ライター
古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年生まれ。「日々に小さなときめきを」をコンセプトに旅先や日常の美しさを切り取るフォトグラファー・物書き。三度の飯より猫が好き

 3日目:1日100人限定の島とクジラとわたし

迎えた3日目は、8:30という驚異的な早い時間帯から、またもや「竹ネイチャーアカデミー」さんにお世話になり1日100名しか出入りすることのできない島「南島」に上陸するツアーに参加! お天気が良ければイルカと泳ぐツアーにも参加したかったのですが、この日は見送り。

お天気のせいで船もめちゃめちゃ揺れるので(でも頑張って船長さんが出してくれた)、もはやこれだけでアトラクションのよう!

途中、イルカやウミガメの姿も見えました。ちょっと沖にでるだけで、アイドル生物に出会えるなんて、本当に素敵な島。写真は必死でシャッターを切ったイルカたち。

AM9:00 南島に到着

船で揺れること30分ほど。南島に到着しました。島の周りは水の流れが嘘のようにおだやかで、透き通っています。上陸のためには、岩をのぼっていかなければならないのでハードルが高いのですが……

頑張ればこんな景色に出会えます。ちょっと言葉にならないくらい、めっちゃ美しいです。写真じゃ伝わらないのが、残念なのですが……。

ちなみに南島には、以下の独特のルールが定められています。

  • 東京都自然ガイドが同行しないと上陸できない
  • 定められた経路以外は利用できない
  • ガイド1人が担当する利用者数の上限は15人まで
  • 一日あたりの最大利用者数は100人まで
  • 最大利用時間は2時間まで

どれも南島の豊かな自然を守るための決まり。オンシーズンは事前予約がオススメです。

島の海岸には、1000〜2000年前に絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石がたくさん転がっています。どれくらい転がっているかと言うと……

足元だけでこんなに。つまり1000年〜2000年前は、これだけの密集率で生息していたってことですよね。ひええ……

お天気悪くて悔しいですが、曇っていても美しい扇池にはしゃぐ大人。

そしてはしゃぎすぎて奇行に走るツレ。

PM13:00 父島町さんぽ

ツアーから戻ったのちは、マーメイドカフェさんで、島塩キャラメルフラペチーノを注文してみました。疲れた体に、やわらかい甘さがめっちゃ沁みます。

このフラペチーノ片手に、島の中をふわふわ漂ってみました。

この時間になって、やっと少し晴れてきた。晴れると一気に空が広くなったような、島ならではの空気感に包まれます。

買おうかめちゃくちゃ迷った、島のサンダル「ギョサン」。欲しい色がサイズ合わずに諦めてしまったんだけど、今でも密かに欲しい(笑)

足元に目線を落とすと、究極にかわいいマンホールが。

偶然見つけた看板。距離感がすさまじい。町中には、カフェやおみやげ屋さん、雑貨屋さんもちらほら見られ、午後〜夕方にかけてたのしくお散歩ができました。

PM15:30: 船に揺られ、竹芝客船ターミナル

最終日、あっという間の滞在。新おがさわら丸を追いかけて、いくつもの船がお見送り。デッキに出ているお客さんたちも、一生懸命に手をふります。

「また来いよ〜!」と大きな声をあげながら、海へダイブするこのお見送りスタイルは、心にぐっとくるものがあります。「さよなら」ではなく「またね」。1度小笠原を訪れると、何度も訪れたくなってしまうのは、この暖かさがあるからこそなのでしょう。

最後は小笠原村観光局の根岸さんと一緒に、記念撮影をパシャリ。こうして、弾丸小笠原諸島(父島)のツアーは幕を閉じたのでした。

小笠原諸島は、弾丸でも楽しめるけれど

ここだけにしかない自然やアクティビティが、存分にたのしめる場所、小笠原諸島。正直今回のような弾丸旅でも、満足度はとても高かったです。ですが、やはり最後のお見送りで触れた、島のひとたちの暖かさをもっと肌で味わうには、どうしても3泊4日では足りないのが事実。
この島の魅力は、こんなものではないのでしょう。

次回はゆっくり、1ヶ月ほど腰を据えてみたいと感じました。

ということで、一言で言うと本当に「最高」な島なので、国外めぐりも、国内めぐりも少し飽きちゃったな……って方は足を運んでみると楽しいかもしれません。まだ知らない世界の魅力が、味わえると思います。

それでは♪

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古性 のち フォトグラファー / 物書き

1989年生まれ。「日々に小さなときめきを」をコンセプトに旅先や日常の美しさを切り取るフォトグラファー・物書き。三度の飯より猫が好き

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