ライター
多葉田 愛 セールスディレクター

国内外でまちづくりを手がけるUDS株式会社にて広報と新規事業の立ち上げを経験後、株式会社TABIPPOにて観光PRを担当。現在は福岡⇄東京の二拠点生活を送りながら、フリーランス広報ユニット「ふたり広報」を運営。

波の音をBGMに聞きながら、テラスに腰掛けてパソコンを開く。
見つめる画面の先には、美しい空が広がり、柔らかい風に包まれる。

仕事と休暇をミックスするあたらしい旅のスタイル「ワーケーション」を実践してしばらく月日が経ちますが、こんなにも穏やかな気持ちで過ごすことができたのは、初めてかもしれません。

わたしが今回ワーケーション先として訪れたのは、多様な魅力で訪れる人を惹きつけ続けるハワイ。

きらめくビーチ、賑やかなショッピングストリート、美味しいローカルフード、自然を感じるアクティビティ……せっかく訪れたなら、と予定をいっぱい詰め込んでしまいがちですが、今回はのんびりと暮らすようにハワイを旅することにしました。

わたしのワーケーションのこだわりは、心地よいホテルに滞在することと、その土地らしさを感じるリフレッシュ時間を設けること。

日常の延長で滞在するなかで発見した、とっておきのハワイをお伝えします。

オアフ島・ホノルルで、ホテルを楽しむワーケーション

オアフ島に降り立ち、最初に向かったのはハワイ州最大の都市ホノルル。ハワイと聞いて思い浮かぶ「ワイキキビーチ」まで歩ける距離に、個性豊かなリゾートホテルが立ち並んでいます。

今回わたしが、オアフ島でワーケーションの拠点として滞在したのはふたつのホテル。それぞれの魅力をご紹介します。

ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ(Halepuna Waikiki by Halekulani)

オアフ島のハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ
photo by しふぉん

ワイキキのメインストリートすぐ側に位置する便利なロケーションが魅力のアーバンオアシス「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」。中心地にありながら、オーシャンビューの客室とインフィニティープールで、存分にリゾート感を味わうことができます。

オアフ島のハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニphoto by Tomomi Isa
海を望む客室でのワーケーションはもちろん、ロビー階にはフラットスクリーンテレビやワイヤレスオーディオを備えた予約制のミーティングルームも用意されており、複数名での会議にも対応することができます。

姉妹ホテルハレクラニの「スパハレクラニ」のセラピストによるプールサイドでのトリートメントや、宿泊ゲストのみ利用可能なリラクゼーションスペース「ザ・ガーデン」など、館内で仕事の疲れを癒すことができるのも嬉しいポイント。

オアフ島のハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニphoto by しふぉん
オリジナルのアメニティは、ホテルのシンボルである「ポーフエフエ」(英名:ビーチモーニンググローリー)の明るいピンクがアクセントカラーに。かわいいデザインだけでなく、プラスチックフリーにつながるウォーターボトルやトラベルジャーナルなど、実用的なものばかりです。

サステナビリティの取り組みとして「ノースショアの森を育てる植樹プラン」もあり、中心地に滞在しながらアクティビティを通じて自然とのつながりを感じることもできます。

■詳細情報
・名称:ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ(Halepuna Waikiki by Halekulani)
・住所:2233 Helumoa Road Honolulu, Hawaii 96815
・公式サイトはこちら

星野リゾート サーフジャック ハワイ(The Surfjack Hotel & Swim Club)

オアフ島のサーフジャック ホテル&スイム クラブphoto by 相沢亮
「星野リゾート サーフジャック ハワイ」は、1960年代のサーフカルチャーからインスピレーションを得たレトロなブティックホテルで、映画の中に入り込んだかのような気分に。ホテルラバーから支持を集める星野リゾートがプロデュースを手がけています。

客室は、プライベートラナイ(ベランダ)付きで広々。地元のアーティストたちが手がけた家具やアートが部屋を彩ります。高速Wi-Fiが完備されているため、ネット環境も申し分ありません。

オアフ島のサーフジャック ホテル&スイム クラブphoto by Tomomi Isa
アイコニックなプールの周りでは、映画の上映や生演奏のライブも。併設されたハワイアン料理のレストラン「マヒナ&サンズ」で食事をいただきながら、ローカルミュージシャンによる音楽を楽しむことができます。

日中はリモートワークをして、夕方からはプールサイドでチル。そんなリラックスしたワーケーションをしたい方におすすめです。

■詳細情報
・名称:星野リゾート サーフジャック ハワイ(The Surfjack Hotel & Swim Club)
・住所:412 Lewers Street Honolulu, HI 96815
・公式サイトはこちら

【番外編】ハワイ島・コナで、ホテルを楽しむワーケーション

あたらしいマラマなハワイ旅で訪れた、ハワイ島photo by Tomomi Isa
ちなみに今回の滞在では、じつはオアフ島だけでなく、ハワイ島も訪れました。ハワイ島は東のヒロエリアと、西のコナエリアに大きく分かれますが、私はビーチリゾートが広がるコナに滞在。

その時のホテルもとても素敵だったので、ぜひ合わせてご紹介させてください。

ジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)

ハワイ島のジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートphoto by Tomomi Isa

2021年に全米No.1に輝いたハプナ・ビーチを望む絶好のロケーションに位置する、ラグジュアリーなリゾートホテル。プール&ジャグジーや、スパなど癒しの体験が充実しています。

オーシャンビューの広々とした客室で、リラックスして過ごすことができました。お仕事もスムーズにできる快適な環境です。

ハワイ島のジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートphoto by Tomomi Isa

ハワイ島のジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートphoto by Tomomi Isa

ビュッフェスタイルの朝食会場に加えて、2つのレストランとコーヒーバーが併設されており、地産地消を基本とするハワイアンスタイルの食事がホテル内で楽しめるのは、ワーケーションの際にも嬉しいポイント。ロコにも人気のロブスターロールが絶品でした。

ハプな島のジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートphoto by Tomomi Isa

サステイナビリティの取り組みとして、ウォーターボトルとウォーターサーバーも用意されており、ホテル内でもお出かけの際にも重宝しました。もちろんビーチに行く際は、リーフセーフの日焼け止めを塗ることも欠かせません。

ハワイ島のジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートphoto by Tomomi Isa

もしもオアフ島から足を伸ばすことができるなら。美しい海、空、星が広がるハワイ島で夢のようなワーケーションをぜひ。

■詳細情報
・名称:ジ ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)
・住所:62-100 Kaunaʻoa Dr, Waimea, HI 96743
・公式サイトはこちら

オアフでおすすめのリフレッシュスポット

せっかくハワイまでやってきたのだから、ホテルに籠もって仕事をするだけでなく、まちの雰囲気を感じたい!遠くに出かけることは難しくても、気分転換にカフェを訪れたり、ご褒美に美味しいデザートを食べたい。

そんなワーケーション中の願いを叶える、オアフ中心のおすすめリフレッシュスポットをご紹介します。

仕事に集中できるオープンなカフェ「Knots Coffee Roasters」

オアフ島のKnots Coffee Roastersphoto by Ai Tabata
ノマドワーカーの友人一押しのカフェ「Knots Coffee Roasters」は、Wi-fi・電源完備でリモートワークに最適。多くの人がパソコンを開き、仕事に集中していました。

店名でもある焙煎コーヒーや、ポケ丼などのごはんメニューもあるので、いろいろなシーンで使い勝手の良い場所。気分を変えて、仕事をしたい時はぜひ訪れてみてください。

カウアイ島発ヴィーガンドーナツ「Holey Grail Donuts」

カウアイ島発ヴィーガンドーナツ「Holey Grail Donuts」photo by Tomomi Isa

仕事のお供と言えば、コーヒーと甘いおやつという人は多いはず。罪悪感なく食べられるヘルシーなおやつがあると教えてもらい、カウアイ島発のドーナツショップ「Holey Grail Donuts」へ。

タロイモで作られた生地を有機ココナッツオイルで揚げたヴィーガンドーナツをいただきました。カラフルでかわいい見た目ですが、自然な優しい甘さで病みつきになる美味しさ!

フレーバーは、ストロベリーやシナモンなど定番のものから、カボチャスパイスや、味噌ハニーなどユニークなものまでさまざま。訪れる日によってもメニューは異なるので、何度も通いたくなってしまいます。

「THE SUNRISE SHACK」のアサイーボウルで、ビタミンチャージ

オアフ島の「THE SUNRISE SHACK」photo by Ai Tabata
アサイーと呼ばれる果物をスムージー状にして、フルーツやグラノーラ、蜂蜜などをトッピングしたハワイの定番「アサイーボウル」は、満足感がありながらもヘルシーで眠気を誘わないので、お仕事前のモーニングやランチにおすすめ。

わたしが訪れたのは、カラフルな内装が目を引く人気店「THE SUNRISE SHACK」。フルーツたっぷりで、元気が湧いてくる美味しさでした。

ワイキキビーチまで5分ほどのロケーションなので、ぜひ冷たいアサイーボウルを太陽を浴びながら頬張ってみては?

フライト時間も有効活用するなら、「ZIPAIR」が最高!

航空会社のZIPAIRphoto by Tomomi Isa
今回のハワイ〜東京間の移動で利用したのは、時代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューの両立を掲げるエアライン「ZIPAIR」。

機内でも無料でWi-fiに接続できるので、長時間のフライトでもオンラインの作業やメールの確認など、時間を有効活用することができます。ビジネスクラスのようなフルフラットシートもお手頃価格なので、移動時間はゆっくり休みたいという場合はぜひオプショナルサービスを。

機内食も自由に選択することができ、シーンや気分に応じて過ごし方をカスタマイズできる点がワーケーションにもぴったりだと感じました。

・ZIPAIR公式サイトはこちら

ハワイであたらしいマラマな旅、ワーケーションを

あたらしいマラマなハワイ旅photo by Tomomi Isa
リラックスをしたい時に真っ先に思い浮かぶのは、「非日常に浸ること」でしたが、今回のワーケーションを通じて感じたのは「日常の延長で過ごすこと」も肩肘を張らずにリラックスできる過ごし方であるということ。

日本での日常を止めないからこそ、気軽にハワイに訪れることができ、最終日に突然現実に引き戻されることもなく、穏やかな気持ちでまた日常へと帰って行ける気がします。

ワーケーションの拠点として過ごしたホテルは、無料で使えるウォーターステーションやリーフセーフ日焼け止め、植樹体験付きの宿泊プランなど、さまざまな形で環境保全への取り組みを行っていました。美しいハワイで、環境への思いやりを持ったライフスタイルを送ることで、あたらしい旅の豊かさを実感することができました。

バケーションだけではない、ハワイの魅力を少しでも感じていただければ嬉しいです。

《特集》美しきハワイを未来に語り継ぐ「あたらしいマラマなハワイ旅」

Main photo by しふぉん, Tomomi Isa

ライター
多葉田 愛 セールスディレクター

国内外でまちづくりを手がけるUDS株式会社にて広報と新規事業の立ち上げを経験後、株式会社TABIPPOにて観光PRを担当。現在は福岡⇄東京の二拠点生活を送りながら、フリーランス広報ユニット「ふたり広報」を運営。

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