ライター
RORO ライター × 星空案内人

動画編集/ライター/星空準案内人/フリーランス。香川生まれ、三浦半島在住。大学卒業後、PEACE BOATで初海外、世界一周の旅に出る。帰国後、次は日本を知るために、北から南まで約2年半旅をしながら働く生活を送る。訪れた国は29カ国、国内は45県を制覇。「ソトコト」のオンラインメディアで連載記事執筆の他、イベントレポート執筆・編集も行いながら、星空案内人(準案内人)としても活動中。

一生に一度は「こんぴらさん」。長い階段を登って金刀比羅宮を参拝

こんぴらさんの参道
photo by Shigeki Naganuma

フリータイムは「こんぴらさん」へお参りに。御本宮まで785段の階段が続きます。

こんぴらさんの奥社
奥社までの石段は1,368段。無事に登り切りました。

池商店
photo by TABIPPO編集部

参道に続く道の途中にある、776年続く日本最古の飴屋さん「五人百姓 池商店」。なんと28代目まで続いているのだとか。こんぴらさんにお参りする際はぜひ立ち寄ってみてください。

フリータイムの後は地域で挑戦する方々との交流を行い夜が更けていきました。

【3日目】讃岐の伝統文化を体感する

讃岐のり染琴平町を好きになり、もっとこの場所で地域の人やものに触れたいと思い始めたのも束の間、終わりが来るのは早いものです。すっかり琴平町の居心地の良さに魅了された私。

3日間とも天候に恵まれた琴平旅最終日のプログラムはこちら。

<3日目プログラム>

・伝統工芸を体感 讃岐のり染体験@染匠吉野屋
・身体と心に優しいオーガニックカレーランチ@麻心
・コロッケやおいりソフトの食べ歩き
・夕食@果桜軒
・クロージング

讃岐のり染体験でトートバックを作ったり、野菜を中心としたオーガニックカレーを食べたり、フリータイムの時間を使って食べ歩きをしたり、カフェに足を運んだり。最後に3日間を振り返るクロージングで旅の締めくくりを行いました。

伝統工芸・讃岐のり染体験でトートバック作り

藍染についての講義
photo by TABIPPO編集部

香川県の伝統的工芸である讃岐のり染という染色技法を使って、手ぬぐい・暖簾・幟(のぼり)・法被を染めている染匠吉野屋。讃岐のり染の特徴はもち米を糊として使用し、色を塗った部分の染料が混ざり合わず、色彩が鮮やかになること。

琴平町で100年ほどの歴史がある染物屋で讃岐のり染を体験しました。

町の居酒屋や金丸座の暖簾も染めていると話してくれた大野篤彦さんは、デザイナーを経験したのち吉野屋の4代目を継ぐことになったそうです。デザイナーをしていた頃より今の方がやりがいを感じると話す大野さんは、好きを仕事にしている1人。

藍染を復活させるために原料作りも行っているのだとか。

トートバッグは2種類の中から好きな方を選び、自分の好きな色やデザインに染めていきます。

トートバッグ選び のり染に使う染色
photo by Shigeki Naganuma

1人1人違った個性が垣間見れ、色の配色に悩みながらもオリジナルのトートバッグに色を染められました。

讃岐のり染体験 ドライヤーで乾かした後、水に3時間ほどつけると糊がはがれ綺麗に色が映えます。

ドライヤーで乾かす様子モニターツアーでは時間が限られていたため、自宅に帰ってから最終仕上げを行いました。自分の作ったバッグは愛着が湧くものですね。

■詳細情報
・名称:染匠吉野屋
・住所:香川県仲多度郡琴平町旭町286
・地図:
・アクセス:JR琴平駅から徒歩3分・琴電琴平駅より徒歩5分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:水曜日
・電話番号:0877-75-2628
・公式サイトURL:http://kotohirayoshinoya.jp/

最終日のランチは体に優しいオーガニックカレー


photo by TABIPPO編集部

2021年1月にオープンした麻心(まごころ)でカレーランチをいただきます。オープンに伴い東京から移住してきた東井(とうい)雄輝さん。鎌倉のゲストハウスで働いていたときに今のオーナーさんと出会いヴィーガンに興味を持ったそう。

前菜のサラダ
麻の実を使った前菜のサラダは健康に優しい味わい。

オーガニックカレー
カレーのルーは玉ねぎをベースに使ったグルテンフリーでヴィーガンの薬膳ルー。こだわりと愛情がたくさん詰まったカレーを美味しく味わっていただきました。

■詳細情報
・名称:麻心(まごころ)
・住所:香川県仲多度郡琴平町621−5
・地図:
・営業時間:11:30~19:00
・定休日:不定休
・公式Instagram:https://www.instagram.com/magokoro_kotohira/

琴平グルメを食べ歩きしながら町を探検

おいりソフト
琴平名物のおいりソフトや釜玉うどんソフトなど、ご当地ソフトが味わえます。

平岡精肉店のコロッケ
photo by TABIPPO編集部

食べた瞬間思わず笑みがこぼれるほど美味しい平岡精肉店のコロッケ。食べ歩きにおすすめです。

栞やの店内
フリータイムの時間には、栞と本とカレーのお店「栞や」へ。古民家を改築したお店は趣があり懐かしい雰囲気が漂います。店内には本と栞が手紙とともに旅するように巡る“想いを交換しあう本棚”も。コンセプトがとてもエモさを感じますね。

本格的なビストロメニューを堪能できる果桜軒

果桜軒のシェフ
photo by TABIPPO編集部

夕食は本格的なビストロメニューが食べられるお店「果桜軒」のお弁当をいただきます。

果桜軒のお弁当
東海3県で創業100年を超える4店舗のみに伝わると言われている東海グルメ「ミヤビヤ」を琴平で味わうことができるなんて!どんな味か気になる方はぜひ琴平町に足を運んでみてください。

3日間の旅を振り返るクロージング

旅の振り返り旅の締めである振り返りへと進んでいきます。ただ観光するのではなく、琴平町の未来を一緒に考えるのが今回のモニターツアーの目的。琴平町に触れて良かったことや町の魅力、課題に感じたこと、また琴平町に来たいと思えるために何が必要かを振り返りながらブレストしていきます。

また来たいと参加者が声を揃えて言うくらい、濃厚な時間を過ごした今回の旅。琴平町で同世代が頑張っていることに刺激をもらい、新しいことに挑戦してみようと思える参加者もいました。

琴平町を去る直前、ランチをいただいた麻心でライブが開催されていると聞きつけ、別れを惜しみながらも会場へと駆け付けます。

麻心で行われたライブ
photo by TABIPPO編集部

私たちのために用意してくれた歌を聴きながら、この町で過ごした時間をそれぞれ振り返り、琴平ロスに陥る参加者たち。

見送りにも駆けつけてくれ、町の人たちの優しい心遣いに胸が熱くなります。最後まで琴平町の人の温かさに触れる旅となり、また帰りたいと思える故郷が増えました。

好きがコトひらく町で感じた、好きの熱量と琴平町の可能性

ヒトツブビーズ店でのブレスレット作り琴平町にすっかり魅了された3日間の旅。今まで知らなかった景色がたくさんあることに気付き、いい意味で期待を裏切られたモニターツアー。「こんぴらさん」しかないと思っていた自分を恥じたいくらい、琴平町の魅力に触れてこの町が大好きになりました。

「琴平町の良いところではなくて、悪いところや課題に感じていることをどんどん言ってほしい」と話してくれた町長。町の課題をみんなで乗り越えようと前向きに取り組んでいる姿が、とても印象に残りました。

移住者が中心となり、新たな文化を開拓していこうと自分の好きをカタチにして挑戦する人たち。

「地元住人が気付いていない魅力を少しずつ伝えていきたい」と想いを話す場面や「まだ開拓できていない琴平町を掘り出せたらもっと若者が集まり面白い街になると思う」と構想を語ってくれる場面も。

移住者を温かく迎えて挑戦を応援してくれる琴平町には、自分の好きなことに夢中な個性的でアツい大人たちが集まっています。

県外の人にはもちろん、県内の人にこそ琴平町の魅力を知ってもらいたい。好きの想いが心を動かし、新しいことに挑戦する人たちに触れて、もっと地元のことを知って魅力的なヒト・コト・モノを伝えていきたいと思える旅になりました。

新たな観光コンテンツや文化を生み出し挑戦を続ける琴平町が、何度でも訪れたくなる町になっていく。これからの琴平町の未来に可能性を感じられました。

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動画編集/ライター/星空準案内人/フリーランス。香川生まれ、三浦半島在住。大学卒業後、PEACE BOATで初海外、世界一周の旅に出る。帰国後、次は日本を知るために、北から南まで約2年半旅をしながら働く生活を送る。訪れた国は29カ国、国内は45県を制覇。「ソトコト」のオンラインメディアで連載記事執筆の他、イベントレポート執筆・編集も行いながら、星空案内人(準案内人)としても活動中。

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