こんにちは、沖縄にはまっているmisakiです。全国的に寒さが増しつつある10月ですが、沖縄の10月上旬頃はまだ夏を満喫できるみたいですね。旅費も比較的安く、台風のピークも過ぎているので狙い目のシーズンだと思います。
大好きな沖縄にいますぐ飛んでいきたい気持ちをおさえながら、体験したいこと別におすすめの沖縄の離島をピックアップしました。離島を訪れるときの参考になれば嬉しいです。
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沖縄の離島はいくつあるの?
沖縄県に点在している島は160島。内訳は有人島が47島、無人島が113島です。有人島の中でも、沖縄本島と橋などで連結されている11島は離島とならないようで、沖縄県の有人離島は37島となります。
ひとことで離島といっても、食も違えば文化も出会える景色も変わってきます。
この島はどんな特徴があるんだろう、どんなことに出会えるんだろうと、訪れるたびにこの場所ではこうなんだ!と発見があってたのしいです。沖縄名産の「黒糖」も、島によって味が異なるのでおもしろいですね。
それでは、まだ全ての離島に足を運んだわけではないのですが、訪れた中で思い出に残っている離島を、楽しみたいこと別に紹介していきたいと思います。
景色もグルメもたくさん欲張りたい
八重山諸島への拠点となる「石垣島」
航空券のセールが発表されたら、まず抑えたくなる石垣島へのチケット。石垣島を楽しみつつ、拠点にして八重山諸島の離島に行けるからです。
リゾートホテルやお手頃な価格のホテルまで選択肢が多いですし、移住した方がはじめたおしゃれなお店や、絶景を堪能しながらたのしめるカフェなどが多いので、離島でのあれこれを欲張りたい方にはぴったりだと思います。
時間があれば、他の島にも足を運んでみてください。竹富島までは、片道10分ほどでアクセス可能です。
石垣島の絶景スポットは川平湾が有名ですが、わたしの一押しは「明石パラワールドテイクオフ場(他にも呼び方あり)」です。離島好きの人に教えてもらったのですが、本当に観光客がいなくて穴場ポイントでした!
パラグライダーの発着場で、もちろん飛行している人がいたら邪魔にならないように端に寄りますが、目の前に広がる景色をひとり占めできる最高の場所でした。
石垣島には夕日スポットもたくさんありますが、フサキビーチで見た夕日が忘れられません。
ここは、「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」前のビーチなのですが、宿泊していない人も利用可能なのです。
「宮古島」のミヤコブルーに多くの人が魅了される
リピーターや移住者も多い宮古島。なんといっても、下地島空港の17ENDや与那覇前浜ビーチで目にする「宮古ブルー」のうつくしさに心を奪われてる人が多いのではないでしょうか。
伊良部島、池間島、来間島までのドライブ中も、視界に入ってくるブルーの景色が最高に気持ちいいですよね。伊良部島の海岸沿いには、リゾートホテルやヴィラがいくつか建設中で、観光地化がどんどん進んでいるようでした。
宮古島の食材をつかったカフェに行ったり、日本最大級のサンゴ礁群、八重干瀬(やびじ)でシュノーケリングツアーに参加するのもいいですね。
沖縄の原風景を楽しみたい
静かな朝を体験してほしい「竹富島」
わたしが離島好きになったきっかけの島が、竹富島です。心に余白ができるほど穏やかな気持になった思い出の場所で、何度でも訪れたくなります。
道端では水牛が優先になります。
竹富島は日帰りで訪れる人が多く、夕方頃から翌日の朝は観光客が少なくなり静寂に包まれます。島にはサンゴの砂が道にひかれており、島の人は朝方に道を整えるために道をはきます。
静かな朝に響くその音、花開く前のハイビスカスの姿を見ながら、早起きして散歩するのがおすすめです。
ダイナミックな自然に癒やされたい
琉球王朝の歴史を感じる「伊平屋島」
沖縄県の最北にある有人離島が、伊平屋島です。沖縄本島北部の運天港からフェリーに乗って約80分でアクセス可能です。
島には、念頭平松とよばれる天然記念物や、全国に広がる「天の岩戸伝説」が残っているクマヤ洞窟があったり、歴史あるワイルドな景色に出会えます。
また、伊平屋島から橋で野甫島に繋がっているのですが、この野甫大橋から見る海がまたうつくしかったんです!
透明度が高いので、カラフルな熱帯魚が泳いでる姿も橋の上から確認できました。光が差し込んできらきら揺れる水面はいつまででも眺めていたくなります。
島の人達は、夕方ここで釣りをするのが習慣なのか車が停まりたくさんの釣り竿が並んでいました。
日本で最後に夕日が沈む場所「与那国島」
いわゆる南の島のイメージとは違って、ダイナミックな絶壁が多い日本最西端の与那国島。
ヨナグニウマに出会える東崎(あがりざき)は、与那国島を象徴する場所だと思います。何にも縛られることなく自由に動き回るヨナグニウマたちがまたかわいい。
謎に包まれている海底遺跡や、ハンマーシャークの群れに会えるなど、ダイバーにも人気の場所です。
うつくしい海が見たい
もはや、どの場所もとてつもなく綺麗な海が見れるのですが、とりわけ感動した場所がこちらです。
橋の上から眺める景色は感動そのもの「慶留間島」
ポストカードの写真みたいなこの場所は、慶留間島の慶留間島から撮ったもの。写っているのは慶留間中学校ですが、近くにこんな海があったら勉強どころじゃない気がします。
島の子たちはこのうつくしさがあたり前なんだよなぁ…。
ここに来たら、ゆったりとした時間を感じながら、くまのプーさんのように「何もしない」をするのがいちばんです。
これぞケラマブルー!「阿嘉島」
阿嘉大橋からみた海も、声を失うほどのうつくしさでした。ウミガメが泳いでいることもあるんだとか。ウミガメには会えなかったけど、エイの姿は目視できました。
さまざまな「◯◯ブルー」がありますが、わたしはケラマブルーが今のところ大好きな「ブルー」です。
北浜(にしばま)ビーチでは、透明度の高いビーチでシュノーケルを楽しめますよ。
また、阿嘉島では天然記念物のケラマジカに出会えることも。集落に突然あらわれたり、砂浜を歩いていたりするようです。
アクティビティを楽しみたい
ビーチアクティビティを楽しむなら「座間味島」
ここはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2つ星がついた、古座間味ビーチです。透明度の高いビーチではシュノーケリングはもちろん、ダイビング目当てで訪れる観光客も多いそうです。
また、ウミガメと出会えることもある阿真(あま)ビーチにもぜひ行ってみてくださいね。ウミガメと一緒に泳げるかも知れません。
座間味島には展望台が多くあって、そこから眺める開放的な景色にも癒やされます。中でも気に入ったのが神の浜展望台。
ちょうど机もあって、こんな場所で毎日仕事ができたらなんて幸せか…!と思うぐらい見晴らしが良かった場所です。
島の展望台をめぐって、お気に入りの場所をみつけてくださいね。坂道も多いので、座間味島はレンタカーでの移動が便利です。
行ってみたい島はありましたか?
これまで訪れたことがある沖縄の離島を調べてみると、まだ15島でした。37箇所すべて回るのにはまだまだ時間がかかりそうです。
世界遺産に登録された西表島も行きたいし、映画『洗骨』の舞台になった粟国島も行きたい。最南端(波照間島)、最西端(与那国島)、最北端(伊平屋島)は訪れたので、最東端の北大東島は絶対に行かないと…!
All photos by Misaki Naka