まとめ
ナポリタン。最近どうにも影が薄いと思いませんか?日本のスパゲッティといえば、ミートソースとナポリタンの二強の時代があったはずなのに…。
そのうえ、どうやらナポリタン(ナポリターナ)の影が薄いのは日本だけでなくイタリアも同じようです。
な、なぜだ!?ナポリタンの影がどんどん薄くなるのはなぜなんだ?
これは…イタリアに飛んで、本場のナポリターナを食べなければ解決できない疑問と思われます!
どなたかぜひナポリで本物のナポリタンを食べてみてください。そして、感想を聞かせてください。あなたの感想がナポリタンの影が薄くなった理由になるかもしれません。
番外編 地名がついてるイタリアの名物パスタ
スパゲッティ・アッラ・ナポリターナのように、イタリアの名物パスタには地名由来のものもあります。イタリアの町を訪れましたら、その土地の名前が入った名物パスタを楽しんでください。
きっと現地の食文化を深く知ることができます。
alla bolognese
アッラ ボロネーゼ:
イタリア北部の町ボローニャ名前が付けられたパスタ。日本でミートソーススパゲッティとよく似ています。
しかし、イタリアでは日本のようなスパゲッティではなく、ソースが絡みやすい太い平打ち麺がつかわれることが多いです。
alla genovese
アッラ ジェノベーゼ:
イタリア北西部の町ジェノヴァの名前が付けられたパスタ。バジル、松の実、チーズ、ニンニク、オリーブオイル、などが主な材料。
スパゲッティやリングイネなどのロングパスタとの相性がよいとされます。このパスタで使うバジルペーストそのものをジェノヴァソースと呼ぶこともあるようです。
alla siciliana
アッラ シシリアーナ:
イタリア南部の島、シチリア島の名物パスタ。シチリア島の名産品であるナスを贅沢に使ったトマトソースのパスタ。ナスの旬は夏であるため、特に夏場に好んで食べられています。
トマトソースがしみ込んだナスはとてもジューシー!
alla amatriciana
アッラ アマトリチャーナ:
ローマの北部、ラツィオ州の町「アマトリーチェ」の名前が付けられたパスタ。
トマトとニンニクベースといわれるとよくあるパスタ料理のようですが、豚の塩漬け「パンチェッタ」と大量のチーズが個性を演出しています!ブカティーニという穴のあいたロングパスタとの相性が◎。