各灯篭には寄進者の名前が刻まれていますが、百人一首でお馴染みの藤原貴族の名前を見つけたりすると楽しいです。
12月17日には最古の祭と言われる「春日若宮おん祭」、また中秋の名月の宵には近くの猿沢の池で「采女祭」が行われます。
興福寺にはあの阿修羅様がいらっしゃいます
興福寺は藤原氏の氏寺です。大きな勢力を持ち、南都北嶺と並び称された南都の僧兵の拠点でした。美しい五重塔はそのままも良いですが、猿沢の池に映ったのも趣があります。
美少年で有名な阿修羅像や数奇な変遷をたどった山田寺の仏頭は国宝館で見られます。
唐から招いた鑑真和上のお寺・唐招提寺
日本でも正式に授戒するために招かれた鑑真和上が建てたお寺です。戒律を受けて正式な僧になるための場所が戒壇で、常に結界がはられているそうです。古い築地塀が印象的でした。
薬師寺の塔は何階建て?
薬師寺には「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひとひらの雲」と佐々木信綱が歌った奈良を代表する一対の塔があります。一見すると6層ですが実は3層で間の小さい屋根は裳階(もこし)といいます。
塔の上に伸びる水煙には24人の飛天が透かし彫りされており大空で舞っています。
まとめ
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鹿は神の使いとして奈良では保護されているのでとても人懐っこい。というか観光客は餌をくれるものだと思っているふしがあって、鹿せんべいだけでなく食べ物を持っていると貰おうと集まってきます。
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