愛媛県生まれ、四国育ち、現在はポルトガルに居るペコちゃぁんです。少し挑発的なタイトルを掲げておりますが、これが私の本心です。
「田舎だからやることないし、つまらないよね…」
学生も、社会人も、このようなフレーズが口癖になっているのかと思うくらい、よく耳にします。そんなことはないのです。きっと、楽しむことをしようとしていないから。だから私は声を大にして言います。つべこべ言わず
「とりあえず旅!(とりあえずビール!と同じ感覚で)」と。
国内ではなく海外なのは◯◯だから
ではまず、休みの日にどこかへ旅するとします。東京や大阪の大都市へ行くのもいいですが、田舎に退屈を感じる人ほど海外へ行ってほしいです。
地元の空港に国際線が無いから…なんて諦めないでください。北海道・東京・名古屋・大阪・福岡の五大都市を経由すれば、簡単に海外へ飛び立つことができるのです。
日本語が通じない、見たことも無い景色、自分の思っている常識が全く通用しないような非日常の世界…
それらを体験することで得られた刺激は、帰ってきた時に、小さな「良さ」に気づくきっかけになるからです。
しばらく旅をしている人が、白ご飯とお味噌汁に感動で涙する。とか電車やバスが時間通りに来て感激。なんて言いますが、そういう感じですね。
こういう感覚を小さな幸せと呼ぶのなら、小さな幸せの積み重ね=視野と心を広くするという方程式が成り立つと思うのです。
いや、でも社会人だったらそんなことは難しいでしょ?
海外旅行と聞くと、大型連休や長期休暇、もしくはリタイアしてからでなければ行けないものだと思っていませんか?学生であれば、夏休みがあるけど、社会人だと無理だよね…なんて。
そんなことはありません。世の中には週末弾丸旅で世界一周してしまうリーマントラベラーなる人物もいるくらいです。
節約したバックパッカースタイルや、少し豪華なリゾートスタイル。どんな旅にするかは自らの好みとお財布に相談するとして……
旅に出るか出ないか。
出ようと決めれば、何とでもなります。短い休みの中で上手く予定を立てるって、パズルみたいで楽しいですよ。
つまり、まずは覚悟を決めること。そうすれば明日にでも、新しい世界に飛びたてるのです。自分自身のテリトリーやルーティンな日々を嘆くくらいなら、海外で思いっきり打ちのめされるくらいの経験をしてもいいじゃないですか。
若いうちはとにかく何でもやってみるくらいの感覚で、自分の外の世界を知ることが成長の糧になると思うのです。
敷かれたレールを外してもそれは自分の道
私はこれまでに、新卒での社会人経験を経て、オーストラリアでのワーホリ、その後世界一周、帰国して仕事をした後にポルトガルへやってきました。
出身は四国ですが、高校卒業後は大都市に暮らしていました。元々交友関係が広かったこともありますが、身近に海外留学・在住経験がある友人やその繋がりの誰かと出会う度に、「若いうちに海外へ行くと良いよ」と言われていました。
地方都市では、そのような人が全く居ないわけでないのですが、出会うことが難しく、海外を旅する人が異次元だと捉えられることもあるでしょう。
ですが、どんな経験も必ず自分に積み重なります。周囲と同じでないことに不安を感じたとしても、少し広いエリア(大都市)で見たら旅にでる人はそこらじゅうに居ます。
実際に自分の目で世界を見れば、そのような不安はあっという間に吹っ飛びますから。