ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

せかいいっしゅうしましょう じぶんのいきたいところにいきましょう むずかしいことはなしにして さぁ、いきましょう

さて、では実際にアロハオエの意味を考えてみましょう。

アロハオエの歌詞には、「去っていく前にもう一度あなたを抱きしめよう」とか、「懐かしくて暖かい思い出」などといった別れを連想させるワードが連発します。

 

そして、「オエ」はハワイ語で「あなた」を意味します。どうやら「アロハオエ」は「さようなら、あなた…。」という意味のようです(涙)

常夏のハワイのイメージとはまるで正反対のイメージの曲が有名になったものです…。

 

ドナドナ

「ドナドナ」といえば、牛が売られていく様子をもの悲しく歌い上げた楽曲です。

ドナドナは、もともと東ヨーロッパのユダヤ人が使う「イディッシュ語」という言葉で作詞されましたが、なぜか世界中でヒットしていろんな言葉で翻訳されました。

 

もともとは牛を追うときの掛け声だったとか、ユダヤ教の神を表す単語だとか、いろいろな説がありますが「ドナドナ」という言葉の意味はよくわかっていません。

そのため、世界中どこでもドナドナという歌詞はそのまま歌われています。(発音的にはダナダナが近い地域が多い。)

なんにせよ、悲しいイメージをあおる単語であることは間違いありません。

 

オーパッキャマラード パオパオパ

子供に人気の童謡「クラリネット壊しちゃった」に登場する謎の歌詞「オーパキャマラード パオパオパ」ですが、実はこれフランス語ってご存知でしたか?

意味は「Au pas cadence」(リズムに合わせて)と周囲に「camarade」(呼びかける)するというものであり、意訳すると「リズムにあわせよう!」といった感じになります。

ちなみに、日本語では「パオパオパ」と表記される歌詞ですが、フランス語の歌詞では‘‘Au pas,Au pas,Aupas”と表記されているため、「パオパオパ」ではなく、「オパオパオパ」と表記するのが正確なようです。

 

まとめ

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photo by Boris SV

今回紹介した歌詞からも見て取れるように、日本に入り込んでくる海外の文化には「よくわからないまま伝わっているもの」が少なくありません。

とはいえ、どんなものにでも文化は詰まっているもの。よくわからないものをわからないままにせず、より深く知ろうとする心があればきっと世界は広がるはず。

探求心と好奇心を忘れずにいきましょう!

ライター
佐々木 拓馬 フリーライター

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