3. ベトナム市場(通称)
本島中部の沖縄市にある東南植物楽園の裏手あたり。基地の間を縫うような細い道路を抜けて行くと、突如として現れる無数の露店…。
こちらが沖縄一のハードコア市場になります。正確に言うと、ここは市場ではなくただの道路です。軍用地と民地の間にあり、管理がひどく曖昧になっている様子。
いつごろからか不明ですが、地元の人達が集まって不用品を売り出したのが始まりとか。売っているものは本当に様々で、日用雑貨や家具家電はもちろん、怪しげな軍用品・骨董品から、
果てはパラシュートや便器まで。
カオスという意味では右に出るものはいません。飲み食いもバッチリできますが、衛生的には全く保証できないのであくまで自己責任で…。
だいたい天気のいい土日は毎回行われているとのことです。
オキナワンソウルに会いに行こう!
古来より大国の板挟みに会いながらも、その立場を逆手にとった交易によって栄えてきた沖縄。そんなタフな精神の現われが、地元密着型の市場にあるのかも知れません。
青い海やおいしい料理もいいですが、この夏は市場めぐりに挑戦してみてはいかがですか?