ライター

管理栄養士。3千人(1万件)以上の栄養カウンセリングのため日本を駆けめぐってきたが、2017年7月より舞台を世界に拡げ、食と健康の学びの旅へ出発。各国から世界の食をお届けします。

プラハを一望できるレストラン

お腹いっぱいチェコ料理を堪能した翌日も、さらに美味しいものを求めに!眺めが最高だと評判の高いレトナー公園内にあるレストランへブランチをしに行きました。

Hradčanská駅から公園の中を歩いて10分ほどのところにあります。

フードカーで軽食やコーヒーが売られていたり、イベントも開催されたりしていました。

公園の奥まで歩き進めると、まるでお城のようなレストラン!!ここが、テレザご主人の勤めているレストラン「Hanavský pavilon」です。

ウエディング会場としても使用されているようで、内装も高貴な雰囲気です。

そして、このレストランの最大の魅力とも言えるのが、プラハの街並みを一望できること!!

日本でも有名なモルダウ川として知られるヴルタヴァ川に架かる、プラハ最古の橋「カレル橋」も眺めることができます。

友人に連れられるまま、なにも知らずに着いた私はその絶景に驚きを隠せませんでした。これを見るためにレストランに来る人も少なくないことも納得できました。

優雅で美しく、圧巻の街並み…!!写真だけではなくぜひ実際来て感じてもらいたいです!夜景もとても綺麗だそうなので、次はディナーで訪れたいと思ってます。

チェコ美人がいつも決まってオーダーするメニューとは

絶景を楽しみつつ、この日のブランチはレストラン一押しメニューではなく、テレザがいつも食べているものをお願いしました。というのも、学校でもひと際目立っていたスレンダーなテレザの、美の秘訣が知りたかったのです。

テレザが注文したのは、きのこのポタージュと温かいチーズとバジルソースのサラダでした。

ポリフェノールたっぷりの赤ワインを飲みながら、同じものを食べ、テレザと一緒のペースでとてもゆっくりといただいていると、食いしん坊の私もなんだかお腹が満たされてきました。

指導歴8年の管理栄養士が分析する美ポイントは、3つ。

1.食事のはじめに温かい料理で代謝アップ

温かいものをとって代謝を良くすると消費量が上がります。テレザは夏の暑いときにサラダをよく摂るとのことでした。

寒い時期は温野菜などの温かいものを積極的に摂り、身体を極力冷やさないことも重要です。

2.食物繊維の豊富なきのこや野菜を使った料理でお腹を満たす

ダイエットの味方である食物繊維は、野菜・きのこ類でしっかり補うことが大切!さらに、他の食品に比べ低カロリーでもあるので、かさを増して満腹感を得ることができます。

3.ゆっくりよく噛んで食べることで満足感アップ

満腹だと感じるには、食事をはじめて20分かかるといわれています。

早食いは太るといわれているように、脳(満腹中枢)が満たされていないまま食べ切ってしまうと、さらに注文をしたり、おかわりしたくなったりと余計な欲求が起きますので、ゆっくりとよく噛んで、満腹中枢を満たしてあげることが大切です。

また、今回の食事では主に乳製品がたんぱく質源でした。ダイエット中でもたんぱく質はしっかり摂りたい栄養素。ただし、ヨーロッパの方がよく摂る乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)は、体質に合う・合わないがあります。

特に脂肪分の高い乳製品を摂り過ぎると、コレステロールが上がったり、体重が増えたりすることもありますので、その場合は大豆製品や魚介類などに置き換えましょう。

日本語でジョークも言えるマネージャーと幸せオーラ満載の家族

ウエディングでも使われるレストランですが、カジュアルにも使えますので、プラハ観光の際には自信をもっておすすめします。

こちらのレストランは、日本人観光客の方も多く来るそうで、日本語のジョークでいつも笑わせてくれるマネージャーが待っています。場所はこちらのGoogleMAPをご確認ください。

可愛すぎる子どもたちと美人ママもときおり訪れるそうなので、運が良ければ、子どもたちが張り切ってウエイターをやっている微笑ましい姿が見られるかも♪

幸せ溢れる友人ファミリーとともに、チェコ料理を堪能してエネルギーチャージし、世界一周の旅はまだまだ続きます!

次回もヨーロッパの食についてローカルな人たちと過ごして得られた情報をお届けしますね。世界一周管理栄養士のJUNでした!

All photos by 波多江淳子

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管理栄養士。3千人(1万件)以上の栄養カウンセリングのため日本を駆けめぐってきたが、2017年7月より舞台を世界に拡げ、食と健康の学びの旅へ出発。各国から世界の食をお届けします。

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