ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

最近「冬キャンプ」の人気が急上昇していることをご存知ですか? キャンプといえば夏のイメージがありますが、暑さや虫の多さが気になるところ。一方、冬キャンプでは虫が少なく、空気も澄んでいて夜には星が綺麗に見えるなどのメリットも多く挙げられます。

そこで、今回はジェットスターを利用して高知県へ飛び、冬のアウトドアを実際に体験してきました! 青く透き通る絶景が見られるという「仁淀ブルー」があるのも高知県。どんな景色が見られるのか、楽しみすぎて出発前から顔がにやけてきました。

2018年12月19日に高知と東京(成田)・大阪(関西)を結ぶ2路線就航

今回は2018年12月19日の初便にお邪魔してきました。実は、高知龍馬空港にLCCが就航するのは初めて。高知への就航により、ジェットスター・ジャパンの国内路線は21路線に拡大しました。

そして旅人にとって嬉しいのが、お手頃な運賃。ジェットスターは最低価格保証でいつでも最安値を約束*しており、成田(東京)ー高知路線は片道4,990円*〜、大阪(関西)ー高知路線は片道3,990円*~と気軽に旅がしやすい価格で提供されています。

(*表示運賃はエコノミークラス「Starter」片道運賃。支払手数料・空港使用料等が別途必要。受託手荷物の料金は含まれません。諸条件が適用されます)

▲搭乗口でQRコードを見せるだけ

そして便利なのが、国内LCC初のモバイル搭乗券。受託手荷物がない場合にはチェックインカウンターに寄る必要がなく、空港に着いたらそのまま搭乗ゲートまで向かうことができます。予約から搭乗手続きまでスマホ1台でできちゃうなんて、時間も節約できてチケットをなくす心配もいらないのでとっても便利!

そして一緒に旅をするのは、ジェットスターアンバサダーの芳美リンさん(@lynn.lynn5)。普段からアウトドアやキャンプを楽しんでいるというリンさんと一緒に、冬の高知の魅力を探しにいきます!

 

向かったのは「スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド」

高知龍馬空港に着いてから車を借りて、「スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド」へ向かいました。こちらは2018年4月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場。

キャンプ場に着くなり冷たい空気を頬に感じて、初めての冬キャンプにワクワクしてきました。普段見ているビル群とは全く違う景色が目の前に広がっていて、この非日常感がたまりません。

全面ガラス張りのおしゃれなこちらのお部屋には、ラフティングツアーで使われるボートやライフジャケットなど、アクティビティで使用する道具が収納されています。スノーピークは全部で5つのキャンプフィールドを展開していますが、水のアクティビティを楽しめるのはこの「スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド」だけなのだとか。

靴やライフジャケット、ヘルメットなど道具は全て揃っているので、手ぶらで気軽に参加できます。ラフティングは3才から楽しむことができるため、家族で参加できるのも嬉しいポイント。

 

地元野菜を使ったキャンプ飯

▲地元の方が教えてくれた山椒のタレと土佐りんごポン酢

キャンプといえば、欠かせないのがキャンプ飯。最近ではおしゃれなご飯の写真を、インスタでよく見かけるようになりました。

筆者が小学生のときは班に分かれてカレーを作り、なぜか水を多く入れすぎて美味しくないスープカレーができましたが……、10数年の間にキャンプはかなりおしゃれに変身していたようです。

さすがキャンプ慣れしているリンさん、テキパキと準備を始めます。

たまにはテーブルコーディネートまでこだわって、大人な雰囲気を演出。

▲高知はトマトが有名で「オムライス街道」もあるほど

こちらのトマト煮込みは、水を一切使っていないそう。野菜の旨味が染み込んだスープを口に入れると、冷えた体に染み込んでいきます。今まで見たことがないくらい、大きなしいたけにもびっくり!

▲ダッチオーブンを使えば、普段とはまた違った料理を楽しめる

ちょっと日が暮れてきたら、焚き火を囲んで語り合うのなんかも最高。外の空気は冷たいけれど火のそばによれば暖かいし、空気が澄んでいるから見上げれば星がたくさん見られます。好みは分かれると思うけれど、夏の暑さのなかキャンプをするよりも、冬キャンプの方が贅沢に感じられるかも。

 

隈研吾氏が手がけた「住箱ーJYUBAKOー」

スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールドには、2020年東京オリンピックの新国立競技場の設計を手がける、建築家の隈研吾氏とコラボレーションして誕生したモバイルハウス住箱ーJYUBAKOーが10台設置されています。

人間ではなく、自然を主役として捉えてデザインされたそうです。窓によって外の風景が切り取られて、室内から自然も楽しめるという発想はおもしろいかも。

こんな大自然に囲まれていたら、日頃の忙しさなんて忘れてしまいそう。

中には冷暖房が付いているので、寒い冬でも安心。お手洗いとシャワーはありませんが、キャンプ場の設備が近くにあるのでそちらを利用します。

ちなみにキャンプ場のお手洗いはあまり綺麗なイメージがありませんが、スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールドは新しいのでとても綺麗で清潔感のあるお手洗いでした! アウトドアが苦手な女子も大丈夫。

▲もちろん中にあるのはスノーピーク製品

中に入ってみると、先ほど説明した「窓によって外の風景が切り取られる」の意味がよくわかります。朝起きてこの景色を一番に見られるなんて、贅沢すぎます。

目の前の自然を眺めながら、コーヒーを飲む至福のひと時を噛みしめます。リンさん、本当に幸せそう。

■詳細情報
・名称:スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド
・住所:〒781-1326 高知県高岡郡越知町片岡4番地
・営業時間:ストア/ 9:00~18:00(水曜定休)
・電話番号:0889-27-2622
・料金:【宿泊】オート区画サイト 1サイト6名まで/車1台/テント1張/タープ(シェルター)1張 4,320円(13:00~翌11:00)【日帰】オート区画サイト 1サイト4名まで/ハイシーズン、連休を除き受付 1,728円(10:00~16:00)
・公式サイトURL:https://sbs.snowpeak.co.jp/ochiniyodogawa/index.html

 

道の駅土佐和紙工芸村QRAUD(くらうど)で土佐和紙づくり体験

道の駅土佐和紙工芸村QRAUD(くらうど)は宿泊施設やレストラン、体験アクティビティなどを併設した宿。地元の美味しい料理を楽しめるほか、伝統芸能の土佐和紙の紙漉きを体験できます。

今回は実際に、リンさんが土佐和紙の紙漉きにチャレンジしてみました! 優れた用具を使用していることや精巧な技術、用途に応じて種類が豊富であることなどが、土佐和紙の特徴なのだとか。

スタッフの方に教わりながら作業を進めるリンさんですが、どうやら見た目より重くて大変そう……。

▲枠組みを外して水を切ると、和紙っぽくなってきました

綺麗なお花がたくさん用意されているので、こちらを使って自由に飾り付けをしていきます。

センスが問われるこの作業。色やバランスを考えながら、慎重に……と思いきや、けっこう勢いよくお花を置いていきます。アーティスティックな作品が出来上がったようです(?)

夏にはオリジナルのうちわを作る体験も人気なのだとか。高知の旅のお土産にもいいかもしれませんね。

またこちらでは、いの町観光協会が貸し出しているレンタサイクルの受付もしています。1台500円で借りられるので、自転車で高知の街を散策するのも良さそう。

■詳細情報
・名称:道の駅土佐和紙工芸村QRAUD(くらうど)
・住所:高知県吾川郡いの町鹿敷1226
・アクセス:JR伊野駅より高知県交通バスで15分、岩村下車すぐ
・電話番号:088-892-1001
・公式サイトURL:http://www.qraud-kochi.jp/
ライター

高橋歩さんの「BELIEVE YOUR トリハダ」という言葉に影響を受け、自身も人の心を動かせる仕事をしたいと決心。サックスとジャズへの愛が止められず、メンフィスとニューオーリンズを訪れたことから旅に目覚める。好きなものはお酒といちご。

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