アイスランド政府は、この島がただの何もない火山島からどのように生命が繁殖していくのかを研究するための重要な実験島として、一般人による入島を一切禁止しました。
ですので、ここへの入島を許されているのは一部の研究者だけであり、ここで現在育っている植物については、海鳥が持ち込んできて自生したものに限られております。
海鳥の糞により植物が持ち込まれ、さらに大量の糞により、荒れた土壌が徐々に植物の生育に適した土地になっていきました。
現在ではアザラシの繁殖が確認されております。
帰ってきたものはいない島 北センチネル島
インド領のアンダマン諸島の中の一つの島である北センチネル島は、センチネル語を話すセンチネル族という先住民が50~400人ほど暮らしていると考えられています。
というのも彼らは外部とのかかわりと一切拒否しており、非常に攻撃的であるためアンダマン・ニコバル諸島自治政府も関わるつもりはないようです。
2004年におこったスマトラ島沖の大地震の際に救援物資を輸送しようとしたヘリに対して矢を放ってきたという記録が残っています。
また、2006年にカニの密漁をしていたインド人二人が居眠りをして北センチネル島に流れ着いてしまい、殺されております。
さらにその遺体を回収しようとしたインド政府のヘリに対しても矢を放ったという記録が残っております。
いまだに噂が飛び交う基地 エリア51
アメリカのネバダ州南部にアメリカ空軍が管理している「エリア51」区域があります。長い間軍事機密の場所とされており、アメリカ国内においても様々な憶測が飛び交っていました。
UFOがあるといったうわさや、ロズウェル事件の秘密がある、または宇宙人がそこに住んでいるなどの噂がありましたが、2013年に軍事機密の解除がされてエリア51の元職員がインタビューでばっさりとそれらの噂を切り捨てました。
ここでは、旧ソ連への軍事機密の漏えいを恐れたアメリカ軍が作った施設であり、無人偵察機やドローンなどの研究がおこなわれていたそうです。
軍事機密は解除されたものの、軍事施設であることにかわりはないので、現在でも一般人は立ち入ることはできません。
悲しい歴史の眠る島 ポヴェリア島
イタリアのヴェネツィアにある小さな人工島です。
14世紀にペストが流行した際に患者すべてをこの人工島に隔離されてしまいました。隔離病棟とはいっても、治療のすべがない為、ここに収容されるとまともな治療を受けることなく死ぬ運命にありました。
そのような状況が1793年まで行われた記録があります。
20世紀初頭にはイタリア政府により精神病棟が設置されましたが、その閉鎖性ゆえに医者が人体実験を行っている、ペストで死んだ亡霊を見た、患者が拷問を受けているといった黒いうわさが続き1968年には閉鎖となりました。
そのような歴史から、幽霊等の不可解な現象が起こる土地であるとたびたび報告されるようになり、現在はイタリア政府によって立ち入り禁止区域となっております。
行けないといわれると行きたくなる!
さて、今回は一般人は立ち入ることが出来ない場所をご紹介しましたがいかがでしたか?
駄目だといわれると入りたくなるのが人間の性ですが、あまり無理をすると危険ですので、こうやって画像を見て、いろいろと想像をめぐらすだけにしておきましょう。
世界にはまだまだ謎がいっぱいです!