ライター
貝沼和 TABIPPO CARAVAN

ソウル在住10年の複業フリーランス。2人の女の子を育てながら、ライター、SNS運用、カスタマーサクセス、コミュニティ運営、日本語教師など「人生に彩りのある選択肢を届けたい」という想いのもと多方面で活躍中。座右の名は「和をもって尊しとなし」

さしせまるゴールデンウィーク、せっかくの連休だけど「何をしよう?」と迷っている人も多いはず。家族や友達と過ごすのもいいけれど、今年は 「ひとり旅」 に出かけてみるのはいかがでしょうか。

ひとり旅の魅力は、なんと言っても「すべてが自分次第」という自由さ。自分の心の声に従って、行動することができるので、自分の本当の気持ちと向き合えるのがひとり旅の魅力です。

ソウル在住の私がみなさんにおすすめしたい「ひとり旅」の目的地はもちろん韓国・ソウル。とくにおすすめなのは、ソウルの「望遠洞(マンウォンドン)」というエリアです。

今回の記事では私がソウルひとり旅をおすすめしたい理由と、望遠洞1人歩きのモデルコースをご紹介します。

ソウルにひとり旅をする魅力って?

ソウルは日本にはない魅力がたっぷり!photo by Nodoka Kainuma
ソウルにひとり旅をする魅力はスバリ、

・非日常を味わえること
・あたらしいアイデアや価値観に出会えること
・自分と向き合う時間を作れること

韓国語の看板、屋台の香ばしい匂い、スタイリッシュなカフェ…日本にいる時とは違う空間に身を置くと、周囲の言葉から解放され、自分の心の声が聞きやすくなります。

さらに、韓国のトレンドを体感したり、異文化に触れたりすることで、新しい価値観に出会えるのもソウル旅の醍醐味。「このお店のデザイン、仕事のアイディアに活かせそう!」とか「こんな働き方があるんだ!」と、思わぬ気づきを得ることも。

日本を飛び出してみるからこそ、普段の仕事や人生を見つめ直すきっかけを得ることができる。それがソウル旅の魅力です。

おすすめスポット・望遠洞(マンウォンドン)とは?

望遠洞は、ソウルの人気エリア・ホンデの隣に位置する、おしゃれでローカルな雰囲気が魅力のエリア。

・望遠市場でローカルなグルメを楽しめる
・おしゃれな雑貨屋さんや独立系書店が点在
・ブックカフェが多く、ひとり時間を満喫できる

ホンデや梨泰院、聖水のような観光客で賑わうエリアとは違い、落ち着いた雰囲気でローカルと同じようにゆったりと過ごせるのが魅力です。

それでは望遠洞の半日モデルコースを紹介します!

1人で満喫!望遠洞散策・半日モデルコース

12:00|市場&ローカルな街並みを歩く

望遠市場入口はローカルの人々で賑わっている photo by Nodoka Kainuma
まずは 地下鉄6号線の望遠駅2番出口を出て、望遠市場へ。

ここは 地元の人が利用する市場なので、韓国の食材や文化をリアルに感じられます。屋台でキンパやホットク、タッカンジョン(甘辛チキン)などを食べ歩きしながら、気ままに散策してみましょう。

青唐辛子の肉詰めフライをゲット!思ったより辛くなかった!photo by Nodoka Kainuma
マッコリシェイクマッコリシェイクも購入!アルコール度数がそんなに高くないので、お酒に弱い人にもオススメ photo by Nodoka Kainuma

13:00 おしゃれな雑貨屋巡り

旅好きにはたまらないソウルの名所のシールやパスポート入れ、世界遺産の地図などもあって、気分が上がる! photo by Nodoka Kainuma
市場のあるメイン通りを離れると一気に雰囲気が変わるのが、望遠洞の面白いところです。おしゃれな雑貨屋や最近韓国で流行っている「独立系書店」と呼ばれる小さな本屋もあり、ソウルならではのデザインやコンセプトのお店に出会えるので、あたらしい刺激を得ることができます。

私のおすすめは「ZERO SPACE」。韓国で人気のイラストレーターの雑貨や文房具を扱うお店。かわいいステーショナリーや旅行グッズが揃い、お土産にもぴったりです。

■詳細情報
・名称:ZERO SPACE
・住所:398−2 Mangwon-dong, Mapo-gu, Seoul
・地図:
・アクセス:地下鉄6号線の望遠駅2番出口7徒歩
・営業時間:13:00~19:30
・定休日:なし
・公式サイトURL:https://www.zeroperzero.com/

15:00 ブックカフェで旅の振り返り

本だけでなく、音楽も楽しめる空間 photo by Nodoka Kainuma
ひとり旅の醍醐味は、自分との対話ができる時間を取れること。そんな、ひとり旅におすすめの場所が、メイン通りから少し離れたところにあるブックカフェ「진부책방스튜디오(Book and Studio Jinbu)」。

「文学・コーヒー・音楽」が共存するこの場所は、静かに自分自身と向き合うのに最適な空間です。レコードの音を聞きながら、美味しいコーヒーを片手に、ノートとペンでソウル旅の思い出を振り返る時間を作ってみませんか?

■詳細情報
・名称:진부책방스튜디오(Book and Studio Jinbu)
・住所:Seoul, Mapo-gu, Jandari-ro, 112 F2
・地図:
・アクセス:地下鉄6号線の望遠駅1番出口徒歩5分
・営業時間:12:00~20:00
・公式サイトURL:https://www.instagram.com/jinbubooks
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【番外編】ちょっと足を伸ばして、望遠漢江公園へ

photo by pixabay
このまま地下鉄に乗って他のエリアに行くのもアリですが、このエリアをもう少し楽しみにたいという方にピッタリなのが、「漢江(ハンガン)」。ソウルを東西に流れるこの大きな河は、ソウル市民の憩いの場。ゴールデンウィークの気持ちのいい季節には、のんびりとお散歩するのにぴったりです。

ソウル市内に全部で11ヶ所ある「漢江公園」ですが、望遠洞エリアからは「望遠漢江公園」へのアクセスが便利。ここは韓国ドラマや映画のロケ地としても知られる「城山大橋(ソンサンテキョ)」のすぐ近くにあります。

おすすめの過ごし方は、近くのコンビニでキンパとインスタントラーメンを買って、夕陽を眺めながら味わうこと。外で食べるラーメンとキンパは、格別の味!こんなふうに、ソウルらしい自由なスタイルで旅の締めくくりをするのも、ひとり旅ならではの楽しみ方です。

■詳細情報
・名称:望遠漢江公園
・住所:467 Maponaru-gil, 망원제1동 Mapo-gu, Seoul
・地図:
・アクセス:地下鉄6号線の望遠駅2番出口徒歩15分
・公式サイトURL:https://hangang.seoul.go.kr/www/contents/666.do?mid=468(韓国語のみ)

ソウル・望遠洞は、一人旅にぴったりなエリア

ソウル・望遠洞は、一人旅にぴったりな魅力がぎゅっと詰まっています。

・ローカルな雰囲気を味わえる
・おしゃれなカフェや雑貨屋巡りが楽しめる
・ひとり時間をゆったり過ごせる

ソウルに1人で訪れるからこその過ごし方ができます。日常を離れて、心の声に耳を傾ける時間は、きっとあなたに新しいエネルギーをくれるはず。このゴールデンウィーク、あなたもソウルで「自分をリセットする旅」に出かけてみませんか?オソワヨ!ソウルでお待ちしております♪

ライター
貝沼和 TABIPPO CARAVAN

ソウル在住10年の複業フリーランス。2人の女の子を育てながら、ライター、SNS運用、カスタマーサクセス、コミュニティ運営、日本語教師など「人生に彩りのある選択肢を届けたい」という想いのもと多方面で活躍中。座右の名は「和をもって尊しとなし」

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