これはノマドワーカーだけでなく、フリーランスにも当てはまりますが、時間の自由度が高いことも魅力です。そして「これがしたい」と思ったら、すぐに実行できるのも大きなメリットのひとつですね。
ノマドワーカーのデメリット
ノマドワーカーのデメリットのひとつに収入の不安定さがあります。例えば、企業で働いていると倒産やクビにならない限り、一定の収入が保証されます。しかし、ノマドワーカーはそのような保証が一切ありません。クライアントから「いらないよ」と言われると、収入はゼロになります。
二つ目に年金が高いことが挙げられます。会社ですと「厚生年金」に加入させられるので、ある程度、会社が保険料を負担してくれます。しかし、ノマドワーカーを始めとするフリーランスは「国民年金」になりますので全額を負担しなければなりません。結構、これがイタイのです。
ノマドワーカーに必要な持ち物と環境
まずは丈夫なノートパソコン、ノートパソコンを入れるための専用の袋、快適なWiFi環境が必要です。特にWiFi環境はあなたのビジネスの効率性を大きく左右します。必ずWiFiが利用できるホステル、ホテルに宿泊しましょう。資金に余裕のある方はポケットWiFiを持参するといいですね。
極端に書けば、以上の3つがあれば仕事ができます。旅行記事を書く際には上記の3点+高性能のカメラ(ミラーレス or 一眼レフカメラ)が必要です。
ノマドワーカーに向いている人
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ノマドワーカーに向いている人は向上心があり、自分の生活をきっちりとコントロールできる人です。ノマドワーカーは上司がいないため、自分で仕事や生活をコントロールしなければなりません。一歩踏み外すと堕落してしまいます。そのため、自分をコントロールできる力がどうしても必要です。
また、どの職業にもいえることですが「健康」が何よりも大切! 医療代は確定申告の控除の対象にはなりますが、結構痛い出費です。丈夫な体があってこその労働です。これらの要素を兼ね備えると、ノマドワーカーとして大成すると思います。
最後に
私自身、ヨーロッパ3ヶ月旅行の際に「プチノマドワーカー」をやりました。旅の経験を記事にして原稿料を頂く内容です。ところが、思っていた以上に続けるのが難しいです。旅で疲れていると、どうしても仕事が進みません。
また、誘惑物を断ち切って集中するのも大変でしたね。それでも「旅をしながら働く」という貴重な体験は今の自分にとって、貴重な財産となっています。