ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

夜景写真レタッチのワンポイントレッスン

レタッチの方法は人それぞれなので、正解はありませんが、今回は私がよく行う手法を簡単にご紹介します。なお、使用しているアプリはLightroom mobileです。

photo by Yuri

Beforeの写真がこちらです。

色温度を青寄りに調整

photo by Yuri

夜景の明かりがオレンジであることが多いため、夜景をそのまま撮影すると黄色寄りの写真になることが多いです。空が暗くなる時間帯は、「色温度」のパラメーターを使い、全体的に青っぽくなるように色合いを調整することで、写真全体が幻想的な雰囲気になります。

青くなりすぎる時は、「色かぶり補正」でピンクを入れると自然な印象になることもあるので、好みで調節してみてください。

ハイライト・シャドウ・白レベルを調節

photo by Yuri

次に、夜景の明るい部分・暗い部分の差を和らげるために、「ハイライト」を下げます。

陰になった部分を持ち上げるために「シャドウ」を上げ、細かいディティールが消えてしまわないように、「白レベル」を下げます。

露光量を限界まで上げる

photo by Yuri

最後に、露光量を好みの程度で上げます。私は明るめが好きなので、限界まで上げたら完成。

photo by Yuri

少しの工夫ですが、結構変わったと思いませんか?

最初に言った通り、今回紹介したのはあくまでも私の方法なので、ぜひご自身で好みのテイストに仕上げてみてください。

見惚れてしまうほど美しい、海外の夜景スポット

最後に、世界を旅する際に、ぜひ堪能してもらいたい美しい海外夜景スポットをご紹介します。

ブルックリンブリッジパーク/ニューヨーク

photo by Yuri

今まで見た夜景の中で、一番感動したのがニューヨークの夜景。特に、Jane’s Carouselとブルックリンブリッジ、高層ビルの夜景を一望できるペブル・ビーチ周辺から見る夜景は、想像以上に素晴らしかったです。

マジックアワーの時間帯はたくさんの方が夜景を見にきているので、あまり怖くありませんが、駅までの道が結構暗いので、心配な方は空が明るいうちに急いで帰ることをおすすめします。

■詳細情報
・名称:ブルックリンブリッジパーク
・住所:Manhattan Bridge Pedestrian Path, Brooklyn, NY 11201 アメリカ合衆国
・地図:
・アクセス:York Street駅から徒歩約8分
・営業時間:朝6時~翌1時
・定休日:年中無休
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.brooklynbridgepark.org/park/main-street

トップ・オブ・ザ・ロック/ニューヨーク

photo by Yuri

先ほどと同じくニューヨークの夜景スポット。ニューヨークの夜景展望台はいくつかありますが、個人的にここトップ・オブ・ザ・ロックがお気に入り。

展望台が高すぎないおかげで、ニューヨークの夜景が目の前に広がる迫力のある光景を目にすることができる他、エンパイア・ステート・ビルディングを間近で鑑賞することもできます。

 

昼・夜1回ずつ入場できる「サン&スターズ」のチケットを購入することで、日中の景色と夜景、どちらの景色もカメラに収めることが可能です。

■詳細情報
・名称:トップ・オブ・ザ・ロック
・住所:30 Rockefeller Plaza, New York, NY 10112 アメリカ合衆国
・地図:
・アクセス:47th-50th Streets-Rockefeller Center駅下車徒歩約2分
・営業時間:午前8時~翌0時半
・電話番号:212-698-2000
・料金:一般料金:38ドル(大人) サン&スターズ:56ドル(大人)
・所要時間:1~2時間
・公式サイトURL:https://www.topoftherocknyc.com/

 セラ・ド・ピラール修道院/ポルト

photo by Yuri

ポルトガル第2の都市であるポルト。そのシンボル的存在のドン・ルイス1世橋の夜景撮影ができる場所が、セラ・ド・ピラール修道院。

展望台に無料で入ることができ、撮影場所も広いので、じっくり写真撮影ができました。人通りも少なくなく、治安面でも安心です。

■詳細情報
・名称:セラ・ド・ピラール修道院
・住所:Largo Aviz, 4430-329 Vila Nova de Gaia, ポルトガル
・地図:
・アクセス:Jardim do Morro駅より徒歩約5分
・料金:無料
・所要時間:約1時間

リスクに気を付けて、海外での夜景撮影に挑戦しよう

photo by Yuri

海外の夜景は日本とはまた違った表情を見せてくれるので、旅の工程にぜひ組み込んでいただきたいポイント。

目の前に広がる圧巻の摩天楼や、より一層魅力的に輝く歴史的建造物など、夜が見せてくれる世界は想像以上に魅力的です。

美しい夜景を目に焼き付けるだけでなく、きれいに写真に残して、最高の思い出を作りましょう。

ライター
Yuri フォトグラファー

大阪在住。「ふんわりかわいい写真」をテーマに、旅先の魅力やカメラの楽しみ方を発信中。フォトグラファー・ライターとして、メディア取材や地方自治体との観光PR、ウエディング/家族写真の撮影やイベント登壇などを行う。

RELATED

関連記事