真っ白な横顔が男前アルバトロス
photo by Misaki Naka
ニュージーランドで有名なコーヒー、フラットホワイトよりも白く、そしてシュッとした顔。こちらはロイヤルアルバトロスです。羊のモフモフとは全く違う毛並みの美しさ!これは惚れ惚れしてしまいます。
photo by abe saxophone
\\急に飛び出してごめんあそばせ〜!//
アルバトロスは日本語ではアホウドリ。耳にしたとがある人もきっといるはず。オタゴ半島にあるタイアロア岬は、半島になっているため風が生まれやすく坂があって飛びやすい、というアルバトロスにとって好条件が揃っているためいつもこの場所に戻ってくるそうです。
photo by Misaki Naka
photo by abe saxophone
\\ひなの時は毛並みフワッフワ!//
自然保護区内にあるのが、「ロイヤル・アルバトロス・センター」。ここでは数が少ないロイヤル・アルバトロスの飼育をしている様子を観察できたり、運が良ければ間近で飛び立つ瞬間を目撃することができます。
訪れた日は風がなくあまり見れないかもしれないと言われていましたが、旅人の強運が発動されたのか、急に現れるアルバトロス。写真では分かりにくいですが翼を広げると3mにもなる、世界最大級の鳥なんです。
photo by abe saxophone
私語厳禁の中向かった先にはガラス越しに野生のアルバトロスが。ミラーレスカメラだった私はアルバトロスの動きに追いつくことができず早々と前の席を撤退。こちら、アルバトロスの成長を伝えるぬいぐるみですが、可愛らしい見かけによらずこの子たちめっちゃ重いです(真ん中の子のくちばしを縫ってあげて欲しい)
photo by Misaki Naka
個人的に大好きな飛べない鳥、キウイ
photo by shutterstock
\\果物のキウイの由来も僕からだよ〜!//
ニュージーランドを語る上で忘れてはいけないのが、国鳥キウイ。ハワイの現地の人たちを「ロコ」というようにニュージーランド人のことも「kiwi(キーウィー)」の愛称で呼ばれています。長いくちばしと足しかないのにどうやって生活してるの?って心配になっちゃうぐらい気になるこの子。
photo by Misaki Naka
まん丸のフォルムにつぶらな瞳。鳴き声も甲高い声で「キウイ!」となく夜行性の子なんです。夜行性なのにそんな小さな目で暗い中見えるの?と母性本能をくすぐられる可愛いやつ。くちばしの先に小さな鼻があり、とっても嗅覚が優れてるんですって。あー死ぬほど可愛い。(誰か共感してくれる人いません?)
photo by shutterstock
\\このモフモフ感と小さな瞳を見て!!//
ニュージーランドは島国のため、古来より鳥たちが怯える外敵から身を守る必要がなかったので、羽が退化している動物が多いのです。キウイは夜行性のため今回のツアーでは時間が合わずご対面とはなりませんでしたが、次回訪れた時は絶対会ってみたいな。(今回はキウイの人形で我慢我慢……)
photo by abe saxophone
先住民マオリがやってきたことにより、外敵となる哺乳類が増えて卵が狙われることが増え、現在キウイの個体数は激減しており保護されている状態です。動物公園、施設などで現在はその姿を見ることができますが、実際に見ていただくとその愛らしい姿に守りたい!ときっと感じていただけるのではないでしょうか。守りたいその可愛さ、priceless。
そしてやっぱり羊は外せなかった
photo by abe saxophone
\\真顔!!//
ここまでニュージーランドのいろんな動物たちをご紹介してきましたが、最後を飾るのはやはりこの子たち。ニュージーランドの人口よりも多いと言われている羊です。
photo by abe saxophone
\\よく食べる!//
旅中、車窓から何度この子たちの大軍にキュンキュンさせられたでしょう。いつ見てもどんなタイミングでも草を貪り続けている彼ら。
ちょうど毛刈りの時期だったのか、モフモフな子もいたり細くなってしまった子もいたり。日本でなかなかこんな光景が続くことはないのでやはりテンションは上がります。
photo by Misaki Naka
\\めっちゃこっち見てる!!//
無表情で人間のことをじーっと見つめてくるところがなんかすっとんきょんで、でも愛くるしい。
右を見ても左を見ても羊の光景はやっぱり新鮮。結局のところやっぱりニュージーランドの羊は可愛かったんですよね。
photo by abe saxophone
やはり、こんな眼差しで見つめたら心をわし掴みにされること間違いなしじゃないでしょうか。
おっとりしていそうで、実はとっても臆病な羊。人間が大きな動きをしてはしゃいでいるだけでびっくりして逃げていってしまいます。テンション高くて驚かせてしまってごめんね。
動物と共存していくために
photo by Misaki Naka
最後に、私たち人間が動物を守るためにできることは限られていますが、一人一人が知識を深め、認識していくことが貴重な動物たちを守っていく近道になるのではないでしょうか。生態や歴史を知り、エコツアーに実際に足を運ぶことでその尊さを目にして、理解を深めることで守っていきたいという意識が目覚めてくると思います。
ニュージーランドでは、「サスティナブル」という言葉を旅の中でよく耳にしました。「環境を破壊をせずに持続可能である」ことをとても大切にしています。大自然の中で過ごす動物たちに、あなたも会いに行ってみませんか?