ライター
沼田 聡佳 フリーライター

TABIPPO専属ライター/セブ島が大好きで過去2回就業経験有。南国が大好きで一人旅にはまり中。旅のモットーは地元の人と沢山交流してその土地の文化や風習を地元の人から知ること。

それまでの人生の中で一番悲しかった日

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そんな中私はセブ島で、二度目の仕事を始める事になります。

まずはじめに行った場所は彼女の働くお店。「もう少しでやっと会える!」久しぶりの再会に胸の高鳴りを感じつつ向かいました。

お店に入ると彼女の笑顔がありませんでしたが、共通の友人と久しぶりの再会を喜び、彼女のことを尋ねると皆暗い顔をして黙ってしまったのです。「お店を辞めちゃったのかな?」そんな私の予想を裏切り、一人の友人が重い口を開くかのように「She has gone.(彼女は亡くなったんだ。)」と口にしました。

訳がわからず、その言葉を聞き入れるまでに随分時間がかかりました。

いつも助けてもらってばかりで何も恩返しができていない、あの時一緒にご飯に行けばよかった…しばらくすると悲しみや後悔など色々な感情が一気に押し寄せ、思わず店を飛び出しひと目も気にせずその日は泣き続けました。

それまでに経験したことのない様な悔しさが幾度も襲ってきたのを今でも鮮明に覚えています。

 

彼女への誓い

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今でも彼女の死からは立ち直れていません。またお店に行ったら笑顔で迎え入れてくれる気がするんです。

何度も何度も口にしていた「また日本に行きたい。」「また桜を見たい。」という言葉。彼女は一番したかったことをできずに亡くなってしまったのです。

彼女の無念を思うと、自分の人生を適当に過ごしたら申し訳が立たないとつくづく感じます。

“人は死に向かって生きている”。だからこそ「自分のしたいことを思いっきりして、いつかまた出会えた時に少しも恥ずかしくない自分でいられる様、彼女に恥じない人生を送ろう。」そう強く決心しました。

自分として生きていけるのはたったの一度きり。もし旅に出たいけど踏み出せずにいる方がいたら、ぜひ足を前に進めて欲しいです。この記事が少しでもそんな方の背中を押すことができたら幸いです。
ライター
沼田 聡佳 フリーライター

TABIPPO専属ライター/セブ島が大好きで過去2回就業経験有。南国が大好きで一人旅にはまり中。旅のモットーは地元の人と沢山交流してその土地の文化や風習を地元の人から知ること。

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