ライター

トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

メチャメチャ美味いやんけ…

値段は200gで3000円ほど。現地だとフォーが20杯食べれてしまう高級品ですが、奮発してお土産に買って帰ることに決めました。

 

なんでジャコウネココーヒーって呼ばれてるの?

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photo by shutter stock

なんで動物の写真がパッケージになってるのかと気になって店員さんに尋ねると、カタコトの日本語で「ジャコウネコガコーヒー豆食ベル、ソレガウンチデ出ル」と教えてくれた。

え、ジャコウネコのうんちなの…?

一瞬、時が止まったが、どうやらジャコウネコのうんちから採れたコーヒー豆のようだ。

 

うんちから採れるコーヒー豆ってどういうこと?

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photo by J.J.Darboven

詳しく調べてみるとどうやら、ジャコウネコが赤く熟したコーヒーの実を食べ、果肉は消化されるが種子であるコーヒー豆は消化されず糞と一緒に排泄される。

その糞の中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄し、乾燥させたのがコピルアクと呼ばれるコーヒー豆になる。

 

ジャコウネコの腸内で消化酵素や腸内細菌の働きにより、独特な香味が加わるという。

コピルアクとは原産地のインドネシア語で「コピ」はコーヒー、「ルアク」がジャコウネコを意味する言葉だそうだ。

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photo by shutter stock

写真のお姉さんは「マジ汚ねえ…」という顔をしてますが、その希少価値から世界で最も高価なコーヒーとして知られ嗜好品として市場に流通しています。

この写真を見ると飲みたくなくなってしまうかもしれませんが、本当に美味しいです。

 

他にもたくさんあった動物のうんちコーヒー

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photo by shutterstock

コピルアクと呼ばれるジャコウネコから取れるコーヒーだけでなく、世界にはいろんな動物のうんちから取れるコーヒーが存在していました。

タイのブラックアイボリーと呼ばれる象コーヒーや、アフリカのモンキーコーヒー、ベトナムのリスコーヒーなどがあり、どれも生産量の少なさから希少価値が高く、高級コーヒー豆として取引されています。

ちなみに僕もドトールのコーヒービーンズチョコが大好きでよく食べています。

 

まとめ

帰国してシェアハウスのみんなと試飲会をしたのですが、コーヒー好きの友達は知ってる人もいて滅多に飲めないと、とても喜んでもらえました。

上の写真を見せたら飲んでくれない人もいたかと思いますが、人生何事もチャレンジですよね。

それにしても、ウンチまみれのコーヒー豆を洗って最初に飲んだ人に拍手をしたいですね。意外と本人は、うんちコーヒーと知らずに飲まされたかもしれませんが…

 

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トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。

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