ライター
鈴木 サラサ フォトグラファー

タップダンスやタレント活動、舞台など様々な表現活動を経て… 突然インドにはまってしまい、バックパッカーをしながら写真を撮り続けています(毎年個展開催してます^^) インドとスリランカではアーユルヴェーダ修行もしました。 世界の神様に会いに行く、ちょっと変な旅を心がけてます。

「もうすぐ春〜ですね〜恋をしてみませんか〜♪」(byキャンディーズ・冒頭から溢れる昭和感)

ということで!もうすぐ春!春と言えば恋の季節♡(今年こそ)

みなさんこんにちは。長い冬を生きている独身アラサー女、鈴木サラサです。

そんな私でも、恋しちゃう?愛が深まっちゃう?恋の島があると聞き、沖縄・古宇利島に行ってデートしてきちゃいました♡

(実際は取材でしたが、全編妄想彼氏でお送りします)

もうカップルの人はデートコースの参考に♡まだこれからの人も女子旅で‥‥なんて甘いことは言ってられません!必ずカップルで行ってください!強引にでも!

 

恋の島・古宇利島

昔、二人の子供の男女が空から降って来て、この二人の子孫が増え琉球人が繁栄した、と言われている“沖縄版アダムとイブ”のような伝説が伝わる古宇利島。

こうりじまの語源が恋島(くいじま)と言われ、最近では有名CMのロケ地になるなど注目を集めている島です。

以前放映され、話題を呼んだCMはこちら↓

 

〜序章〜 付き合って1年の彼とのドキドキ初旅行、はじまりはじまり

付き合ってもうすぐ1年の彼氏と、初めての旅行。

彼は28歳デザイナー。休日は外に出るの嫌がって、趣味と言ったら読書か映画鑑賞‥‥

超アウトドア派の私とは正反対の、ニットの下にシャツとか着ちゃう(素肌に着たほうが私好みだけど)読書系草食男子。

(一応言っておくとこんな彼とこれから出会う予定で書いてます)

 

彼の優しさと一緒にいるときの謎の安心感に惹かれて付き合ったけど…

この1年間というものの、なかなか予定も合わなくて、これといった思い出もないまま時間が過ぎていって。半ば強引に私が決めた今回の沖縄旅行。

自撮り棒のチェックを入念にする、うかれ気分の私とは対称に、飛行機の中でもMacを開いてカタカタしている彼。

(もう、仕事忘れてよ!)

そんな不満を若干思っちゃったりもするけど…いかんいかん。これから数日感、彼との旅行が始まるっていうのに序盤で喧嘩は良くない、と喉まで出かかった文句を飲み込む。

 

〜第1章〜 目指すは、恋の島「古宇利島」

P1020011

Photo by Suzuki Sarasa

今回の旅の1番の目的は、以前CMで見た超綺麗なビーチがある、今帰仁村の古宇利島。通称「恋の島」って呼ばれてて、恋の伝説が語り注がれているとか。

まぁ彼に言っても興味ないだろうけど、超パワースポット好きな私としては絶対に行きたい場所だったんだよね。

 

まずは、レンタカーを借りて那覇空港から車で90分。実は、今日が彼と初めてのドライブ。

いつものデートでも行きたい場所とか私が決めるし、食べログで地図を見ながら誘導するのも私だから、彼の意外にも上手い運転で目的地に向かってるってなんか新鮮!

 

運転してる横顔は、Macに向かってるいつも睡眠不足な横顔より格好良くて、思わず見とれちゃったり。まぁ絶対、口にはしないけど。

旅行太りを少しでも防ぐためにダイエットに効くらしいさんぴん茶を一応飲みながら、HYの「ホワイトビーチ」を聴いて、窓の外に広がる青い空、そして心地よい沖縄の風を感じる。

あぁ、なんて最高な休日なんだろう。って自分に酔いしれていたら、突然「ねぇ、前見て、前!」と彼が騒ぎ出した。

(いま良い気分だったのに…なに?)とか心の中で舌打ちしながら、前を見る。

「……!!」

A49

Photo by Suzuki Sarasa

あまりにも綺麗すぎて、言葉を失う私たち。

旅行の序章が、こんな絶景から始まるなんて…わたし、映画のヒロインなの?もしくは月9の主演にでもなっちゃったの?彼とイケメンしまんちゅと私の三角関係はじまったりするの?

 

〜第2章〜 息をのむ絶景、素直になれない私たち

umim

Photo by Suzuki Sarasa

umi

Photo by Suzuki Sarasa

目の前に突然現れた、青い海の上にかかる古宇利大橋。

「なに、これ!やばい!綺麗すぎる!!」

大はしゃぎの私を横目に、彼が冷静に「駐車場あるっぽいけど、停めたほうがいい?」とか聞いてきた。

(いや、停めないわけないよね?うちなんちゅ(沖縄の人)でも息をのむ絶景って言われてるんですよ?!はん?!ここ通り過ぎる観光客いるかよ!ていうか、この絶景を目の前にして、よくそんなに低血圧でいられるよね?)

あぁ、もうこの時点で、CMで見た映像は優に超えてる。やっぱり自分の目で見たほうが、景色は一段と綺麗って常々思う。

絶景すぎて、悶絶。これは一緒に写真撮らねば。

私「ねぇ、写真撮ろ?」
彼「おれ、撮るよ」
私「違うよー!二人で撮るの!」
彼「え。いいよ…人に頼むの恥ずかしいし」
私「大丈夫!自撮り棒持って来たから!」
彼「余計恥ずかしいわ」

っていう会話でちょっと私がふくれる、けどなんか微笑ましい二人の姿。妄想なのに、鮮明すぎてすみません。

■詳細情報
・名称:古宇利大橋
・住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
・アクセス:那覇空港から車で1時間半
・所要時間:30分
・オススメの時期:春、夏
・公式サイトURL:http://www.odnsym.com/spot/kouri.html

 

〜第3章〜 幸せになれる「ピース貝」を探す、真剣な彼の姿にきゅん

s_pixta_10076796_M (1)

photo by pixta

最初の目的地は、島の北側にあるトケイ浜。ここは夏になるとウミガメが産卵しにくるほど、綺麗な穴場ビーチ。

手つかずの自然がそのまま残っていて、しかもピース貝と呼ばれる、ピースをしたような形に見えるキイロイガレイシと言う貝があるとか。

幸せになれるって聞いて、思わず二人で宝探しスタート。

しばらく、真剣に探してみたけれど、なかなか見つからない。そんな簡単に幸せなんて見つからないよなぁ、とか諦めた目線を彼に送ろうとしたら…

彼、必死になって探してくれてる。ジンクスとかそういうの嫌いなくせに、そんな一面もあるなんて意外。きゅん。

 

〜第4章〜 恋のパワースポットで愛の再確認

P1020001

Photo by Suzuki Sarasa

結局ピース貝は見つからず、少ししょんぼり顔の彼。そんな顔さえも愛おしくて、いますぐぎゅーってしたいけど、いかんいかん、まだ昼間だ。

さて、次の目的地は、一番楽しみにしていた“ハートロック” 。

その名の通り、ハートの形に見える岩で、縁結びのパワースポットでもあるらしい!CMで嵐の5人が感動していたのは、まさにこのハートロックです。

 

ライター
鈴木 サラサ フォトグラファー

タップダンスやタレント活動、舞台など様々な表現活動を経て… 突然インドにはまってしまい、バックパッカーをしながら写真を撮り続けています(毎年個展開催してます^^) インドとスリランカではアーユルヴェーダ修行もしました。 世界の神様に会いに行く、ちょっと変な旅を心がけてます。

RELATED

関連記事