泳げない。海嫌い。
冒頭の話に戻りますが、ぼくは幼い頃に溺れたのがトラウマで、海が嫌いになり5mも泳げませんでした。
しかし、マラソンで「興味のないこと」に対する接し方を学んだぼくは、それは同時に「出来ないこと」に対する接し方を学び、泳げないことを改善しに、出来ないことに挑みました。
近所のスポーツジムに入会し、毎朝のようにプールで水泳。周囲の老人の10割がぼくを抜かしていきます。
YouTubeで泳ぎ方を見たり、周囲の老人の泳ぎ方を見て真似してみたり、次第にある程度泳げるようになってきたら、次は海へ。
さらには興味のないサーフィンに挑戦し、極め付けにはバリ島まで赴き、見たことのない高波に何度も何度もトライ&エラーを繰り返し、上下が分からなくなる勢いで溺れたり、ボードで擦れて腹の皮膚が内出血だらけになってもトライを続け…
そうしてぼくの不可能は可能に変わりました。
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「泳げない。海嫌い」そんなぼくが泳げるようになるどころか、海外の波にも乗れるように。海が好きになって、人生の幅がまたひとつ広がりました。
「出来ない」と言っているうちは何もできません。
全ての「出来ないこと」の原因は自分にあります。なんでも全力でトライすることが大事。自分の胸に手を当てて、深呼吸をして目を閉じて、よく考えて見てください。
トライしても出来ないことは、全力でトライしていないだけではないでしょうか?
それが「出来ること」と「出来ないこと」の差なんです。
「出来ない」と言うのは全力トライの後に来るもの。つまり、出来ないと言って何もトライしていない人には、なにも出来ません。
だからぼくは生活でもビジネスでも、「ぼくなんでも出来ます」って顔をして生きています。本当だけど嘘です。でもそうする限り、人生の幅が宇宙のように広がり続けます。
ぼくにとって、「旅するように生きる」って、こういうこと。