進行方向を見て、体をまっすぐに保つ
前述した通り、乗り物酔いの原因は視覚からの情報と三半規管からの情報のズレから生じます。よって、このズレを小さくすることが乗り物酔いを防ぐポイントです。
移動中は揺れの少ない座席に座り、頭を動かさず進行方向を見るようにします。カーブなどで曲がる際は、カーブに合わせ体を傾け体をまっすぐに保つよう心がけましょう。
親指の第一関節を噛んで紛らわせる
痛みで紛らわせるなんて、そんな子供だましなと思うかもしれませんが、案外効果があるようです。
親指の関節を一定間隔で噛んだりやめたりを繰り返します。「痛い」という信号は、眼や耳からの信号よりも早く・強く脳に伝わるため、乗り物酔いに効果的だと言われています。
乗り物酔い防止のツボを刺激するリストバンド
手首には「内関(ないかん)」と呼ばれる乗り物酔い予防に効果的なツボがあることが知られています。ここを押して予防するというのも一つの手ですが、この内関を刺激してくれるリストバンド「シーバンド」が市販されています。
世界50カ国以上で売られているそうで、使い方は両手首にこのリストバンドを着けるだけ。薬の服用にともなう眠気もありませんし、副作用の心配もないので、薬に敏感な人でも安心して使えます。
まとめ
いかがでしたか?せっかくの旅行なのに乗り物酔いで気分最悪なんて、悲しすぎますよね。
今回紹介した予防・対処法は、相性などもありますので、自分に合う方法をぜひ見つけていただき、乗り物酔いなんて気にせず楽しい旅行を楽しんでいただけたらと思います。