無数の鬼瓦が怖すぎる…!
photo by Tomomi Kita
洞窟内には鬼の顔をした瓦が無数に置いてあるスポットも。暗くて冷んやりした洞窟内に突然こんなに謎の瓦が出てきたら、百戦錬磨のネコソフォンでもビビります。思わず2人で「うわっ!」と声をあげたのはここだけの秘密。
この鬼瓦は、2013年の瀬戸内国際芸術祭で作られたものだそう。香川県内の中学生約3000人が制作に挑み、鬼ヶ島大洞窟の中と外など周辺に展示されています。
photo by Tomomi Kita
まるで無数の鬼が迫り来るかのような…恐ろしい光景!
鬼大将の会議や監禁室も…!?
photo by Tomomi Kita
いよいよ姿を現した鬼大将と子分たち!どうやら会議の真っ最中なご様子?鬼大将が持つ酒盃の中には小銭がチラリ。私もお供えすれば無事に洞窟の外へ見逃してもらえるかもしれません。
いい大人とはいえ、心は永遠にか弱い女子。ええ、もちろん私も命が惜しいですからね、お供えしま……せん!鬼大将、覚悟ーっ‼︎
photo by Tomomi Kita
…鬼たちが婦女子をさらってきて監禁した秘密の部屋。鬼たちが婦女子をさらってき…(以下略)ごめんなさい、やっぱりお供えします!させてください。ええ、お願いします。
監禁室には監禁された婦女子の変わり果てた姿があるとか、ないとか…。信じるか信じないかは、あなた次第です。
出口付近にある「亀の甲天井」は圧巻!
photo by Tomomi Kita
危うく監禁されるところでしたが、鬼大将に最大限媚びを売ることで難を逃れた筆者。鬼退治も終盤戦、いよいよ出口か?とさらに奥深くへと進むと、天井の高い空間へ抜けました。看板には「亀の甲天井」の文字が。
photo by Tomomi Kita
まるでゴジラの背中を思わせるゴツゴツとした岩が天井や壁を覆っています。きっとこれは、ラスボスが近づくにつれてステージがどんどんおっかなくなっていく現象と同じなのでは?崩れて閉じ込められたりしない?
もはやのんきに入り口でピースしていた頃の自分が懐かしいです。この先に一体何が待ち受けているのか?私たちは無事に鬼退治をして洞窟を抜けられるのでしょうか?!
笑顔の桃太郎と鬼…めでたしめでたし?
photo by Tomomi Kita
亀の甲天井を後にすると、一枚の大きな絵が!桃太郎の鬼退治…これにて終幕?どうやら筆者が鬼大将に媚びを売っている間に、桃太郎はしっかりと鬼退治をやってくれていたようです。
photo by Abe saxophone
なぜか笑顔で握手を交わす鬼と桃太郎。そして便乗する私。壮絶な戦いを経て、お互いの力を認め合えたということでしょうか。これから共存という平和への道を歩き出すんですね、めでたしめでたし。
コテンパンにやられたにも関わらず、桃太郎に満面の笑みを見せる鬼大将、なんて器が大きいんでしょう!一生ついていきます!桃太郎、あんたは白光りしすぎてホラーだよ。
photo by Tomomi Kita
最後は笑顔の鬼たちに見送られ、私もルンルン気分で出口へ向かいます。まるで何十人もの子分を従えた殿様のよう!無事に鬼退治ができて、和解できてよかったなぁ。いい記事が書けそう!るんるん♪
…あれ?ネコソフォンの気配がありません。「ネコソフォーン?」
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「ぎぃやぁあああああああ!!!!!」
おや?相棒のネコソフォンが何かを見つけたようです。「なになに?脅かさないでよ〜!もう出口なんだから、そういうのいいって〜!」なんてのんきに相棒のところへ向かう筆者。そこには…
まさかの巨大鬼大将登場〜〜〜!!
photo by Abe saxophone
「ぎぃやぁあああああああ!!!!!」
ただでさえ暗くて冷たくて雰囲気だけでも怖いのに、最後の最後に一番巨大で恐ろしい鬼大将(第二形態)を待機させておくなんて!ここは新手のお化け屋敷か何か!?
それ以上に何が一番こわいって、私の前髪〜〜〜!キメ写真で「くるんっ」はやめて!一生ついていきますから、鬼大将もう許してー!
さぁ、あなたも鬼退治の旅へ!
女木島…別名”鬼ヶ島”にある「鬼ヶ島大洞窟」、いかがでしたか?いろんな意味でやばかったですが、小さい頃に本やテレビで見た桃太郎の世界が本当に実在するなんて、筆者はワクワクしてしまい、胸が熱くなりました。
まだ鬼退治へ行ったことがないそこのあなた!ぜひ、桃太郎伝説の世界を覗きに女木島を訪れてみては?
・名称:鬼ヶ島大洞窟
・住所:香川県高松市女木町
・アクセス:
・営業時間:8:30〜17:00(最終入場は16:30)
・定休日:基本、無休
・電話番号:087-840-9055
・料金:500円
・所要時間:15分ほど
・公式サイトURL:http://www.onigasima.jp/