さらに異国感を感じさせる要因はこれ!
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ベラルーシは全くと言っていいほど英語は通じません。首都のミンスクでさえも、基本的に英語は通じませんでした。ベラルーシで通じる言語はロシア語です。実は、ベラルーシ語もあまり通じないのです。
自国の言語が通じないというのも不思議に思って調べてみたところ、ソ連時代にロシア語が推進されてきた名残で、ベラルーシ語があまり通じないそうです。
Google翻訳でベラルーシ語の翻訳を見せても、ロシア語に翻訳してくれと言われたのには驚きました。
photo by Kanako Ota
ベラルーシはあまりにも英語が通じないので、隣国のポーランドに移動した時に英語が通じて、異国から戻ってきたような気分になりました。言語が通じないというのは不便ではあります。
ですがベラルーシの人は優しい人が多く、身振り手振りでなんとか伝えようとしてくれる人が多かったので、あまり問題ではないと思います。
困っていたら声を掛けてくれて、助けようとしてくれる人によく出会いました。ただ、Google翻訳は必須なのでロシア語をオフライン保存しておきましょう!
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もう一つ、異国感を感じさせるものがあります。旅行者にとって大切なフリーWi-Fi。ミンスクにも公衆フリーWi-Fiがよく飛んでいます。街中やショッピングセンター、バスターミナルやカフェ等、色々なところでWi-Fiが飛んでいました。
しかし問題なのは、ほぼ全てのWi-Fiのパスワード入力方法が、電話番号認証方式だということです!
自分の電話番号を入力するとSMSで4桁のPINコードが届き、それがパスワードになるというもの。ですが機内モードにしているのでSMSは使えず。
つまり通話できる状態になっていないと、フリーWi-Fiが実質ほとんど使えないのです。宿のWi-Fiだけは普通のパスワード方式だったので、使用することができました。
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こうしてしばらくは宿のWi-Fiだけでネットを使っていたのですが、ある時間違えてWi-Fiが付いていない宿に泊まってしまいました。そうなると本格的に困るので、SIMカードを買うことにしました。
ベラルーシではSIMカードがとても安いのです!
街中で携帯ショップに入り、「life:)」というキャリアのSIMカードを購入。なんと、通話と9GBを30日間使えて、約350円でした!日本でこんな値段なんて、考えられないですよね。SIMカードを買ってからは、基本的にどこでもネットを使えるようになったので、かなり便利でした。
ミンスク一の夜景に出会う
photo by Takaya Ota
ミンスクの夜、街の景色が少し変わります。色々なところでライトアップが始まるのです。クリスマス時期でもないのに、派手なライトアップが多いです。
上の写真はミンスク中央駅前の景色。
歴史的な建造物がライトアップされて、とても綺麗です。個人的に、ミンスクの夜景で一番綺麗な場所だと思います!
photo by Kanako Ota
そしてこちらの上にある写真、何かわかりますか?実はミンスクにある「ベラルーシ国立図書館」なんです!図書館なのに近未来的な外観で、ライトアップが派手でした。色々な絵柄や文字が、代わる代わる映し出されます。
なぜこんなに豪華な図書館を作ったのか、不思議ですね。
まとめ
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現在もソ連の雰囲気が残っているミンスク。なかなか他の街では感じることのできない雰囲気ではないでしょうか。最近外国に開かれ始めたばかりなので、まだまだ観光の受け入れ態勢は整っていません。
しかし逆に考えると、観光地ではない本来の街の雰囲気が楽しめるのも、今がチャンスです!
王道の観光地やヨーロッパらしい街並みはもう飽きたという方、冒険心のある方。ちょっとミステリアスなミンスクを旅してみませんか?