まるで生きているようなこの猫のおかげで東照宮にはネズミがいないと言われています。
五重の塔がすごいんです
地震の多い日本でも倒れない五重塔です。塔の中心の心柱は礎石には据えられていません。
懸垂式で四重から吊り下げられ、いわば免震構造になっています。スカイツリーの建築の際にも応用されたそうです。
御神体は男体山
photo by Richard, enjoy my life!
photo by Richard, enjoy my life!
二荒山神社は男体山を御神体として8世紀に創建されました。神仏習合が進むなか、修験道が盛んになり、東照宮ができるまでは日光信仰の中心でした。男体山は二荒山ともいわれ、二荒は「にこう」とも読めるので日光の名前のもとになったという事です。
神社とくっついたり離れたり
photo by Richard, enjoy my life!
photo by Richard, enjoy my life!
輪王寺は奈良時代に開かれた寺院で、鎌倉時代から神仏習合が進むと二荒山神社と境内を共にしてきましたが、明治初年の神仏分離で今は独立した寺院になっています。
境内には3代将軍徳川家光の霊廟大猷院があります。家光が祖父家康を超えないように地味にと言ったとかで、金と黒の落ち着いた色調になっています。
足をのばして中禅寺湖へ
photo by Richard, enjoy my life!
二荒山神社の御神体男体山は中禅寺湖からきれいに見えます。東照宮から中禅寺湖までの間には48のカーブで有名ないろは坂や97mの高さの華厳の滝があり、中禅寺湖から奥には竜頭の滝、湯滝など変化に富んだ景色が見られます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?徳川家康が眠る日光には壮大な寺院も圧巻の大自然もあります。まさに戦国大名の眠る場所として最適な場所であると思います。古人の教えにしたがって一度は見ておきたいものですね。