ライター
etousakura 旅とディズニーが大好き

今までで7ヵ国の国に渡航。旅とディズニーが大好きな大学3年生。現在はTABIPPOのスタッフとして挑戦の日々。残りわずかな学生生活では人との繋がりを大事にしながら国内外問わずいろんなところに行って夢と笑顔に触れながら旅をするのが目標。

「結婚式」と聞いて、みなさんどんな気持ちになりますか?幸せな気持ちになりますよね。そんな、みんなが幸せになる結婚式。世界にはどんな結婚式があるか気になりませんか?今回はそんな海外の結婚式について取り上げてみました!

 

やってみたい結婚式

二人で歩みだす新たな一歩!(アメリカ)


結婚式中に新郎新婦がほうきの上をジャンプするこの風習。由来は南アフリカの奴隷時代にあります。アフリカンアメリカンのカップルは結婚を許されていませんでした。そのため、悪霊を追い払う象徴とされていたほうきを新郎新婦の頭の上で振って、悪霊を追い払っていました。

その悲しい過去を乗り越えた象徴として、ほうきを飛び越える習慣ができました。現在ではヨーロッパ等でも、新しいスタートを切ると言う意味合いがこめられて、式中に行われることもあります。気持ちにメリハリもついて、良い一歩を踏み出せそうですね。

 

結婚指輪は足に(ヒンドゥー教)


ヒンドゥー教では、左手の薬指ではなく足の指に指輪を交換するのです!その足にヘナという植物で作られた”ヘナタトゥー”と呼ばれるペイントがされ、手には”メヘンディ”という刺繍がされます。メヘンディが濃い程、愛され結婚生活がうまくいくとも言われています。

 

幸せになれるおまじない!?サムシングフォー(ヨーロッパ)


サムシングフォーとは、ヨーロッパで約200年以上前から言い伝えられているおまじないです。

・一つ目は家族愛を示す、”先祖や家族から受け継いだ何か古いもの”。
・二つ目は二人の新たな一歩を表す”何か新しいもの”。
・三つ目は既に結婚した友人からの”何か借りたもの”。これは幸せのおすそ分けですね。
・四つ目は”何か青いもの”。

青は聖母マリアのシンボルカラーでもあり、幸せを象徴する色ともされています。この四つの物を結婚式で身に着けると幸せになると言われています。みんなの愛を感じれて益々幸せになれそうですね!

 

真似したくない結婚式

真黒くされる結婚式!?(スコットランド)

@unartigが投稿した写真 – 2016 10月 25 1:30午前 PDT

結婚式の前夜祭として、一週間から数日前に行われるこのイベント。新郎新婦が野菜や卵、魚などを混ぜたものを友人や親族にかけられ、その姿のままでトラックの荷台に乗せられて町中をパレードします。

悪魔や邪悪な精神を退治するために行われ出したのが起源。今では、結婚する前の最後の恥だとされ、”忍耐力”や”謙虚さ”を身に着ける機会だとされています。これを思い出すと、この先どんなに辛いことがあっても乗り切れそうですね!

 

結婚式なのにキス祭り?(スエーデン)

ドイツのある地域では、結婚式のお客さんが新郎新婦にキスをする風習があります。なんと!参列した男性は新婦に女性は新郎にキスしちゃいます。これは、参列者のお祝いの気持ちを表しているのです。風習であるとは言え、嫉妬してしまいそうですね。

 

花嫁を殺さないで…(中国)

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photo by pixabay

ユグル族の風習で、結婚式に新郎が新婦を三回弓矢で射るという昔からの風習があります。しかし、弓矢に矢じりはついておらず、ゴム製になっているので命の危険はありません。この後、新郎はこの弓矢を折ります。新婦に刺さった弓矢を抜くことで二人の愛を永遠に保つという意味合いがこめられています。

それにしても、弓矢で射られるのは想像するだけで怖いですね。

 

あなたは耐えられる?新婚三日三晩トイレ禁止(マレーシア)

@diyanalinが投稿した写真 – 2016 10月 25 7:48午前 PDT

ティドン族の新婚夫婦は、新婚三日三晩の間にトイレに行くと悪事が起きるとされているため、親戚に見張られトイレに行くことを禁じられます。そのため、食事もほんの少ししか摂らないそうです。

悪事とは、”離婚” “子供の死” “不妊” 等深刻なものばかりです。

 

おもしろい風習

代々伝わるハンカチ(ベルギー)

まりあさん(@tinabrnfd)が投稿した写真 – 2016 10月 24 3:25午後 PDT

ベルギーでは、新婦の親戚が刺繍入りのハンカチを新婦に落とす習慣があります。そのハンカチが代々受け継がれていきます。親から受け継いだハンカチで涙を拭くなんて素敵ですね。

 

ガータートス(欧米)


新郎が新婦のスカートにもぐりこみ、ガーターを外して独身の参列者に投げるというこのガータートス。男性版のブーケトスで、ブーケトスと同じように、ガーターベルトを受け取った男性が次に結婚すると言われています。

 

陶器やグラスを割る(ドイツ)

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Theresa Jetschmannさん(@jetschmanntheresa)が投稿した写真 – 2016 10月 12 12:23午後 PDT


またまたドイツです!地方のドイツの結婚式では、参列者が食器や陶器をすべて割ってしまいます。そこを新郎新婦で力を合わせて片付けます。結婚という門出の祝福に、陶器を割り不幸から逃れるという厄除けの意味と、どんな困難でも協力して乗り越えるという二つの意味合いがあります.

二人で力を合わせて片付けるという、初めての共同作業にもあたります。日本でいう、ケーキカットみたいですね。こんな初めての共同作業も絆が深まりそうで素敵ですね。

 

塩とパンを食べる(ロシア)

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photo by pixabay

ロシアでは、結婚式の際に、新郎家族が用意したパンと塩を新郎新婦がかじりつくという風習があります。新郎新婦は、人生最後の辛味となるようにという思いをこめて塩をたっぷりつけ何回かに分けて食べます。

そして、新郎新婦の内、より多くかじりついたほうが主人と見なされます。新婦を新たな家族の一員として歓迎するという意味も込められています。

 

驚きのしきたり

花婿は花嫁の父にクジラの歯を贈呈(フィジー)

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photo by pixabay

女性がプロポーズの時に貰うものと言えば、何を想像しますか?恐らく指輪をみなさんイメージすることかと思います。

しかし、フィジーではマッコウクジラの歯がプレゼントされます。フィジーでマッコウクジラの歯は、通貨として用いられていた過去がある程、とても貴重なものなのです。さらに大きいものは価値が高いとされています。この歯を持って、男性は女性の父親を訪ねるのです。

 

足の裏を鞭打ちされる結婚式(韓国)

@loveyvonneが投稿した写真 – 2016 10月 22 3:58午前 PDT

韓国では、新郎が結婚式の前夜に付添人から足の裏を杖や魚で鞭打ちされるという風習があります。新郎の精神力や忍耐力、性格を試すためだと言われています。

 

ひよこを殺して結婚式の日程決め(中国)

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photo by pakutaso

中国のダフール族では、ひよこを殺して結婚の日取りを決めます。二人でひよこを殺し、肝臓を探します。良い肝臓だと結婚の日取りを決め、悪ければ別のひよこが犠牲になるのです。想像しただけでぞっとしてしまいますね。

 

相手が人ではない!?(インド)

#SMILINGPUGSさん(@smilingpugs)が投稿した写真 – 2016 10月 25 11:09午前 PDT


インドのとある村では、犬や蛇、カエル等の動物や山と結婚した人がいます。好きだから結婚したのでしょうか?実は、その人やその人が住んでる村の呪いを解くための結婚なのです。呪いが解ければ、人と結婚できると言われています。国によっても、村によっても様々な考え方の違いがあるのですね。

 

泣き続ける結婚式(中国)


中国のトゥチャ族には、結婚式の一か月前から、一日一時間泣き続けるという風習があります。十日前には母親と一緒に、そして式の直前には親戚と共に泣き、結婚式では惜別の歌を歌いながら参列者の前でまた泣きます。家族との別れを惜しむが故の風習だと言われています。家族愛を感じますね。

 

まとめ

世界の結婚式いかがでしたか?興味深いものばかりでしたね。素敵だなと思える風習から、驚いてしまう習慣まで、世界には様々なお祝いの仕方があるのですね。あなたの結婚式にも世界の結婚式の風習を取り入れてみてはいかがでしょうか!

ライター
etousakura 旅とディズニーが大好き

今までで7ヵ国の国に渡航。旅とディズニーが大好きな大学3年生。現在はTABIPPOのスタッフとして挑戦の日々。残りわずかな学生生活では人との繋がりを大事にしながら国内外問わずいろんなところに行って夢と笑顔に触れながら旅をするのが目標。

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