ライター
KOH デジタルノマド

年に10ヶ国で暮らすデジタルノマド。1ヶ月で10の職種を体験する「ノマドニア」を運営している。

泳げない。海嫌い。

冒頭の話に戻りますが、ぼくは幼い頃に溺れたのがトラウマで、海が嫌いになり5mも泳げませんでした。

しかし、マラソンで「興味のないこと」に対する接し方を学んだぼくは、それは同時に「出来ないこと」に対する接し方を学び、泳げないことを改善しに、出来ないことに挑みました。

近所のスポーツジムに入会し、毎朝のようにプールで水泳。周囲の老人の10割がぼくを抜かしていきます。

YouTubeで泳ぎ方を見たり、周囲の老人の泳ぎ方を見て真似してみたり、次第にある程度泳げるようになってきたら、次は海へ。

 

さらには興味のないサーフィンに挑戦し、極め付けにはバリ島まで赴き、見たことのない高波に何度も何度もトライ&エラーを繰り返し、上下が分からなくなる勢いで溺れたり、ボードで擦れて腹の皮膚が内出血だらけになってもトライを続け…

そうしてぼくの不可能は可能に変わりました。

All photo by koh

「泳げない。海嫌い」そんなぼくが泳げるようになるどころか、海外の波にも乗れるように。海が好きになって、人生の幅がまたひとつ広がりました。

「出来ない」と言っているうちは何もできません。

 

全ての「出来ないこと」の原因は自分にあります。なんでも全力でトライすることが大事。自分の胸に手を当てて、深呼吸をして目を閉じて、よく考えて見てください。

トライしても出来ないことは、全力でトライしていないだけではないでしょうか?

それが「出来ること」と「出来ないこと」の差なんです。

 

「出来ない」と言うのは全力トライの後に来るもの。つまり、出来ないと言って何もトライしていない人には、なにも出来ません。

だからぼくは生活でもビジネスでも、「ぼくなんでも出来ます」って顔をして生きています。本当だけど嘘です。でもそうする限り、人生の幅が宇宙のように広がり続けます。

ぼくにとって、「旅するように生きる」って、こういうこと。

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KOH デジタルノマド

年に10ヶ国で暮らすデジタルノマド。1ヶ月で10の職種を体験する「ノマドニア」を運営している。

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