編集部

広告代理店の企画、出版社の書籍編集を経て2016年に企画・編集・ライターとして独立。ワタリドリ製作所の屋号で、書籍の執筆・編集、複数の企業のメディア運用に関わる。 東京都観光まちづくりアドバイザーとして、国や県庁のインバウンド事業の仕事をしていたときにTABIPPOに出会い、2023年春からジョイン。 大学生の頃から、世界各地を一人旅しては、陸路で国境越えをすることに情熱を捧げていた。現在は自然豊かな多摩エリアで、エネルギーの塊みたいな男児2人の育児に奮闘中。街歩きとおいしい物と温泉が好き。 著書:『世界の絶景1000』(英和出版社)共著、『石の辞典』(雷鳥社)

豪華なリゾートが多く集まるマカオは、日本からの直行便が多く片道約5時間半で訪れることができるため、毎年たくさんの日本人観光客が訪れます。

約450年に渡りポルトガルの統治下にあった歴史をもつマカオは、町並も東洋と西洋の文化が融合した独特の雰囲気。世界遺産に登録されている歴史的建造物や教会、広場などがあり、フォトジェニックな観光スポットを巡る旅を楽しめるのも魅力のひとつになります。

マカオはラグジュアリーなスパやプール、リゾート施設が充実しているため、旅先でリラックスしたい人にもぴったり。今回は「グランド・リスボア・パレス・リゾート・マカオ」を拠点に楽しめるスポットをご紹介します。

グランド・リスボア・パレス・リゾート・マカオはどんなところ?


グランド・リスボア・パレス・リゾート・マカオは、マカオを代表する「SJMリゾーツ」が手掛ける統合型リゾート。空港から車で10分というアクセスの良さで、フォーブストラベルガイドで5つ星を獲得した「グランド・リスボア・パレス・マカオ」、「ザ・カール・ラガーフェルド・マカオ」、「パラッツォ・ヴェルサーチ・マカオ」の3つのホテルが入っています。



グランド・リスボア・パレスリゾート・マカオから、市内中心部へは無料シャトルバスが運行。客室は中国文化をモチーフとし、中国と西洋との交流をイメージしたモダンな内装で、部屋からは美しいガーデンを臨むことができます。

リゾート内にはショッピング、グルメ、フォトスポットなどが充実しているので、ゆっくりリゾート内を散策するのも楽しい時間です。

東洋と西洋の文化が融合した歴史地区を散策


ユネスコの世界遺産に登録されているマカオの歴史地区は、長きに渡りポルトガルの植民地だった時代を物語る歴史的建造物が30以上あるエリア。

歴史地区の街路は狭く曲がりくねった路地が多いため、歩いているだけでも探検している気分が味わえます。これらの路地には多くの小さな店やレストランが軒を連ね、散策していても飽きません。
ポルトガル風の建物と中国風の建物が隣接する東洋と西洋が融合した独特の町並みも歴史地区ならではの光景です。訪れたらぜひ足を運んでもらいたい代表的なスポット4か所をご紹介します。

「聖ポール天主堂跡」


1602年に建てられた「聖ポール天主堂跡」は、1835年に火事で崩壊した聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称。イエズス会による建築物であり、マカオの「アクロポリス」のような存在だったと考えられています。ファサード(正面壁)が有名で、マカオのシンボルとなっています。

「セドナ広場」


マカオの中心地として多くの観光客が訪れる「セドナ広場」は、伝統的な中国のお祭りやポルトガルのフェスティバルなど、公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。パステルカラーの新古典様式の建物に囲まれて、波形模様の美しい石畳と相まってフォトジェックな写真を撮ることができます。

「聖ドミニコ教会」


1587年にメキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士によって作られた「聖ドミニコ教会」は、バロック様式のカトリック教会で有名です。裏手にあった鐘楼は改築され、約300点の宗教的装飾品を展示する宗教芸術の博物館となっています。

「マカオタワー」


高さ338mの展望デッキと高さ223mの展望レストランからマカオを一望できる「マカオタワー」。晴れた日にはマカオ全土と珠江デルタの大パノラマを臨むことができます。
タワーの外側を歩いて楽しむことができる「スカイ・ウォーク」と「バンジージャンプ」は人気のアトラクションのひとつ。タワーには、レストランやカフェ、映画館、ショップ、アウトドアプラザもあります。
他にも歴史地区にはマカオ博物館やワイン博物館など、ミュージアムや展示施設があり、マカオの歴史や文化について学ぶことができます。歴史や文化を深く知りたい方がぜひ訪れてみてください。

グルメ天国マカオの絶品料理を心ゆくまで堪能

ポルトガル料理と中国料理が融合して独自の進化を遂げたマカオ料理は、エッグタルトやポルトガル風シーフード料理などが有名です。ローカルの屋台料理などもあって、食べ歩きを存分に楽しめます。ポルトガル料理以外にも、世界各国のさまざまな国の料理があるので、何を食べるか迷ってしまいそう。

今回はラグジュアリーな店内で極上料理をいただけるレストラン3店舗をご紹介します。

「ザ・グランド・ビュッフェ」



アジアの活気あふれる屋台料理のようなにぎやかな雰囲気の店内では、上質な季節の食材をふんだんに使ったマレーシア、シンガポール、インドの本格的な名物料理や、冷製シーフード、多国籍グルメ料理などを楽しむことができます。

朝7時からオープンしているので、点心や西洋料理、アジア料理など豪華な朝食ビュッフェで1日をスタート。

夕方からは、ビュッフェでは珍しい屋外バーベキュー専用ピット「La Parilla」で、お肉やシーフードを使ったグリルをいただくことができます。

「ラ・スカラ・デル・パラッツォ」



ヴェルサーチの洗練されたインテリアの下で、スペクタクルなアフタヌーンティーセットを堪能できます。

現代風にアレンジされた美味しいクラシックなイタリアンペストリーや、18金のフレークで飾られたゴールデンヘーゼルナッツチョコレートとイタリア産エスプレッソ豆を使ったヘーゼルナッツコーヒーなどのドリンクは必見です。

「メサ・バイ・ホセ・アビレス」



「ザ・カール・ラガーフェルド・マカオ」の3階に位置し、東洋からインスピレーションを得たという黒・白・ゴールドを基調とした現代的な内装の高級レストラン。

メサのパートナーとして、ミシュランの2つ星シェフ、ホセ・アヴィレスが、ポルトガルにあるレストランで提供している料理の数々をまったく新しい調理法でクリエイティブにアレンジしたメニューをいただけます。バースペースではマカオやポルトガルの物語にインスパイアされたシグネチャーカクテルを提供し、食後に一杯楽しむことができます。

グルメ以外にも、高級ブランドからローカルな商品までさまざまなショッピングスポットがあります。特にリゾート内に大型のショッピングモールが併設されていることが多いので、買い物も思う存分楽しんでみてくださいね。

All photo by Grand Lisboa Palace Resort Macau

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広告代理店の企画、出版社の書籍編集を経て2016年に企画・編集・ライターとして独立。ワタリドリ製作所の屋号で、書籍の執筆・編集、複数の企業のメディア運用に関わる。 東京都観光まちづくりアドバイザーとして、国や県庁のインバウンド事業の仕事をしていたときにTABIPPOに出会い、2023年春からジョイン。 大学生の頃から、世界各地を一人旅しては、陸路で国境越えをすることに情熱を捧げていた。現在は自然豊かな多摩エリアで、エネルギーの塊みたいな男児2人の育児に奮闘中。街歩きとおいしい物と温泉が好き。 著書:『世界の絶景1000』(英和出版社)共著、『石の辞典』(雷鳥社)

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