を説いた存在として信仰されてます。

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境内にはいたるところに八咫烏(やたがらす)の姿が。八咫烏は、日本神話で日本を統一した神武天皇が東征をする際に、熊野国から大和国への険しい道のりを道案内したとされるカラスのことです。

太陽の象徴とも言われており、日本サッカー協会公認のお守りにもデザインされているほど、必勝祈願にもご利益があります。
 

茅の輪(ちのわ)をくぐって穢れを祓う

photo by pixta

熊野神社を訪れるとすぐに目につくのが、大きな茅の輪です。

茅の輪をくぐる大祓は、自身が知らず知らずのうちに犯している日々の罪や穢れを人形に移して身を清め、さらに茅の輪をくぐることで穢れを祓い、あらためて気持ちよく生活していこうと祈る年中行事です。

photo by Tomomi Kita

年に2回、6月と12月に行われるそうですが、茅の輪は年中置いてあるのでいつでも輪をくぐることができます。

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東京都出身、大自然に憧れるギャップ系女子。「1度きりの人生、世界を見てから死にたい!」という想いから20歳で初めての海外旅行へ。2ヶ国目のタイではタクシーで爆睡し、3ヶ国目のフランスでは列車で爆睡して待ち合わせに2時間遅刻してしまうほど大雑把で大胆な一面も。憧れの旅人はスナフキンで、将来は気の向くままに世界を放浪しながら仕事をして、自分の旅本を出すのが夢。

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