パスポートにある査証欄の増補がなくなる?
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ビザや入出国スタンプは査証欄に押されてきました。査証欄が少なくなると、ページを追加する「増補」で対応。分厚い査証欄は旅人の間で自慢のネタでした。ところが、政府は「増補」を廃止することを検討しています。
理由は偽造・変造防止を高めるためです。「増補」廃止後に査証欄が切れたら、残りの有効期限だけ使える新しいパスポートが支給されます。査証欄が少ない旅人は今後の情報にご注意ください。
一方、日本の出入国審査場でもスタンプが押されない自動化ゲートの導入が進んでいます。ビザもインターネットを通じた申請にシフト。今後、査証欄が使われるケースは減っていくのではないでしょうか。
どう変わる?今後の日本のパスポート
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ニュースなどで「日本のパスポートは最強!」というタイトルを見たことはありませんか。
ビザなしで入れる国・地域数に基づき、各国のパスポートを比較すると、日本のパスポートは世界トップクラスに位置します。今後も日本の評判がガタ落ちしない限り、日本のパスポートはトップを維持すると思います。
今回紹介したようにパスポートにまつわる制度は変化しますが、パスポートの形態は従来どおりでしょう。アメリカでは特定地域に使えるパスポートカードがあります。日本もアジアで使えるパスポートカードがあればいいのに……と思うのは筆者だけでしょうか。
とにかく海外旅行において、命の次に大切なモノはパスポート! パスポートは大切に取り扱いましょう。パスポート取得は日数に余裕を持たせることが大切。また、今後のパスポートに関するニュースにご注意ください。