近年、旅行先としてもビジネスとしても人気の高い中米メキシコ。都内では多くのメキシカンレストランが見受けられるようになりました。そんな今hotなメキシコの料理と言えば「タコス」と答える人がほとんどではないでしょうか?
実は、安くて美味しい料理の宝庫なんです。実際に現地でメキシコ人にオススメを聞いて食べ歩きをしてきました!厳選した16品をご紹介いたします。
*編集部追記
2015年10月公開の記事に、新たに3品を追加しました。
メキシコ料理のレシピを追加しました。(2018/01/29)
2017年12月公開の記事に、新たに追記しました。(2018/10/12)
メキシコの食事事情
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チーズやアボカド、肉類などを使ったおいしい料理がたくさんあることで有名なメキシコ。メキシコ人はとにかくタコスが大好きで、何でもトルティーヤに挟んでタコスにして食べてしまいます。メキシコでは基本にトウモロコシでできたトルティーヤが多く、なんとお米もトルティーヤに挟んでタコスの具材になってしまうことがあるそう!
そのほかメキシコのサンドイッチとして知られるトルタスなども、安くておいしいと評判!ぺスカドフリートという魚のフライも、シンプルながらおいしくおすすめです。メキシコはグルメな国なので、特にアメリカからメキシコに向かうと、あまりの食の充実具合に驚いてしまうかも!
メキシコ料理のベストフード
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ド定番すぎますが、やはりメキシコのおすすめといえばタコスしかないでしょう。焼肉、キャベツ、トマト、アボカド、チーズなど、具材がたっぷり入ったタコスはボリューム満点で、1つ食べるだけでお腹いっぱいになります。
値段もリーズナブルで、食堂や屋台で気軽に食べられるまさに庶民の味!タコスは安くてもハズレがないので、とにかく迷ったときはタコスを頼んでいました。
メキシコの代表料理!モレ・ポブラーノ(鶏肉のピリ辛チョコレートソース煮)のレシピ
メキシコ料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「モレ・ポブラーノ(鶏肉のピリ辛チョコレートソース煮)」のレシピをご紹介します。
カレー粉の代わりにチョコレートを加えた煮込み。 最初は甘いのに、じわじわ辛みがきいてくる!食べたことのない味を楽しめる一品です。
モレ・ポブラーノ(鶏肉のピリ辛チョコレートソース煮)の材料(2人分)
鶏もも肉1枚(一口大)、塩・胡椒少々、オリーブオイル大さじ1
A:にんにく(みじん切り)1かけ、玉ねぎ1個(薄切り)
B:カットトマト1/2缶、カイエンペッパー小さじ1/2、クミン小さじ1
ビターチョコ(カカオ%が高いもの)50g
モレ・ポブラーノ(鶏肉のピリ辛チョコレートソース煮)の作り方
1.鶏肉に塩・胡椒を振る。フライパンに油を熱し、中火で鶏肉の表裏に焼き色を付け、 一度取り出す。
2.同じフライパンにAを入れ、弱火で茶色になるまで炒める。
3.1とBを加え、一煮立ちさせる。アクを取り、弱火で20分煮る。ビターチョコを加え、溶かしからめる。
Tacos dorados(タコスドラドス)
メキシコといえばこれ!屋台、レストラン、船上どこでも「揚げタコス」。鶏肉や牛肉、羊肉をトルティージャで巻きパリッとするまで油で揚げた上に、アボカド、レタス、トマト、チーズ、マヨネーズなどをトッピング。
滞在中に絶対食べたい一品です。一方、トルティージャを揚げてないものはTacos suavesといい、どちらも現地価格100円~ととってもリーズナブル。食べ比べするのもいいかも♪
pozole(ポソレ)
メキシコの代表的な家庭料理の一つ、野菜たっぷり「ポソレスープ」。スープは白と赤があり、トウモロコシや玉ねぎ、レタス、ニンジン等の野菜をお肉とじーっくり煮込んで作ります。ヘルシーなスープは旅の疲れにもってこいです。
Pescado frito(ぺスカドフリート)
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シンプルな味付けだけど、辞められない止まらない「魚のフライ」。殆どのお店では、魚の横にライスと色鮮やかなサラダが盛り付けられ、ワンプレートで出てきます。思わず写真を撮ってしまいたくなる一品です。
Empanadas(エンパナーダ)
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揚げ餃子にも似た、お肉や野菜をパイ生地で包んだ「お惣菜パン」。中の具材のバリエーションは無限で、シンプルに挽肉が入っているものから、チーズや野菜、パスタが入っているものまであります。お気に入りの味が見つかるはず♪
Esquite(エスキーテ)
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メキシコ屋台料理といえばこれ!「トウモロコシのスナック」。茹でたトウモロコシにバター、チーズ、クリーム、マヨネーズを和えたB級グルメ。街の至る所で60円~で、売っています。具材はトウモロコシのみでシンプルですが、やみつきになること間違いなし。
エスキーテの屋台を見つけたらぜひ挑戦してみて下さい。
Piña con chilito(ピニャコンチリート)
パイナップルに唐辛子が大量にかかったなんとも豪快なスイーツ。「パイナップルだけで食べたい…。」と思うかもしれませんが、これが意外と合うんです(笑)。見た目は衝撃ですが、子供から大人まで愛される定番スイーツです。
Horchata (オルチャタ)
個人的にメキシコスイーツ部門第一位のオルチャタ。米やアーモンドに蜂蜜や砂糖を混ぜて作ったジュースで、お店によって味のバリエーションも様々。家庭で簡単に作れるようスーパーで粉末や原液も売っているのでお土産にもお勧めです。
Tamales(タマーレス)
メキシコ風「ちまき」。ラードととうもろこし粉をバナナの皮で包んで蒸したもの。ホームパーティなんかではよく登場します。少し癖のある味なので好き嫌いが分かれてしまうかもしれません。
Queso fundido(ケソフンディード)
メキシコ風「チーズフォンデュ」。Oaxaca(オアハカ)特産の伸び~るチーズ「ケシーヨ」を使ったチーズフォンデュは一押し!見て、食べて楽しめる一品。
Platano asado(プラターノアスタード)
屋台スイーツ「ローストバナナ」。屋台でよく見かけられますが、高級レストランのメニューにもあります。トッピングにチョコレートやチーズが添えられていることも。小腹が空いた時や食後のデザートに食べたい一品です。
フラン
フランはメキシコのプリンで、日本のプリンに比べて硬めで濃厚なのが特徴です。ココナッツと卵の風味がしっかりと感じられる、イチオシのスイーツです。
チュロス
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スペインの植民地だったメキシコでは、チュロス本場・スペインに負けず劣らずな絶品チュロスを食べることができます。ホットチョコレートに浸して食べるのがメキシコ流です。
Enchiladas(エンチラーダス)
日本ではまだ馴染みがなさそうなエンチラーダス。トルティーヤ生地に具材を巻いてサルサとチーズをかけてオーブンで焼くだけで完成です。チーズがとろとろになるのでとにかく美味しいですし、トルティーヤ生地に巻く具材はなんでも良いので好きな具材を巻きましょう。
Guacamole(ワカモーレ)
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おしゃれなレストランでも馴染みのある料理になっているワカモーレ。女性が大好きなアボガドが潰して入っているので、トルティーヤチップスを取る手が止まりません。メキシコ料理やであればお通しとして食べ放題で出るところもあり、非常に馴染み深くお家でも簡単にチャレンジすることができる料理です。
Ceviche(セビージェ)
前菜などと一緒に出てくることがあるセビージェは、いわゆる魚介のマリネです。海が非常に近く美しい絶景を楽しめるメキシコでは、シーフード料理も絶品。タコやエビはもちろん、ライムで味付けをするので意外とビールに合う一品です。
ミートナチョス
トルティーヤチップスを下に敷き、サルサとひき肉と好きな具材をのせ、最後にチーズをかけてオーブンで焼くと、チーズがとろっとろになりメイン料理が完成します。みんなでつついて食べる時に最適な料理として自宅でも作られることが多いです。
自宅でメキシコ料理作る時に使いたい具材
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続いて自宅でメキシコ料理を作って振る舞いたい!なんて時に使いたい食材をご紹介します。
トルティーヤ生地
メキシコ料理といったらトルティーヤ生地。今はスーパーなどで販売されていますが、小麦粉で簡単に作れてしまうのも魅力です。もし使い切ることができなければ、その生地を利用してピザに使用することもできますし、カリッカリに焼いてスナックとしてチーズやサルサをつけて食べるだけでメキシコ料理になってしまい、非常に万能です。
細かく刻んだお肉(ひき肉・チキン)
メキシコ料理でお肉といったら、ひき肉またはチキンです。タコスに入れてもいいですし、ブリトーを巻いてもOK。味付けはタコスソースが一番ですが、今は小さな小袋に入った味付けふりかけのタコスソースが発売されているので、それを利用すると非常に簡単に出来上がります。
チーズ
メキシコ料理といったらやっぱりチーズ!タコスの上にはチェダーチーズを、とろけるチーズを使えばオーブンでとろっとろになるメキシコ料理が楽しめます。モチモチのトルティーヤ生地との相性抜群なので、野菜をたっぷり挟んだ上に仕上げのチーズで完成です。
サルサ
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トマトを中心にセロリやピーマン、玉ねぎを細かくダイス型にカットして味付けをして出来上がり。トルティーヤに挟んでもよし、オーブンで焼いてもよし。どんな料理にでも大活躍するサルサは、パーティーならちょっと多めに作っておいても問題ありません。
まとめ
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日本にもメキシコ料理は浸透してきていますが、現地でしか食べれないものもまだまだ沢山あります。
なんといっても、現地価格は非常に安価でかつボリューミー。コストパフォーマンスは120点レベル。メキシコへ行かれる際は、ぜひお試し下さい。
ライター:桃(自宅でメキシコ料理作る時に使いたい具材)