ライター
鈴木 サラサ フォトグラファー

タップダンスやタレント活動、舞台など様々な表現活動を経て… 突然インドにはまってしまい、バックパッカーをしながら写真を撮り続けています(毎年個展開催してます^^) インドとスリランカではアーユルヴェーダ修行もしました。 世界の神様に会いに行く、ちょっと変な旅を心がけてます。

二人『わー!本当にハートだ!!!!』思わず顔を見合わせて笑う。

ハートの岩も可愛いし、ここは岩場だから水の透明度も抜群。上から色とりどりの熱帯魚とウニが見える。ん?ウニ???

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Photo by Suzuki Sarasa

そう!実は、ウニは古宇利島の名産品でもあって、夏はウニ丼が食べられるらしい!(でも残念なことに、ここ数年は禁漁とか)

ウニが大好きすぎて、ハートロックよりウニ探しにに夢中になっちゃう私。そう、まさに花より団子ってやつ。

 

すると、突然彼が、「見つけた!見て!!」と嬉しそうに駆け寄ってきた。

(ウニ?!)と期待を寄せてみてみると…

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Photo by Suzuki Sarasa

「ピース貝、見つけた!あげる!」
「(なんだ、ウニじゃなかった…)いや、これサンゴだし!どう考えてもサンゴでしょ!」

確かにピースには見えるけど、サンゴって大体こんな形じゃん…とか心の中でいろいろツッコミながら、天然なところも彼の可愛いところだなぁと、恋のパワースポットで再確認しちゃう私。

 

〜第5章〜 恋のキューピットからの粋な計らい

ハートロックも見れたし(ウニ丼リベンジで絶対また来る)、大満足していると彼が突然、そわそわし出す。

「なに?トイレ?あるじゃんそこに」
「いや、行きたいところがあるんだよね、実は」

超インドア派の草食男子が、初めて自主性を持ち始めた瞬間。人類史に残る、世紀の大発見を遂げてしまいました。

少しさっきよりも足早になった彼の後を、ちょこちょことついていくと目の前には“古宇利島オーシャンタワー”の看板。

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photo by pixta

彼「ここ、一緒に来たかったんだ。景色が綺麗らしくて、さ」
私「え、なんだここ?私のガイドブックには載ってなかったよ?!」
彼「何年前のだよ」※ちなみに2013年にできました

 

あんなに興味無さそうにしてたのに…ちゃんと調べてくれてたなんて…もうそれだけで、おかあさん嬉しくて…な、涙が出ちゃう…(アラサー涙腺弱め)

チケットを買ったら、全自動運転のカートで上まで登るみたい。列に並んで、いよいよ私たちの番。

「なにこのカートめっちゃ可愛い!」

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Photo by Suzuki Sarasa

私たちを迎えに来たのは、数台に1台の特別なピンクのハートまみれのカート。

これは恋のキューピッドのお迎えにしか思えないっ♡と浮かれる私の横で、彼はお得意の“勘弁してよ顔”。

「これに乗りたかったんでしょ?よかったね♡」とケラケラ笑ってからかってみたりして。

ああ、なんか幸せだな、私。

 

カートから流れる古宇利島ヒストリーを聞きながら、360度に広がる美しい景色を写真におさめることに必死になっていると、あっと言う間にオーシャンタワー入り口に到着!(約7分)

 

〜第6章〜 ハート貝の誘惑

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Photo by Suzuki Sarasa

早速入ると、そこは貝の博物館。1万点以上もの世界中から集められた貝が展示されている。

どの貝も、これが本当に自然の色?!ってびっくりするような鮮やかな貝とか、触ったら痛そうなホネガイなどなど、面白い貝がいっぱい!

 

その中に、ハートの形をした可愛い貝発見!さすが恋島、抜かりなく貝までハートを取り揃えてます。

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Photo by Suzuki Sarasa

私「見てみて!ハートの貝可愛い〜♡」
彼「本当こうゆうの好きだよね」
私「…中身、おいしいのかな?」
彼「わかった。ちょっと腹ごしらえしようね」

お腹すいていることをいつもすぐわかってくれる優しい彼。なんでもお見通しなんて、本当に愛されてるわ〜って再確認。

 

〜第7章〜 古宇利島の甘〜いかぼちゃスウィーツ♡

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Photo by Suzuki Sarasa

オーシャンタワーの中にあるレストラン「オーシャンブルー」。

案内されたのは、古宇利大橋とキラキラと輝く海が見える、テラス席。こんな贅沢なレストラン、他にないって断言できる。

 

でも、今の私は花より団子!(いつも)お店おすすめの島豚あぐーピッツァとグリーンカレー、島ダコのマリネを立て続けに頼んで、あっという間に完食♡

(彼はよく食べる女の子が好きだって前に言ってたし、ほらカロリ◯ットのCMでもあるじゃん、歌詞。)

ピザも本格的でもちもちで美味しかった〜。専らスイーツ男子の彼が、頼んだのはこの「カボワッサン」。

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Photo by Suzuki Sarasa

一口食べた瞬間、「お、おいしい!外はサックサク!中はしっとり!中に入ってるかぼちゃクリームは、古宇利島産の島かぼちゃなんですよね?!!濃厚で、優しい甘さ!」

と感動しまくる彼。はいはい、始まった。本とスイーツの話だけは本当に長くなる。

「この…島かぼちゃのカボワッサン、お持ち帰りできますか?!に、20個ください!」」

しばらくカボワッサン生活か…でもこれなら許すけど。彼、全部食べたら本気で怒るんだろうな…どんな顔するかな…あれ、すみません。妄想の中で妄想してました。

 

〜最終章〜 運命の鐘を鳴らし、結ばれるふたり

いよいよ展望タワー。まずはエレベーターで展望室へ。窓枠が絵画の額縁みたいな綺麗さ…。

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Photo by Suzuki Sarasa

そして、階段で1番上へ。

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Photo by Suzuki Sarasa

360度絶景!!!!!

写真を撮るのも忘れて、あまりの綺麗さに心奪われている私に彼が突然、「写真撮ろうよ!」って言ってくれた。

あんなに写真嫌いだった彼が、自ら撮ろうよって言ってくれた…!!やっぱり綺麗な景色は人の心を動かすんだな…と踊る内心を隠しながらあくまでも冷静を装う私。今でもそれは、人生で一番宝物の1枚♡

私「ねぇ見てみて!鐘があるよ!結婚式みたいじゃない?!」
彼「ここ、結婚式できるみたいだよ」
私「えー!こんなところで結婚式なんて素敵すぎる」
彼「うん、楽しみだね」
私「えっ…」

おもむろにポケットから光る指輪を取り出す彼。そして鐘を鳴らす2人。

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Photo by Suzuki Sarasa

沖縄人のアダムとイブありがとう。古宇利島は本当に恋の島でした♡

〜the end〜

■詳細情報
・名称:古宇利オーシャンタワー
・住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538
・アクセス:古宇利大橋から車5分
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:なし
・電話番号:0980-56-1616
・料金:大人800円 中人600円 小人300円
・所要時間:1時間
・公式サイトURL:http://www.kouri-oceantower.com/

 

さいごに

ってゆう予定なんですけど、いかがでしょうか?深夜のテンションで書き上げたので朝になるのが怖いです。

そうだ、カボワッサン買いに行こう。(最後、雑!)

ライター
鈴木 サラサ フォトグラファー

タップダンスやタレント活動、舞台など様々な表現活動を経て… 突然インドにはまってしまい、バックパッカーをしながら写真を撮り続けています(毎年個展開催してます^^) インドとスリランカではアーユルヴェーダ修行もしました。 世界の神様に会いに行く、ちょっと変な旅を心がけてます。

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