ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

世界唯一の絶対王政「エスワティニ王国」

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最後に取り上げるのはアフリカ南部にあるエスワティニ王国です。2018年4月「スワジランド王国」からエスワティニ王国に変わりました。

エスワティニ王国は、世界でも数少ない絶対王政の国として知られています。国王、ムスワティ三世が執政者として政治を動かしており、絶対王政に反対する政党は議会に参加できないとか。今回の国名変更は独立50周年を記念して、国王自らが推し進めました。

「スワジランド」という国名はイギリス植民地時代に名付けられたもの。「エスワティニ」はスワジの人々の言葉で「スワジ人の場所」を意味します。今回の国名変更は植民地時代の払拭が背景にあると考えられます。

報道によると、今回の国名変更に対し不満を述べる人々もいるとか。このように国名を変更することは簡単な作業ではありません。

今後も国名変更はある?

国名の変更は頻繁に行われるものではありませんが、変更を考えている国はあるようです。たとえば、フィリピン共和国のドゥテルテ大統領は国名を「マハルリカ共和国」に変更したい!と述べています。すぐには変わらないようですが、なかなか興味深い話ではあります。

他国でも国名や首都名の変更はあるのでしょうか。もしかすると、意外な国が考えているかもしれませんよ。

ライター
新田 浩之 フリーライター

国鉄が民営化された1987年生まれ。神戸市出身です。高校の時に読んだある小説の影響で、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、ロシアに強い関心を持つことに。大学、大学院ではユーゴスラビアのことを勉強していました。2016年3月からライターとして神戸で活動しています。 直近では2015年9月から3ヶ月間、友人を訪ねながら、ヨーロッパ14カ国をめぐる旅を決行。ただ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの西欧諸国には行ったことがありません。

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