日本国内を旅すると、時々「え?これなんて読むの???」と疑問に思う地名に出会うことがあります。人に道を聞こうにも、「あの~、ここへはどうやって行けばいいですか?」と、地図を見せるしかない時も。
今回は、日本国内の難読地名・駅名を特集!みなさんは一体何問読めるでしょうか?
*編集部追記
2016年5月公開の記事に新たに10選追記しました。(2017/08/30)
2017年8月公開の記事に新たに加筆しました。(2020/3/17)
難読地名って?
よくテレビのクイズなどで出題される難読地名。難読地名とは、日本の地名の中で通常の漢字の読みをしないことから読むことが難しい地名のことを言います。
特徴としては、「知名度の低い文字が使われている」、「文字の読みが一般的な読みと異なる」、「読み方が通常の音訓にない」の3点が該当する地名が難読地名として認識されています。方言や誤読、誤記がそのまま広がり、難読地名として定着してしまった地名もあるのだとか。
また、北海道や東北地方はアイヌ文化の影響もあることから通常は使わない読み方をする地名や、あまり使用しない漢字が採用されて一般的に認知されていない難読地名があります。
和寒(北海道)
photo by pixta
「わっさむ」と読みます。北海道は変わった地名が多いですが、思わぬところに「っ」が入ってきましたね。みなさん読めましたか?
夏油(岩手県)
「げとう」と読みます。岩手県にある、もみじが美しい温泉の町です。簡単な漢字なのに、なかなか読めないものですね。
鬼首(宮城県)
なんだか恐ろしい字面ですが、こちら「おにこうべ」と読みます。宮城県にあり、間欠泉が有名です。
及位(山形県)
こちらは「のぞき」と読みます。山形県JR奥羽本線の駅名です。これは難しいですね。どの漢字がどの音を表すのか全然わかりません……。
石動(富山県)
富山県・北陸本線の駅名で、「いするぎ」と読みます。なんだか響きがかっこいいですね。
丸子(静岡県)
「まるこ」でしょ?簡単じゃん、とお思いのあなた。ひっかかりましたね。こちら東海道の宿場町だった地名で、「まりこ」と読みます。
素直に「まるこ」って読めばいいのに……。漢字の不思議ですね。
神戸(群馬県)
「こうべ」でしょ?あの兵庫県の有名な街でしょ?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。ブッブー。こちらは群馬県わたらせ渓谷鐵道にある「ごうど」という駅です。
放出(大阪府)
「はなてん」と読みます。これが読めなかったら一発で他県民とばれるので、みなさん大阪に行かれるときは読めるようにしておいてくださいね。
特牛(山口県)
「特上和牛」の略かな?と思いきや、こちらは「こっとい」という山口県山陰本線の駅名です。なんだかおいしそうな駅名ですね。
土々呂(宮崎県)
なんと読むでしょう?ヒントは日本が誇るあの大きくてかわいい生き物です。こちらは宮崎県日豊本線の「土々呂の滝」でも有名な「ととろ」という駅名です。ジブリファンは是非とも訪れたいですね。もしかしたらトトロに会えるかも。