ソペ(sope)
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これがソペです。これを一言で言うならば、「開いたまんまの揚げタコス」。タコスとの大きな違いは、トルティーヤが揚げてある事。そして少し小さいです。
パヌチョス(panuchos)
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ソペに豆ソースが乗った物で、少し大きいです。パヌチョスは基本的に豆入りが普通だそう。しかし、地域によっては豆を入れない事もある、とカフェの女の子は言っています。
「え、そしたらそれソペじゃん」と言うと、「そうね」との事です。
トスターダ(tostada)
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豆が具の上に乗ったパヌチョス。もはや豆ソースがどこに乗っているか以外に違いはありません。またカフェの女の子曰く、「豆ソースの位置も、地域や人によって差があるわ」との事。
え、そしたらそれパヌチョスじゃん…。よく見ればこの写真も豆ソースは一番下ですね。
エンパナーダ(empanada)
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これは見た目が大きく違います。ただ中身はほぼ同じ。カフェの女の子曰く、「サワークリームが入っているのが大きな違いよ!」との事。しかし、よく聞いてみると「ただ、タコスやソペ等にサワークリームを入れる事もよくあるわ」。
なんだと…?そしたら全部味一緒じゃないか?
まとめ
いかがだったでしょうか。多少混乱させてしまったかもしれません。僕も混乱状態から未だ抜け出せておりません。同じ料理でも、人によってはそれをタコスと呼ぶ。また別の人はケサディージャと呼ぶ。
さらにソペの事をパヌチョスという人もいれば、トスターダと呼ぶ人もいる。そして味はもう正直ほぼ一緒。
一つ言える事はすべて地域や作る人によると言う事だけです。細かいルールなどが存在せず(機能せず)、人によって様々な事情が変わるメキシコ。なんとも「この国らしい」と言わざるを得ない結果になりました。
まさにお国柄を反映したメキシコ料理。全部とっても美味しいので、是非現地で食べ比べしてみて下さい!