TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

こんにちは、TABIPPOデザイナーのnana(なな)です。

自粛期間でお家にいる間、みなさんは何をしていますか?わたしはというと、仕事の合間に「カラダに優しい簡単なお菓子づくり」をすることに最近改めてはまっています。

クッキーを焼いてみたり、マフィンを作ったり、レモンを酵素シロップで漬けたり。ほぼ毎日その日のおやつを家で作っています。


家でおやつを作る最大の魅力は、オーガニックフードやビーガンフード、マクロビオティックなどカラダのことを意識して食べものを自分で選べるということ。自分で作れば何が材料に使われているか知ることはもちろん、選ぶこともできます。

SNSなどで「レシピを知りたい!」「食べてみたい」という嬉しいコメントをいただいたこともあって、この連載【旅するデザイナーnanaの「カラダに優しい」おうちレシピ】をスタートさせることにしました。


カラダに優しいことをしたいと感じる自分やみなさまのためにレシピを公開します。

ただ、わたしは料理研究家でも何でもありません。そのあたりは優しく見守っていただけると嬉しいです。少しでも多くの人に、この想いが届くといいなと思っています。

「難病です。」カラダのことを考えるキッカケになった日


普段はわたしも、元気もりもり明るく楽しく日々を生きていますが、誰にだって悩みは尽きないもの。個人的な話にはなりますが、旅好きなわたしもカラダの不調という旅人には結構つらい問題を抱えています。


病気になるまでのわたしは、好きな国へ好きな時に旅をして、現地の食べ物を現地のスタイルで食べていました。国内外で食中毒などになったこともなく、自分のカラダは強いと思っていました。


しかし、「難病です。」そうお医者さんに言われた日をキッカケに、何が入ってるか分からない食べ物を安易に食べることも、旅に出ることも怖くなってしまいました。2〜3ヶ月に1回は海外へ行っていたわたしが、旅から離れた生活をした時もありました。

自分の生き甲斐だった旅をすること、旅先で新しい発見をすること、それが怖くて出来なかった日々はどこか嘘の自分を生きているようで「変わりたいな」そう思う時間が続きました。

自分のカラダに合った生き方を選ぶこと


カラダが健康でなければ旅ができないのでしょうか、好きなものを食べられないのでしょうか。大声で言いたい、答えは「NO」です!

たとえばちょっと見た目にコンプレックスがあったとしても、健康にはお金で買えない価値があるので、今健康な人はそのカラダをまず大切にしてほしいなと思います。

カラダに不調があるなら、無理のない範囲で自分に合った旅をすればいいし、怖がることは案外なかったなと思います。旅で得られる経験は、その不安よりも何倍も人生の財産になるよ、そう過去の自分にそっと教えてあげたい。


そして食べたいものがあるなら作ればいいのではないか。そう思って自分のカラダに合うお菓子づくりを始めたのが、口に入れるものを選び始めたきっかけでもあります。


オーガニックがいいのか、グルテンはだめなのか、肉を食べるのがいけないのか。全てはその人に合ったスタイルで進めていくことが一番だと思います。日本ではまだ少し高いオーガニック食品を買うことで他のものが買えず栄養不足になっては元も子もないから。

今の自分にできる範囲のことから始めたら、それは食べたものでできている自分のカラダのためにも、地球環境のためにもなっていくと思います。


そんな想いでこの連載をスタートします!のんびりまったりと、自分のカラダと向き合うために「カラダに優しい」レシピをぜひ多くの人が実践してくれたら嬉しいなと思います。

また記事の中の写真は、わたしが過去に、実際に旅した場所で撮影してきた写真を使っていきます。旅欲もふつふつ出しちゃう、そんな記事を書いていきます。

今回の写真は湘南、モロッコ、バリ島、小笠原諸島です。

次回予告:vol.1「レモンの酵素シロップ」


記念すべきvol.1は、これからの季節に大活躍、我が家では何度もリピートしている「レモンの酵素シロップ」の作り方をお届けします。

vol.1はこちら

All photos by Nana

TABIPPO社員
金邉 茄菜 社員 / デザイナー

田舎暮らしのデザイナー。桑沢デザイン研究所在学中の19歳のときにTABIPPOと出会い、ジョイン。その後、人生はじめての海外ひとり旅へ。知らない世界や人々に出会える旅に魅了され、フィルムカメラを片手に旅する人生を送る。22歳の頃から移住を繰り返し、タイ/バンコク、小笠原諸島/父島、湘南暮らしを経て、長野の山奥へ。数年に1度拠点を変えたいタイプ。タイとモロッコが好き。

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