おすすめのライフスタイルホテル3選
ライフスタイルホテルは、東京・大阪といった都心部のホテルのみならず、地方都市やリゾート地にも広がってきています。
それでは、筆者が宿泊したなかから、おすすめしたい3つのホテルをご紹介していきましょう。
nikko Style nagoya|愛知県名古屋市
名古屋初のライフスタイルホテルとして2020年8月7日に開業した「nikko Style nagoya(ニッコースタイル名古屋)」。オークラニッコーホテルズ初のライフスタイルホテルでもあり、全室30平米のお部屋を備えたスタイリッシュなホテルです。
ここでもっとも注目してほしいのは、”名古屋らしさ”を大切にしたデザイン性の富んだ空間。
伝統工芸・有松絞や瀬戸焼を取り入れたインテリア、シャチホコをモチーフとした椅子など、たくさんの名古屋要素がさりげなく空間に盛り込まれています。
例えば、お部屋を見てみましょう。「洗面鏡のモチーフは?」「水色のクッションの正体は?」など、名古屋の伝統や文化がこんなところに!?という工夫の数々を見つけることができます。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてくださいね。
また、こだわりのアメニティ・貸出し品の数々や、名古屋だけでなく豊田や知多の食材・調味料も使用されている朝食など、宿泊満足度の高さは折り紙付きです。
・名称:nikko Style nagoya(ニッコースタイル名古屋)
・住所:愛知県名古屋市中村区名駅五丁目20番13
・地図:
・アクセス:名古屋駅から徒歩約10分
・営業時間:15:00~ / 〜11:00
・電話番号:052-211-8050
・料金:1泊2食付き15,000円前後/人〜
・公式サイトURL:https://nagoya.nikkostyle.jp/
indigo箱根強羅|神奈川箱根温泉
インターコンチネンタルホテルズグループが手がけるライフスタイル・ブティックホテルブランド「ホテルインディゴ」。その日本第一号ホテルが、2020年1月24日に開業した「インディゴ箱根強羅」です。
第一の特徴は、客室すべてに天然温泉の露天風呂がついていること。フレッシュな温泉に、いつでもゆったり浸かれます。
また箱根強羅の自然・文化にインスパイアされた独自の世界観が、ホテルの随所に見事に表現されています。
なかでも地元の老舗写真スタジオとコラボレーションしたベッドボードアートが印象的でした。
他にも火がテーマのオールデイダイニングレストランや水がテーマのバーラウンジ、スタイリッシュな温泉大浴場まで併設され、過ごす時間すべてが特別に感じられるはず。
・名称:indigo箱根強羅
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町木賀924-1
・地図:
・アクセス:小田原市街から車約25分、三島市街から車約40分、熱海市街から車約45分
・営業時間:15:00~ / 〜11:00
・電話番号:06-6347-1217(宿泊予約)
・料金:1泊2食付き28,500円前後/人〜
・公式サイトURL:https://hakonegora.hotelindigo.com/
AWA NISHI-IZU|静岡県戸田温泉
2022年3月に西伊豆の戸田温泉で開業した「AWA NISHI-IZU(AWA西伊豆)」。”現代的浄化”をコンセプトに掲げており、発酵・茶・温泉・ヨガを通じた新しい浄化体験をオールインクルーシブで提案するライフスタイルホテルです。
自然豊かで、温泉が湧く、癒やしに富んだ戸田の地。戸田でこそ得られる活力を、お宿の中で補充してもらおうというこだわりがしっかりと表れています。
お部屋は33平米から。昔ながらの温泉地にあるとは思えないほど、お洒落かつ現代的にデザインされています。
また食事についても、料理の食前酒の代わりに茶名人の煎茶が用意されたり、富士山をモチーフとした器で提供されたりと、食材はもちろんプレゼンテーションも一級品です。
滞在中に何度も利用できる、発酵と茶をテーマにした「AWA BAR」や、動画プログラムによるヨガ体験も楽しんでみましょう。
・名称:AWA NISHI-IZU(AWA西伊豆)
・住所:静岡県沼津市戸田1480-1
・地図:
・アクセス:伊豆市街から車約30分、沼津市街から車約55分
・営業時間:15:00~ / 〜10:00
・電話番号:0558-88-9915
・料金:1泊2食付き24,000円前後/人〜
・公式サイトURL:https://awa-nishiizu.com/
新たなライフスタイルを探す旅へ
今話題の「ライフスタイルホテル」の魅力と、筆者おすすめのホテルをご紹介しました。
日常の暮らしと、非日常の旅行。その線引きが明確でなくなることで、両者の相互作用が生まれ、余暇の過ごし方がより充実する気がします。
“自分の新たなライフスタイルを探す”目的で、ぜひ一度ライフスタイルホテルへ宿泊してみてはいかがでしょうか?
All photos by Yuhei Tonosho