ライター

管理栄養士。3千人(1万件)以上の栄養カウンセリングのため日本を駆けめぐってきたが、2017年7月より舞台を世界に拡げ、食と健康の学びの旅へ出発。各国から世界の食をお届けします。

こんにちは!食をテーマに世界一周中の管理栄養士Junです。私は1ヶ国目のマルタで1ヶ月半暮らしながら、マルチーズ(※マルタ人のことをマルチーズと呼ぶそうです。可愛らしいですね。)の食習慣に触れ、マルタの食を堪能してきました。

今回は、『やせたいけど食べたい』代表の私がマルタの食レポをしたいと思います!

EUイチ肥満国『マルタ』


ヨーロッパ『地中海のへそ』と呼ばれるマルタ共和国。治安が良く、首都バレッタがまるごと世界遺産、自然も豊かで美しい国です。そして意外にも、EU諸国の中で肥満率トップの国。

その大きな要因の一つが食事情。実際にマルタ人が食べているものを見ていると、日本よりも高脂質・高カロリーのものが多かったので、ダイエッターの私も、滞在中はおいしいものを堪能しつつも食べるものや量を意識していました。


そこで、旅したいけど太りたくない、これからマルタに行かれる方へ、食を楽しむ際のポイントも一緒にお伝えしますね!

定番のパスタは量に注意


マルタ料理は、南ヨーロッパと北アフリカを融合した地中海料理といわれてます。イタリア料理が一番似ており、パスタは定番中の定番です。生粋のマルチーズのお家でもパスタの頻度が一番多く、さまざまな形のパスタを常備していました。


マルサシュロックで開かれているサンデーマーケットで見つけた、星形のパスタ。この市場では、マルタでとれた魚や野菜だけでなく、香辛料や塩などの調味料も安く手に入ります。


こちらは、マルチーズファミリーと一緒に食べた、とある日の家庭料理。サラダと牛肉料理ですが、実はどちらにもパスタが使われています。サラダはたっぷりのマヨネーズで合えたマカロニサラダです。牛肉料理の下にはクスクスといわれる、小さな粒状のパスタが敷かれています。

ダブル炭水化物!!白米2膳食べているようなかんじです。他にもスープに入っていたりと、パスタは色々な料理に登場します。


『ラビオリ』もマルタの代表料理。平らな麺2枚にリコッタチーズや刻んだ野菜を詰め、トマトソースで合えます。こちらは、とれたてのトマトを使ってマルチーズが作ってくれました。

ラビオリはスーパーマーケットでも売っているので気軽に試せますが、ゆでると想像以上にボリュームが出るので、ゆでる前に欲張りすぎないのがポイントです。外食ではパスタのサイズを選ぶところがありますが、スモールサイズで日本の1人前程度あります。


また、お店によっては1品頼むと、パンだけでなくフライドポテトやミニサラダ、お総菜がついてくることがよくあるので、初めて入るお店では様子を見ながら注文することをおすすめします。

ちなみに、私は外食の際にパンが出てきそうだったら、炭水化物(パスタやピザ、リゾット)は頼みませんでした。

ライター

管理栄養士。3千人(1万件)以上の栄養カウンセリングのため日本を駆けめぐってきたが、2017年7月より舞台を世界に拡げ、食と健康の学びの旅へ出発。各国から世界の食をお届けします。

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