本当に自分が熱くなれることでなければ、一時的にウケが良くても、それを続けることが苦痛になってきてしまいます。
例えば、オネエ系の方が人気だからって、興味も関心もないのに自分がオネエ系のフリをしたって辛いですよね
応援者の期待に応える
応援して下さる方をアッと驚かせる為なら、多少の無理も厭いません。むしろ「応援者の期待に応える」だけでは、本当はダメなんです。
「応援者の期待を、大幅に裏切ってやる」くらいの気持ちでやることです。その為には、自分自身でも驚いてしまうようなことに臨みます。
僕は小さい頃から動物がとても大好きなのですが、ペットとして大きな牛を飼って一緒に歩いたり、犬と鳥と猿を連れて旅をしたりと、自分でもさすがにそれは無理なんじゃないか、と思えることに挑戦しました。
そして何より、挑戦することで自分自身も企画に対して熱くなれるものです。
牛は角が大きく乳が出るものを選んだのも、桃太郎と同じ三種類の動物を飼ったのも、イカダを自作した際に、「イカダ」の一般的イメージ通り、川下りには実際不要の大きな帆をあえて付けたのも、イメージ的に分かりやすくすることで、みんなが一目見ただけでアッと驚けるようにしているんです。
かっこ悪いところも伝える
最後に、これは少し勇気の要ることかもしれませんが、僕は自分のカッコ悪いところや悩んでいる様子も、包み隠さず表現するのがいいと思っています。
カッコいい場面や笑顔になれることばかりをシェアするのも良いかもしれませんが、僕はその人の弱さも見えた方が、応援したいと思えます。
応援者は、ただの観客ではありません。一緒に旅をしてくれる仲間でもあります。辛いことや悩んでいることも、自分の中に閉じ込めるのではなく、ちゃんと共有して、一緒に苦しんでもらいましょう。
そうすることで、見ている人は共感を覚え、もっと応援してくれると思います。
編集後記(担当:前田塁)
いかがだったでしょうか。DAAと僕が出会ったのは、2年前の出発前イベントでした。渋谷モンベルのイベントスペースで旅への想いを叫び、ティーティーウーになって踊る宮川くんの姿を見て、胸の中がカッと熱くなったことを覚えています。
旅はまだ始まっていなかったけど、すでに彼に勇気付けられていました。
「過酷な旅を続けることができたのは応援してくれる人たちがいたから。孤独ではなかった」と宮川くんは言います。そして、「応援してくれと声を出すことはとても怖かった」と。
本記事が皆さんにとって孤独ではない一人旅へ挑戦するきっかけとなればとても嬉しいです。
6/26(日)にDAA Live Tokyoが開催されます
自由を探す旅に出た。ひとりで重たい荷物を担ぎ、歩き続けた。アマゾンの大河に出て、自分でイカダを作り、川に流れて旅をした。旅の仲間にたくさんの動物も飼った。犬、リャマ、牛、鳥、猿。
人生で、これだけ頑張ったことなど無いと言えるほど、限界ギリギリを、いつも生きていた。それなのに、僕は一向に 自由がどこにあるかなんて わからないままだった。気が付けば、もう人生の2年間という月日が 経ってしまっていた。
もう…ダメだ。終わりにしよう。あるとき全てを諦めて、もう、家に帰ることに決めた。その時、僕が見つけたもの、驚いたことに それは、ずっとずっと探し求めていた、自由そのものだった!
旅×トークだけでも、トーク×写真だけでもなく。アマゾン×冒険旅行×トーク×映画×音楽×演劇これが、新しい表現のカタチ ”DAA Live”。
ドキュメンタリー映画のために撮影した映像とそれに合わせた音楽にのせて。そして役者として出来る、身体表現の全てを使って、僕が大自然に見せてもらった世界を、自分の可能性の全てをかけて、皆さんの目前に、生み出します。
【日時】6月26日(日)
【場所】北とぴあ ドームホール 東京都北区王子1丁目11−1
【時間】18:30開場 19:00~
【料金】3500円 ※お申し込みは下記よりよろしくお願いします。
【主催】Dancing Across the Amazon 日本事務局
【申込先】http://www.kokuchpro.com/event/46a3c7367f2abcc07b859c266ca20ae0/