ライター
かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

秘境絶景ひとり旅好きな絶景ハンター。国内47都道府県、世界89カ国、訪れたスポットは2000以上。フットワークの軽さと胃腸の丈夫さが自慢。マニアックな絶景スポットを発掘するのが好き。"ちょっと出かけたくなる"、そんなきっかけを作れるような情報発信を心がけています。

こんにちは、絶景ハンターのまゆみです。

高知県といえば、近頃話題の「仁淀ブルー」を筆頭に、美しい水に恵まれた水の都。県内の至るところに、水にまつわる絶景スポットが潜んでいるのです。

美しい水に恵まれた水の都・高知県

四万十川(高知県)Photo by 公益財団法人高知県観光コンベンション協会
高知県と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、坂本龍馬に土佐カツオ、そして四万十川でしょうか。四万十川は「日本最後の清流」と呼ばれ、日本三大清流のひとつでもあり、国内屈指の水質とその透明度を誇る一級河川です。

しかし、高知県が誇る一級河川は四万十川だけではありません。

全国の一級河川の中で第1位に選ばれ、「奇跡の清流」とまでいわれた「仁淀川(によどがわ)」、日本三大暴れ川のひとつ「四国三郎」であり、かつ一級河川でもある「吉野川」など、国内一級の水質を兼ね備えた河川やその支流に恵まれているのです。

というわけで、今回は、高知県を「水の都」といわしめる、誰もが言葉を失うほどの美しい絶景名水スポットをご紹介します。

仁淀ブルーの代表格!大蛇伝説の眠る「にこ淵」

にこ淵(高知県)Photo by Manyumi
全国1位の清流・仁淀川を代表するシンボル的存在として、もはや不動の人気を誇るのが「にこ淵」。「仁淀ブルー」の中でもダントツのブルーをたたえ、その神秘的なたたずまいはひと目見ただけで心奪われるほど。

伝説では、水神様の化身である大蛇が眠る場所として知られ、かつては地元の方にとって近寄ることすら畏れ多かった神聖な場所だったそう。

当たり前ではありますが、訪問の際、ポイ捨てなどは厳禁。決して粗相のないようにしましょう。

■詳細情報
・名称:にこ淵
・住所:高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
・地図:
・アクセス:高知市内から車で約70分。バスの場合、高知駅から県北部交通29番バスでバス停「程野入り口」下車、徒歩約40分。
・仁淀ブルー観光協議会公式サイト:https://niyodoblue.jp/

安居渓谷最大の仁淀ブルー!「水晶淵」

水晶淵(高知県)Photo by Manyumi
西日本最高峰の石槌山を源流にもつ仁淀川。その上流域の支流にあたる安居川に沿って生まれた渓谷が、仁淀ブルーを代表する安居渓谷です。

渓谷内には仁淀ブルーを堪能できるスポットがいくつか存在しますが、なかでもダントツなのが「水晶淵」。

その名の通り、水晶のごとくスーパークリスタルでラムネを溶かしたような清々しい青に、思わずため息が漏れてしまうほど。全国1位の水質は伊達じゃありません。

■詳細情報
・名称:水晶淵
・住所:高知県吾川郡仁淀川町大屋 安居渓谷内
・地図:
・アクセス:高知市内から車で約1時間10分。鉄道・バスの場合、JR佐川駅から黒岩観光バス「狩山口」方面に乗り換え終点下車、所要約38分。終点からタクシーに乗り換えて所要時間約20分。
・仁淀ブルー観光協議会公式サイト:https://niyodoblue.jp/

星に願いを!?星型の滝壺の「三樽権現の滝」

三樽権現の滝(高知県)Photo by Manyumi
にこ淵のお隣、土佐町の山奥にひっそりたたずむのが「三樽権現の滝(みたるごんげんのたき)」。

この“樽”とは「滝」や「滝壺」を意味し、上流・中流・下流と3つの滝壺があったことがこの名の由来です。滝壺のそばには権現様(水神様)が祀られ、古くから干ばつが起きると地域住民が雨乞いのため参拝に訪れていたそうです。

三樽権現の滝の源流は吉野川の支流である平石川ですが、その美しさはにこ淵にも匹敵するともいわれています。

落差7mほどの小さな滝ですが、水の美しさもさることながら、その最大の魅力は滝壺のかたちが星型になっていること。「星に願いを」……ではないですが、何だかとても縁起が良さそうですね。

■詳細情報
・名称:三樽権現の滝
・住所:高知県土佐郡土佐町栗木
・地図:
・アクセス:高知市内から車で約1時間10分/JR大杉駅から大杉・医大病院線「田井」方面バスに乗り換え終点下車、所要時間約38分/石原線「平石経由」乗り換え、「本地橋」下車、所要時間約24分。バス停から徒歩約10分
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かわい まゆみ 絶景ハンター&トラベルライター

秘境絶景ひとり旅好きな絶景ハンター。国内47都道府県、世界89カ国、訪れたスポットは2000以上。フットワークの軽さと胃腸の丈夫さが自慢。マニアックな絶景スポットを発掘するのが好き。"ちょっと出かけたくなる"、そんなきっかけを作れるような情報発信を心がけています。

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