皆さんは、国東半島を訪れたことがありますか?大分県の北東部に位置し、周囲を海々に囲まれた国東(くにさき)半島。神と仏が共存する「神仏習合文化」が生まれた土地であり、パワースポットとしても人気です。
また国東で水揚げされた新鮮な魚介類が楽しめるカフェやレストランも多く、大分に行ったならぜひ一度は観光してみたいエリアです。そこで今回は、そんな国東半島へ旅行に行った際に訪れるべきおすすめ観光スポット28選を、厳選してご紹介していきます。
岩戸寺(いわとじ)
photo by pixta
岩戸寺は、国東半島の北東部にある天台宗の寺院です。重要文化財の国東塔や、無形文化財修正鬼会(しゅじょうおにえ)などがあり、寺の建物自体も自然の中にある趣深いものですのでおすすめです。
・名称:岩戸寺
・住所:大分県国東市国東町岩戸寺1232
・公式サイトURL:http://www.city.kunisaki.oita.jp/site/rokugou1300/syujoonieiwatoji.html
杉山瑠璃光寺(すぎやま るりこうじ)
瑠璃光寺は、本尊の薬師如来、両脇の阿弥陀如来、釈迦如来がどれも平安中~後期にかけて作られた歴史あるものとして知られており、特に阿弥陀如来は国の重要文化財にも指定されるほど貴重です。住職の法話も人気があるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
・名称:杉山瑠璃光寺(すぎやま るりこうじ)
・住所:大分県国東市安岐町糸永1339
・公式サイトURL:http://www.e-kunisaki.com/site/kaiin/rurikouji.html
文殊仙寺(もんじゅせんじ)
photo by pixta
あの有名な「三人寄れば文殊の知恵」という言葉は、なんとこの文殊仙寺が発祥の地とされているそう!敷地内には立派な仁王の石像もあり、周囲の自然も魅力的なので、国東半島の観光にいかがでしょう?
両子寺(ふたごじ)
photo by pixta
両子寺は、その名の通り、国東半島の真ん中にある両子山に位置する天台宗の寺院です。ここは紅葉スポットとして知られており、秋には大勢の観光客で賑わいます。また子授け祈願でも有名です。
川中不動(かわなかふどう)・天念寺
photo by pixta
天念寺は国東半島の真ん中にある天台宗の寺院で、全高が3mを越す不動明王立像の磨崖仏があることで有名です。この像は、大雨の度に氾濫していた長岩屋川の水害除けとして刻まれたものだそうで、近くで見るととても迫力があります。
長安寺
718年、仁聞菩薩によって聞基されたと伝えられるお寺です。「太郎天像と二童子立像」や「銅板法華経」といった重文があることでも知られており、四季を通じて美しい花や木を鑑賞できます。
東光寺五百羅漢
東光寺の五百羅漢像は、15代住職が、生活に苦しむ住民を救いたいという思い方、幕末から明治にかけて一人の石工によって500体以上の石像を完成させたものです。国東半島の仏像めぐりのコースにおすすめな観光スポットです。
・名称:東光寺五百羅漢
・住所:大分県宇佐市江須賀1754
・公式サイトURL:http://www.city.usa.oita.jp/site/kanko-guide/4825.html
大門坊磨崖仏
大門坊といわれる、寺院の境内の向かって左側にある、凝灰岩の岩壁に彫られた磨崖仏です。またこの地域には、自然に山肌の壁面が露出している場所が多く、その壁面を利用して古い時代に石仏が彫られています。史跡めぐりなどしながら立ち寄りたい観光スポットです。
鍋山磨崖仏
鍋山磨崖仏は、真木大堂の近くにある、岩壁に刻まれた不動三尊です。真ん中の不動明王は約2,5mの立像で、平安時代後期の作と言われており、その姿は雄々しく迫力満点です。
真木大堂
国東半島、六郷満山最大の寺院・真木大堂は、国東半島の人気観光スポットの一つです。迫力ある仏像を拝観したい方はぜひ足を運んでみてください。