鎖国をしていた江戸時代に唯一貿易を行っていた歴史より、日本、西洋、中国の文化が入り混じる街、長崎。
独自の和華蘭文化を育んだ異国情緒漂うこの町では、歴史や文化的背景から時代の移り変わりを味わうことができます。
さらに、長崎には自然が織りなす景色や地形により、季節や時間の移り変わりも楽しめる場所となっています。
そんな二つの「移り変わり」が体験できる長崎の見逃せないスポットをピックアップ。
長崎のおすすめスポット①長崎ランタンフェスティバル
2023年1月22日から2月5日の期間は、長崎の冬を彩る一大風物詩「長崎ランタンフェスティバル」が3年ぶりに開催されます。
中国の「元宵節」のランタン(中国提灯)を飾る風習に習い、長崎市内の中心部に約15,000個にも及ぶランタンやオブジェが飾られます。
大小さまざまなランタンやオブジェは最大10メートルに及ぶものも。日頃なかなか目にすることのないランタンがずらりと並ぶ会場は幻想的で、異国の地に踏み入れたかのような気分を味わえます。
冬に長崎を訪れるならば、マストで足を運びたいイベントです。
名称:長崎ランタンフェスティバル
住所:長崎県長崎市新地中華街、観光通りアーケード、中央公園 他
電話番号:095-822-8888(あじさいコール)
開催期間:2023年1月22日(日)~2月5日(日)
公式サイト:https://www.at-nagasaki.jp/lantern-festival
ながさき旅ネット(会場紹介と見所を一気にご紹介):
https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/nagasaki_lantern
長崎のおすすめスポット②雲仙地獄
雲仙の古湯と新湯の間の白い土におおわれた一帯である、雲仙地獄地帯。大叫喚地獄やお糸地獄、清七地獄など30あまりの地獄からなっています。
至る所から勢いよく噴出される蒸気、熱気、硫黄の香りは、その名の通り地獄を想起させます。
地獄の熱を体感できる足蒸しや、雲仙地獄で蒸した熱々の卵のチェックもお忘れなく。
ぜひ五感で地獄を味わってみてください。
名称:雲仙地獄
電話番号:0957-73-3434(雲仙観光局)
アクセス:長崎市内から車で約1時間30分、長崎空港から車で約1時間10分
公式サイト:https://www.unzen.org/
ながさき旅ネット(一泊二日で巡る癒しの大人旅、雲仙):https://www.nagasaki-tabinet.com/blog/tabibu/kamasaki/202110
長崎のおすすめスポット③Cafe & Bal Vive la vie!
お腹を満たしたいときや休憩時にぜひおすすめしたいのが、最西端の海が見えるカフェ&バル、ビブラビ。
地元で獲れた新鮮な魚を使った創作料理や、どんぐりで育った平戸のジビエ料理など、平戸の食材を活かしたオリジナルな料理でおもてなししてくれます。
特に注目なのが、新・ご当地グルメでもある「平戸ジビエ南蛮カレー」。
平戸は、南蛮貿易の発祥の地でもあり、その史実をもとに開発されたご当地グルメです。
このお店では「平戸いのしし」のミンチを使用したチリビーンズのカレーを提供して、ジビエ初心者にも食べやすくしています。
海を眺めながら地域の食をいただくという、忘れられない贅沢なひと時になること間違いなし。時間帯によって移り変わる景色も楽しめます。
名称:Café & Bal Vive la vie!
住所:長崎県平戸市生月町山田免日草970-1
電話:0950-53-2165
営業時間:ランチ11:30~15:00 ディナー18:30~24:00(要予約)
定休日:月
※日曜不定休あり
※ご当地グルメは前日までに要予約、当日は電話で要問合せ
食べてみんね!長崎県の新・ご当地グルメ
https://www.nagasaki-tabinet.com/feature/tabete-minne
長崎のおすすめスポット④岳ノ辻展望台
長崎で絶景を観るなら外せない、岳ノ辻展望台。古代より狼煙台や遠見番所などが設置され、国を守る要所として重要な役割を果たした場所でもあるそう。
標高212.8m、島内最高峰の岳ノ辻山頂に設けられた展望台からは、九州や対馬などの雄大な景色を一望できます。さらに夜になると、満天の星空と街明かりの美しい夜景に変身。
季節や時間の移り変わりを何度でも味わえるスポットです。
名称:岳ノ辻展望台
住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町若松触398-1他
アクセス:郷ノ浦港から車で10分
ながさき旅ネット:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/100053
長崎のおすすめスポット⑤長崎孔子廟 中国歴代博物館
日本で唯一の本格的中国様式の霊廟とされる、長崎孔子廟。1893年に清国政府と在日華僑協力のもと建立され、幾度かの改修を経て現在に至っています。
120年以上の歴史などに思いを馳せながら、建物の随所に凝らされた壮麗な伝統美をじっくりと観察してみるのもいいかもしれません。
中国各地の博物館が所蔵する国宝級の貴重な文物を常時展示している、中国歴史博物館も併設しています。
名称:長崎孔子廟 中国歴代博物館
住所:長崎県長崎市大浦町10-36
営業時間:10:00~16:00 ※現在時短営業中(最終受付 15:30まで)
※2023年2月までは金・土・日は夜間開館(~20:00まで)
TEL:095-824-4022
休館日:なし
料金:大人660円、高校生440円、小中学生330円 ※団体割引あり
アクセス:長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約7分、新地中華街で乗換(石橋行)で約4分、石橋下車徒歩約3分
公式サイト:https://nagasaki-koushibyou.com/
ながさき旅ネット:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/108
長崎で時代や季節を感じる旅をしよう
さまざまな移り変わりを楽しめる街、長崎。訪れる季節や時間帯、人によって見え方も変わってくるのではないでしょうか。
長崎にまだ行ったことがない方はもちろん、すでに訪れたことある人も次に行ったときに新しい発見がきっとあるはず。
ぜひ西九州新幹線も活用しながら、長崎の旅を楽しんでみてくださいね。