モーリタニアの治安
photo by あんり
特に危ないと思ったことはありませんでした。市場など人通りの多いところでは貴重品に気をつけて、念のためリュックは前に背負っていました。
モーリタニアの物価
photo by あんり
物価は日本に比べて安く感じました。シンゲッティであったサハラ砂漠でのラクダツアー(4時間程度)は€10(約1250円)、ラクダ肉のサンドイッチはフランスパン型のサンドイッチで約25cmほどの長さで約50ウギア(約155円)でした。
モーリタニアの美味しかった料理や食べ物
photo by あんり
ラクダ肉のクレープです。 クレープよりぶ厚い生地の上にじゃがいも、人参、ラクダ肉といった肉じゃがのようなものが乗っていました。 初めはラクダの肉と聞いて身構えていたのですが、意外と美味しくて食べやすかったです。少し脂っこいですが牛肉の味とさほど変わらない気がしました!
モーリタニアではチキンのサンドイッチよりもラクダ肉のサンドイッチの方が安かったので、ラクダ肉のほうがより庶民的なのかもしれません。
モーリタニアのエンターテイメントやアクティビティ
photo by あんり
アクティビティと言っていいのか悩みどころですが、世界一長い列車と言われるアイアントレイン(鉄の列車)に乗りました。先頭車両から最後尾まで全長約2kmあります。砂鉄を運ぶ貨物列車で、荷台(鉄の箱)に無料で乗りこむことができます。
列車が停まっている間に急いで荷台に乗り込み、12時間かけてサハラ砂漠を横断しました。見渡す限り360度、地平線までずーーっと砂漠!夜は満点の星空に感動しました。
モーリタニアのナイトライフ
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シンゲッティで結婚式に遭遇する機会がありました。ここでは結婚式は夜遅くに開かれます。昼間は暑すぎる(気温40度を優に超えます)ので、日が沈んでから活動的になります。
モーリタニアの民族衣装を着て参加することができ、出席者は砂の上に絨毯を敷いてその上で音楽を奏でたり、ダンスを踊ったりしていました。
モーリタニアのお土産
photo by あんり
ミントティーの茶葉がコンパクトな箱に入って売られていました。砂漠を背景に男性がラクダを引っ張っているパッケージがいかにもモーリタニアらしい!お茶を飲むのは基本的に透明の小さなグラスでしたが、たまにゴールドの水玉模様が入っているものもあって可愛かったです。
ちなみにこの左手は数日前にヘナタトゥーを施してもらったので、ヘナの色素が色濃く残っています。
モーリタニアのビザ
モーリタニアに入国する際、ビザ発行しました。入国審査の際に顔写真を撮ってもらい、その場でプリントシールとなって出てきて、パスポートにペタリ。
係の人が途中でお昼休憩に行って帰ってこなかったり、帰ってきたと思ったらなぜか超不機嫌…。最後まで不安でしたが、なんとかビザ発行してもらいました。
モーリタニアの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:ヌアクショット
通貨:ウギア(MRU)
言語:アラビア語、プラール語、ソニンケ語、ウォロフ語、フランス語
面積:103万平方キロメートル
人口:430万人
宗教:イスラム教
時間帯:日本より-9時間
気候:砂漠気候
モーリタニアへの行き方(日本から行った場合)
日本からの直行便はないため、パリやドバイで乗り継ぎ。
モーリタニアにある有名な世界遺産
バン・ダルガン国立公園
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バン・ダルガン国立公園は、1989年に世界遺産に登録。
面積の約半分は海域で、暖流と寒流がぶつかるため魚が多く生息。その魚を狙って多くの鳥類が集まるため、「野鳥の楽園」として知られています。
最後に一言
ここに書いてあることはモーリタニアのほんっの一部です。書ききれませんが不便なこと(トイレが少ないとか)、しんどいこと(サハラ砂漠で熱中症になりかけたとか)たくさんありましたが、それもひっくるめてステキな国でした。
みなさんがこの記事を読んで少しでもモーリタニア、更にはアフリカに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。