こんにちは。TABBIPO世界一周ゼミ生で、6月1日より夫婦でハネムーン世界一周に出発している前田夫妻です。8ヶ月を予定していた旅も残すところ3ヶ月となり、現在は南米大陸へと入りました。今回は、私たちがこれまでの旅の中で最も長く滞在した国「モロッコ」について。
私たちがモロッコを周遊するにあたって多くの時間を使って調べ、悩んで決めたルート。今回は、自分たちが実際に訪れた際に感じた魅力を交えながら勧める「モロッコ10日間周遊ルート」を紹介します。
モロッコとは
モロッコはアフリカ北西部に位置し、日本よりも少し大きな国土をもつ国です。都市の様子は国土の大きく隔てるアトラス山脈で分かれ、アトラス山脈の北西部がマラケシュやフェズなどの都市圏で地中海性気候。
山脈の南東部がメルズーガやティネリールなどからなる砂漠気候の地帯となっています。
それでは、モロッコの地理を確認しながら10日間で周遊するルートを紹介していきます!
1日目 カサブランカ
モロッコにはフェズやマラケシュ、タンジェなど、いくつかの玄関口となる空港がありますが、その中でもカサブランカの空港がよく使われます。陸路では、スペインのアルヘシラスから船でタンジェやセウタに入国し、カサブランカへと移動することもできます。
カサブランカの見所は何といっても「ハッサン2世モスク」。世界で3番目に大きいモスクと聞いた上で訪れた僕たちも、その大きさには圧倒されました。
また、素晴らしいのはその大きさだけではありません。きめ細かく美しい装飾も是非堪能してください。カサブランカはモロッコの中でも首都ラバトに次ぐ人口を抱える都市。モスクを見学した後はメディナ(旧市街)へと足を伸ばし、その活気を味わってみてください。
2.3日目 マラケシュ
カサブランカから南西に向かってバスで約5時間のところに位置するのが「買い物天国」と呼ばれるマラケシュ。ひとたびメディナに入れば、所狭しと立ち並ぶお店の多さに驚くこと間違いなし!
しかもお土産は低価格の上にハイクオリティー!これからモロッコで過ごすための服や雑貨を買うのもよし。家族や友人にむけてお土産選びをするのもよし。買い物に時間を割くのはマラケシュならではの時間の使い方です。
買い物を満喫した後は、是非「フナ広場」へ!何かお祭りをやっているの?と感じてしまうほど、連日地元の人や観光客で賑わっています。
モロッコの人は少しではありますが、日本語を話せる人がとても多いです。露天街を歩くと日本語でたくさんの客引きから声をかけられます。私たちはブルゾンちえみの「35億」をレパートリーに加えて客引きをしてきた店員さんに根負けしてお店に入りました。
客引きとの掛け合いもモロッコ旅行の醍醐味として楽しんでみてください。マラケシュからは世界遺産の港町「エッサウィラ」にもアクセスすることができるので、そちらも検討してみても良いかもしれません。
4日目 トドラ渓谷
モロッコ周遊の中で是非私たちがオススメしたいのが、ティネリールという町の近くにある「トドラ渓谷」。マラケシュからバスで東へ向かって約8時間程の所に位置する町で、アトラス山脈を越えた砂漠地帯にあります。
トドラ渓谷は「渓谷」と名前がつくだけあって、その姿は圧巻です。100m近くにもなる岩々の間を散歩するだけでも楽しいですが、実はトドラ渓谷はロッククライミングの聖地でもあります。
3000円程度でできる初級のロッククライミングも体験することができ、1万円程をかけると上級の300mクライミングコースも挑戦することができます。私たちは初級コースだけでしたが、とても貴重な体験をすることができました。是非興味のある方はチャレンジしてみてください!
トドラ渓谷とマラケシュの間には映画のロケ地にもなったことのある世界遺産「アイト・ベン・ハドゥ」のあるワルザザードと呼ばれる町もあります。ワルザザードに1泊して散策するのも良いかもしれませんね。