こんにちは、TABIPPOインターン兼デザイナーのななです。
もうすぐ春、4月といえばお花見に新生活。学生生活が終わった私に残されたものは時間と自由(働いて下さい)。今年はどんなところへ旅にいこうか、起きている時間の8割はそんなことばかりを考えています。
そんな私はどこへ旅に行く時も必ず持って行くのはフィルムカメラ。フィルムは高いし、撮っても現像するまで見れないし。でもそんなネガティブを吹き飛ばすくらいの魅力がフィルム写真にはあるんです。詳しくはコチラ。
つい先月H.I.S.さんのツアー引率でタイへ行った時も、もちろん片手にはフィルムカメラ。参加者の誰よりも楽しんでいた引率者はこの私です。
写真を撮ることって、記憶を記録する以外にも、「自分が見て切り取った世界を見返すことが出来る」・「他人に共有できる」といった魅力があると私は思います。自分の脳内の記憶を振り返るように、写真を見ていると「わたしってこういうものが好きなんだ」、「こんなものに興味があったんだな」という発見があることも度々。
ということで今回のツアーではフィルム写真好きな私がみんなにラフに使える簡単フィルムカメラ、富士フイルムの「写ルンです」を配布したンです。みんながバンコクのツアー中、撮影した写真を見て興味深かったのはみんな見ている世界が違うこと、そして性格が写真に現れていること。写真を撮るって一種の自己分析だと私は思います。
さあ、それではみんなの目に映った旅を覗き見です〜!
リアルなバンコクの生活を切り取る
この写真は参加者唯一の男子、翔平君の写真。彼の見た世界は「バンコクで暮らす人々」の生活感が多く切り取られていて、一緒に旅へ行った私でも「こんな光景あったんだ」と見逃していた瞬間にシャッターを切っていました。そしてぱっと見だとよく分からなくてじっくり見たくなるような構成の写真が多かった。
photo by Shohei Takagi
初めての海外、その目に映るもの
続いては実は小学生からの幼馴染&部活の先輩だった奈緒子さんの写真。初めての海外ということもあり、「異文化を感じるもの」と「動いているもの」を撮影している写真が多かった。その写真たちには一見、日本でも見れるような景色があって、でもその中に異国感や違和感があります。
東南アジアに来て、なんとなく「懐かしさ」を感じた、という人がいるように、そんなどこか知っている温もりを彼女の写真から私は感じました。
photo by Naoko Honda